亀の歩みで

急がず、慌てず、IT文化を楽しめたらいいと思っています。

セルビアの理髪師 オペラ鑑賞

2007-07-05 11:16:31 | Weblog
≪セルビアの理髪師≫題名だけは知っていたオペラ。

若手を育てるというイタリア・スポレート歌劇場から来日
東京文化会館と大宮ソニックシティホールで公演予定だった。
初めて大宮ソニックシティホールへ出かけていきました。
もちろん上野の方が近いですが、同じ公演なのに鑑賞券の価格がずーっと大宮の方が低かったのです。
軽く夕食をとるのに主人がとても美味しいイタリアンがあると案内してくれ、主人はビール、私はトマトジュースと共に、かにソースがたっぷり入ったパスタを食しました。
勧めただけあって大変に美味しかったです。
ところで 来る前にジムで運動してきた主人。
オペラ鑑賞前に、ビールを飲んでしまうと、眠くなってしまうだろうに、何も考えてない。
注意したい気持ちをグッと抑えて会場に向かいました。
ホールはまだ新しくてとてもきれいでした。席もまあまあの場所で、ここを選んで正解でした。
音楽に無知な私は、インターネットで内容を調べて印刷するのですが、今回は何も調べず、内容は全く知らないまま鑑賞することになりました。
しかし、日本語訳が舞台の袖に電光表示され、歌っている内容が分かり大助かり。
ところが主人は案の定、隣で眠ってしまいました。
拍手の音に目を開け、一緒に手を打ちますが、また眠ってしまいました。
前半、殆ど眠っていた主人は、目が覚めた後半は、しっかり観ていてましたが、登場人物が分からないままでしたから 流れが分からず充分に楽しめなかったようです。
そういえば、昔、主人の赴任先の海外で、よくミュージカルを観に行きましたが、子育て奮闘中だった私は、薄暗くなったホールの中で、心地よい音楽が流れる時間は毎回のように、眠りに誘われていました。
「あぁ又眠ってしまった、残念だったぁ」と その度に思ったものです。
今回の主人も、さぞかし残念に思ったことでしょう。
昨年ワルシャワからの公演で≪フィガロの結婚≫を見ました。舞台装置が簡素でした。簡素すぎました。
これは、国力の違いなのかもしれないと思いましたが 歌が上手いとか下手とかではなくただオペラを観てみたいくらいの者にとって 舞台装置は目で楽しむことのできる鑑賞のひとつの要素でしたからとてもがっかりしました。
この点でも今回は満足することができました。