先日、息子の小学校で「学習発表会」がありました。
息子は毎日、練習していた歌や踊りの発表をしたのですが、高学年の児童は、
はっぴにねじり鉢巻をして、和太鼓の演奏をしていました。
気合の入った演奏は、小学生と謂えども、大人顔負けの妙技でお腹に響くような
見事なものでした。
小学校でもこのような伝統技能を保存していこうとする活動をしているのだなあと思いました。
それからしばらくして、テレビの「和風総本家」で巨大な大太鼓の製作工程を取材していました。
樹齢200年、長さ6mの楠の木を刳り貫いて太鼓の胴体を作ります。
そして、その胴体の内側を「波動扇状彫り」と呼ばれる技法で加工していきます。
そうすることで、低く広がりのある音の太鼓になるそうです。
伝統技法を守る技法は、このような見えないところにも決して手を抜かない匠の技が使われている
と思いました。
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