明日晴れたら、、、

今日は雨だから、ゆっくり過ごそう。
明日晴れたら、、、ちょっとだけ頑張るかなぁ。

理学療法。

2006年04月15日 | 福祉・手続きのお話。
今日のバーちんは、とっても忙しい土曜日だった。
ゆっくり話をする暇がまるでなかったのよね。

以前の大学病院と大きく違うところが、土曜日もちゃんとリハビリがあるってこと。
いつも病棟のまわりには、療法士の先生達が沢山いて・・ソーシャルワーカーさんも患者さんと話をしに病棟に来てくれているってこと。

看護士さんが傷の手当てや、本当に穏やかな病棟。
廊下には、車椅子の患者さんが沢山いて・・談話室には言語リハを受けてる患者さんや、ソーシャルワーカーさんと面談をしている家族もいる。
本当に救急車の音がない病院て・・静か。

病棟全体がリハビリの場所。
でも・・残念なことに、当初想像していた、バーちんの友達は・・ちっとも出来ないみたい。
病室は・・身体を静かに休める場所。
まぁ・・一日中がリハビリみたいなものだから、ベットに戻った時くらいは静かに寝てるのもいいのだろうけれど。

でも・・でも・・なんだかやっぱり行く度に寂しそうなんだよね。
でもって、表情が暗いのが気になって仕方ない。
そりゃ・・半身麻痺になってしまったんだから、明るくってのが無理な話だとは思うけれど・・それでもやっぱり、以前の明るいバーちんが何処にもいないのが悲しい。

叔父夫婦が来てくれると言うので、いつもより一本遅いバスで病院へ。
一本遅いと言うことは・・一時間半遅くなると言う事なんだよねぇ・・。

三時半頃に病院に着いたら、バーちんは車椅子で玄関まで迎えに出てくれていた。
偶然、妹に電話をした直後に私と孫1号が到着したってことなんだけど。
バーちんは、ニコりともしない無表情。
孫1号の手を摑んで、立ち上がろうとしてた。
何だか・・また頭の中が混乱してるみたいで、眼球がかなり揺れていた。
「危ないから・・もうしばらく我慢しよう~」
車椅子から腰の上らないバーちん。もどかしくて仕方ないみたい。

叔父夫婦が交代で帰ってしまって・・ベットに戻ってばーちんがウトウト始めた時、言語リハのI先生が、もう一人「佐野四郎」似のクロブチ眼鏡の色白の療法士さんと共にやってきた。

再び車椅子に乗せられて・・談話室に移動。

今日は絵カードを見ながら、言葉の確認。16枚のカードを数えたり、医師の指すカードの絵を口に出して応えたり。
バーちんは、何故か「ねずみ」と「長ネギ」の言葉が出てこなかったなぁ。
バーちんの真っ直ぐ前から左側にカードを置くと・・もうカードが探せない。
医師に目線を指でおくってもらいながら・・なんとか左側にあるカードを確認する。言葉は上手なもので、大きな口でハッキリと言えていた。

簡単な迷路を鉛筆で辿る・・これは全く出来ないのよぉ。
とんでもなく、近道でスタートからゴールを目指しちゃう。
迷路の意味が解らない。

言語リハをやってる最中に・・バーちんの大きな
流石に、2時からずっと車椅子に座っているから・・疲れちゃったんだね。

ところが・・言語リハに続いて・・理学療法も。
リハビリ室に移動して、右手は手摺に掴まって、左側の足を踏み出してもらいながら、3メートルくらいのポールの脇を歩行訓練。
全然あるけてないけど・・背筋をピンと伸ばして、前を向いて・・。
それを3回。3回目には、支えてもらってる医師の肩に頭を乗せて・・目をつぶっているではないか!!ほとんど寝てるよバーちん。

でも・・終わらないのヨネl

今度はリハ室のベットに移って、ベットの縁に座る練習。
今日はこれもユラユラ揺れて・・

とってもとっても優しい療法士さん今日は諦めたのかなぁ・・。
バーちんの左側のマッサージを今日の最後にって。
足を持ち上げたり・・手のひらをマッサージして固まらないようにほぐしてくれた。
まだ若い兄ちゃんで、本当に優しい気遣い
バーちんも、大学病院の時といい・・若い兄ちゃんに縁があるのか

