先日、日本伝統工芸展京都展へ行った時のこと。
入り口で、展覧会に冠する図録や関連書籍なども販売されていました。
そこでは、購入しなかったのですが、多くの書籍には、「木工芸には、主に三種類の工芸技術がある。」といった内容のことが明記されて
いました。
今回は、簡単に、その技術について、ご説明します。
まず、「刳る(くる)}ですが、刳り貫くといった意味で、工具などを用いて、銘木の材料を刳り貫いたり、削ったりしながら作品を仕上
げていくという技法です。
例えば、菓子盆などがそのような手法が施されます。
次に、「挽く(ひく)」ですが、この技法で作られたものは、「挽きもの」などと呼ばれます。
ロクロと呼ばれる旋盤に銘木の材料を固定し、ノミなどの工具を押し当てながら、丸く削り取っていく手法です。
丸いものを作る時には、この技法は、本領を発揮します。
なかなか出来る匠も少なく、「銘木工芸の王道」と呼ぶ方もいます。
当店では、ボールペンやシャープペン商品にこのような技法が施されています。


このような技法を操ることにより、銘木工芸品と呼ばれる名品たちが生まれます。
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