オブザベイションポスト

モータースポーツを中心に「ほ~んのちょっと」だけ、こだわりをもって。

タイヤでちょっと考えた

2007-02-18 01:02:51 | クルマ
去年3月に購入した6340号@ロードスター。8年落ちながら走行距離は約20,000km、全般的なコンディションは良好。しかし、特別仕様向けに奢られたと思われるミシュラン(Pilot系)もアチコチ風邪ひきまくって「とりあえずヤマが残ってるだけ状態」となっており、結構優先度の高い懸案事項のハズだったのです。すっごく近所(ロードスターを停めてある駐車場と同じくらいの距離)に黄色いカー用品屋があるんだからとっとと行かねば・・・と思いつつサボっていたのを、ようやく重い腰を上げてタイヤ交換に向かったのでした。

これまで、新車装着以外のタイヤは殆どダンロップかピレリを愛用していた私。モータースポーツ現役時代にベースにしていたショップのメインブランドだったからなんですが、永年の愛着があるのは確か。しかし約1.5H後、我がロードスターには、GOODYEAR EAGLE REVSPEC RS-02が装着されていたのでした。
何で突然グッドイヤー??

ま、端的に言えば値段がリーズナブルで在庫があったってコトでしょうかね。(何と単純、それでいいのかっ?!)
さらに言えばグッドイヤーって「アメリカンなタイヤ」の印象が強かったんですが、何と1999年にダンロップ(正確に言えば日本のダンロップである住友ゴム)と提携して、日本向けのラインナップの殆どは国内で(早い話がダンロップと提携して)造られてるんだそうで、それで印象が変わっちゃったのも要因としてはありますね。しかし、ダンロップがファルケンのオーツタイヤを吸収したのは知ってたんんですが、それより前にグッドイヤーともねぇ。。。

それを知ってから・・・
ダンロップのラインナップ(日本)
グッドイヤーラインナップ(日本)
ファルケンのラインナップ(日本)
を見比べて見ると、何だか似たようなパターンのがありますよねぇ。
例えば・・・
GOODYEAR EAGLE REVSPEC RS-02(今回装着)と
DUNLOP DIREZZA DZ101とか・・・

別の見方をすれば、いわゆる「本国」のラインナップは日本のラインナップとは大いに違うし、そもそもサイトの構成からして全く違ってて「ナルホドなぁ・・・!」と妙に感心したりしつつタイヤメーカーのサイトをウロウロしていた土曜の午後でした。(ちなみに、どこのサイトも見難かったですとっても)
グッドイヤーのトップ(米)
ダンロップのトップ(英)


イギリスの名車をルーツに持ち、アメリカで大人気のニッポン製のライトウェイトスポーツカーに、空気入りゴムタイヤを実用化したブランドと、初めて月を走ったタイヤのブランドと、ニッポンの財閥系企業のコラボによるスポーツラジアルタイヤが装着されることと相成ったワケですね。
お、奇しくも(間接的&部分的ながら)クルマもタイヤも「英・日・米三国同盟」でしたか!
う~ん!グローバルゥやなぁ・・・って、ちょっと複雑でもありますね。