本革：手縫い：スマートキーケース・タイプD：試作４

昨日、染色した革が乾いたので、今回はより実商品に向けた試作品作りをしようと思い、



トコフィニッシュで裏面も処理し、



パーツを切り出し、



コバ（切断面）も染色。



穴を開けて、





縫って、





完成～♪。

出来上がった作品を見るに、型紙はOK。

後はベルト部分に付けた裏張りの長さ調整と、凸ボタンの設置位置の調整で商品になりそうです♪。

本革：手縫い：スマートキーケース・タイプD：試作３

先程、記事にした作品の修正点を考慮し、再び型紙から試作です。

主な変更点は３つ。



まずはポケットの深さの修正。

少し深すぎたので浅くしました。



２つめは反対側の薄口ポケットの深さの修正。

本体ポケット側と左右対称にするための措置です。



そしてベルトの幅変更。

今回は十分縫い代が取れるよう、かなりワイドにしてみました。

・・・で、



新しい型紙が出来たので革の染色。

今回は１つめとの違いが一目で分かるよう本体を紫に、そしてベルトを少し茶色掛かった黄色にしてみました。

この配色には実は別の目的もあって、このデザインには向かないのですが試してみました。

さぁ、今度はこのくらいで乾くでしょうか・・・。

本革：手縫い：スマートキーケース・タイプD：試作２

昨日は雨だったせいか、あるいはそういう季節になってきたせいか、染めた革の乾きが悪く、作業を進めることが出来ませんでした。

・・・というわけで、今日になって作業を再開。

まず行ったのは、



ポケット部分の型紙の修正。

ボールチェーンを通した時にポケットと干渉しない為の切り込みを入れ忘れていたので、カットしました。

コレは革を切る前に分かった修正点。

・・・で、



こっちは革を切ってから気付いた修正点。

この画像では分からないのですが、



裏から見ると、二枚重ねにして補強したボタン部分の穴が大きいため、縫い代が無くなってしまいました。

・・・なのですが、試作なので作業を進めます。

・・・というわけで、



革をパーツごとに切り出し、



穴を開け、





縫って・・・、





完成～♪。

出来上がった物を既存の作品（タイプAなど）と比べると、上記の修正箇所の他にも型紙から作り直す必要があるパーツが幾つかありそうです。

やっぱ、試作って大事ですね。

本革：手縫い：スマートキーケース：タイプD：試作開始

しばらくの間、ミシンの練習がてら、合皮で作品作りをし、ミシンのセンスが私には不足しているため、



手縫いでこんな感じの作品を作っていたのですが、

この度、三枚目となる本革（ヌメ革タンロー・半裁）を仕入れたので、さっそく新商品を開発するべくスマートキーケース・タイプDの試作を始めました。

・・・というわけで、



今回はこんな感じの物を作ろうかと・・・。

・・・で、



型紙を作り、



染色。

今回のデザインは本体とボタン留めのベルトを色分けし、ツートンカラーの作品にする予定です。

というわけで、試作版は本体を薄茶、ベルトを濃い茶に染めてみました。

これで型紙の調整が出来たら、いろんなカラーバリエーションで作っていく予定です。


やっぱ私は、合皮より本革の方が作っていてワクワクしますね。

合皮も悪い素材では無いんですけどね。

掛かる手間と出来映えを考えると、本革の方が良いっす。