路線バスでの出来事

休みを取って用事を足しにバスに乗っていた時のことです。恐らく香港辺りからの観光客でしょうか、若い女の子3人が西町で降りるようです。
バスの運転手さんは英語が出来、運賃の説明と料金が足りないのを説明し、センキューべリマッチと流暢にしゃべっていました。女の子たちは降車し、バスが発進して信号待ち状態だったのですが、降りた女の子の一人がバスのドアを叩きました。何事かと運転手さんはドアを開けましたが、中に入りたいらしく、もう発車してしまったのでＮｏといいましたが、バス内に勝手に入って来ました。中に忘れ物をしたらしくスマホのようでした。ですがバスは2車線の右側路上に入っていたので、そのまま停車しているわけにもいかかず発車してしまいました。女の子はあわてていましたが、運転手さんは「チョコレートファクトリー？」と聞くとそうだと頷きました。次の停留所の宮の沢バスターミナルに入る前に、途中の路地が安全に降りれる場所と判断し、そこで女の子を下ろしてあげました。
とっさに安全を確認し、どこに行くのか尋ねるなど、機転の効いた対応だったと思います。
路線バスにも海外の観光客が乗ってくるようになったんだなぁと思いながら、英語を勉強している運転手さんに拍手の一幕でした。
写真はその時座っていた左座席の車窓から撮影したもので、ちょっと印象に残った出来事だったのでアップしましたけど、なんだかさっぱりわかりませんよね。アイム　ソーリーです。


（記事：2017年7月　Update：2018年3月）