高野山 裏参道から下界。
東日本大震災の慰霊碑。
迷わずみなさんいらっしゃっていますか。
秋には紅葉が一番美しい場所だとか。
第二次世界大戦で亡くなった方々が。
えっ???。本当に??
親鸞聖人のお墓?!。
こちらの参道は、現代の世界が広がっています。企業などの慰霊塔が。
新明和工業株式会社。前身は、川西航空機株式会社だそうで。
なるほど納得。
出て来たのは、中の橋・・・たぶん。
ここに来て、もう時間がないのと、方向が分らなくなっていたので、
目の前に来ていたバスに乗り込んでしまいました。
あ―、ここも、あそこも、これはここだったんだ。
と、逃したところがたくさんありましたが。
18:00過ぎのケーブルカーに乗れて・・・よかったあ。
欲をかかなくて。
これを乗り過ごすと、19:00近く、40分ほど待たなくてはいけなかったので。
これも、同行二人。そして、御廟で、欲深い自分の心を教えていただいて、
浄めてくださった、お大師さまのお蔭です。
行きも帰りもケーブルカーの中は人でいっぱい。
高いお山の上へ登って来たことを再度確認できた最後の眺めでした。
お堂の中へ入るたび、塗香で浄めていただいて。燈籠堂で般若心経の
読経をきかせていただいて、御廟の霊気で懺悔、慈悲を注いでいただ
いて。下界へと帰るこの時。なんともいえない静かな祈りにも似た
感謝の歓びの思いが心いっぱいに広がっていました。
さようなら 2015年の高野山。
だんだん、下界がはっきりと目に入ってきて。
こうして振り返ってみると、1200年の大法会には、
情報の得方が中途半端で間に合わず、
今更ながら本当に残念です。
こうやってきかせていただくと、高野山の声明衆は若々しく、透明感があり、
なんというか、身近に感じます。
救いは、この現世にあるんですよね!。
お寺を巡る京都、奈良、鎌倉。
お大師さまがご入定されている 高野山。
高野山のお山に、お大師さまがいらっしゃってくださるから、
私は、また、高野山というお山へ、行きたい。
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