<国内女子ゴルフツアー:ワールドレディース・サロンパス・カップ>◇第1日◇5日◇茨城GC西C(6680ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2400万円)
新世紀世代(01年度生まれ)の山下美夢有(20=加賀電子)が午前組で8バーディー、64をマーク。14年大会の勝みなみらが記録した大会コースレコード65を更新した。
「プレーが終わってから知りました。本当に自信になります。1番良かったのは(アイアンの)距離感が良く、それがパットにつながってくれたと思う」。
12番パー5の第3打、残り126ヤードを9番アイアンで20センチにつけたのを筆頭に、8バーディー全部がピン5メートル以内のチャンスにつけたもので、堂々とコースを攻略してみせた。
先週まで出場3戦連続で予選落ちした。コロナ禍で20年の“開幕戦”になったデビュー戦アース・モンダミンカップからの3戦連続に並ぶ自己ワーストタイ。「気持ちを切り替えて、スイングリズムだけ気をつけて」。ドローヒッターだが、出球から左に出て球が低く、グリーンに止まりにくくなっていたことを、トップでためを意識することで修正した。
今週は大阪から家族が応援に駆けつけている。この日は母有貴さんの46歳の誕生日だった。昨年は靴を贈るなど毎年何かプレゼントを渡している。今年は「アクセサリーとかにしようと思うんですが、まだ勝ってないんです」と苦笑いしたが、目の前でビッグプレーを見せたことが何よりの贈り物になる。
同期の存在は気にしている。昨年全米女子オープンを制した笹生優花、今季7戦4勝と大ブレーク中の西郷真央とは仲がいい。同時によく「ライバル」と口にする。「私は私で自分のプレーをしっかりすること」。11~12アンダーと予想する優勝スコアに対し、1日で3分の2まで到達。「今日がノーボギーだったので、残り3日もノーボギーでいけたらいいですね」。昨季86ホール連続ノーボギーのツアー記録を樹立した。初の国内メジャー制覇へ、山下はミスなく堅実に歩みを進める。
以上、日刊スポーツ
山下みゆう頑張って優勝してもらいたいのですが、3日目、4日目と2日間あり、優勝争いは、稲見-5、安田-6、青木-6と3日目やっています。山下は3打リードしており、-9の成績です。(4H時点)
今12:30 雨が降り出しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます