【工芸品ショップ 泉亀(いずかめ)】の店主のブログ

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「指す。」

2016-11-25 10:00:00 | 銘木の豆知識と匠の技

銘木工芸品を作る上で、よく用いられる技法にこの「指す」というものがあります。




「指す(さす)」技法によって生まれたものは、「指物(さしもの)」とも謂われます。




主に四角いものや箱型のものを作る時に、この技法が用いられます。











銘木で箱型のものを作る場合、ほとんどが釘などの金具は用いません。




ではどのように繋ぎ合わせるのでしょうか?




まず、繋げる銘木の材料にそれぞれ、ほぞと溝を作ります。そして、それらを繋ぎ合わせて固定します。





そうして加工することで、ほとんどつなぎ目が分からない美しい作品が間性します。




黒檀や紫檀といった唐木を使った「唐木指物」という伝統工芸も存在します。




当店では、指物技術を得意とする匠が仕上げた木製バッグやアクセサリケース、小物入れなどをご提案しています。






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