リハビリの途中で、一時間に1本のバスの時間。
お願いしますって頼んで・・足早に「バイバイ!」
どんなリハビリしてるかわかって良かったけど・・ほとんど喋る暇もなし。
挙句にトコトンバスの乗り継ぎが悪く・・結局電車で自宅のある駅まで移動。
運良く早く帰ってきた旦那に迎えを頼み・・帰ったら7時過ぎていた。

土曜日は・・バスがあまりにも少ないし。
ちょっと訪問する日を考えなきゃかも。疲れたよぉ~マジ




住宅改修。

2006年04月15日 | 家族のお話。
昨晩、大工さんが打ち合わせに来てくれた。
我が家を建ててくれた大工さんで、家の斜め前に住んでいるのだ。
旦那がCADで作った図面を元に、いよいよ改修工事の打ち合わせ。

何しろ狭い土地。なんとかバーちんを迎えるために一階の駐車場スペース(2台分)を部屋に改築することに。
我が家は3階建ての二世帯住宅だけど・・トイレだけは二つあるけど他は全てひとつ。
二階がバーちんとジィーの部屋で台所(キッチンとは言えないよん)トイレ、居間(コタツ部屋)
三階が私と旦那の部屋、娘達の部屋。
一階が駐車場と、風呂場とトイレと納戸。
玄関は二階。

バーちんは今、上肢下肢とも左半身は動かない。当然の如く歩けない。
装具を付けて介助付きで立ち上がり・・なんとか車椅子に移動してる。
ベットでは横になったまま、自力で起き上がることもできない。
車椅子での座りや、ベットの淵での座りは安定してきたけれど・・どれだけ回復するかは~これからかなぁ・・。

ひたすらリハビリに期待しつつも、現状維持が精一杯かもしれない。
と・・とにかく今の状態で家の改修をするのがベスト。というか、加齢することを考慮して(5年先を見据えなさいって)と病院のソーシャルワーカーさんにご意見を頂いたので・・あれやこれや検討中。

トイレを作ることが必須になり、簡単な水場も必須になり・・。
本当にこれで生活出来るか不安でもあるけれど・・なんとか旦那が図面を引いてくれた。繰り返し繰り返し書き直して・・。
実際、倦怠期夫婦みたいな時期でもあったけど(結婚18年目に突入)密かに私は旦那に惚れ直してるのだなぁ(恥かすぃ
一つ年下の旦那は、家事一切まるで何もしない人だけど・・こんなに頼りになるんだもの

昨日の打ち合わせも、大工さんと宇宙語を話し・・見積もりの為の細かい支持も出してくれて・・ナカナカどうしてカッコいいじゃん
旦那の仕事(建設会社で、現場監督)は結婚前から知ってたけど・・伊達に歳は重ねてないなぁ~しっかり仕事してるんだろなぁ・・ってね。
こんな風に思えるようになれたのも、バーちんのお陰かもしれない。

娘達のクラスにも、それぞれの事情で離婚をしてしまった親を持つ子が沢山いる。もしかすると、四分の一くらいいるんだよぉ。
皆頑張ってる親だけど、娘達は両親がいることを密かに嬉しく思ってるのがわかる。
だから・・ってことも変だけど・・旦那を見直せて良かったなぁ。
私も・・見直されるように頑張らなきゃね。

・・と、話が飛んでしまったけれど、準備を少しづづ大工さんも始めてくれて、駐車場のかたづけをして・・駐車場の契約もいる。
5月の連休明けからいよいよ工事。
完成予定は5月一杯に決まった。

ジィーの汗と涙の一杯詰まった大事な貯金。
一切合財注ぎ込んで・・終の棲家が居心地良くなるように、床暖房も付けられることに決まって喜んでた。
葬式代が残らない・・なんて、そんな事考えなくて大丈夫!!
私も一生懸命、節約じゃ!!

娘達よ!大学行きたいなら・・高校は県立だよぉ~