自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

水木しげる生誕祭の被り物の製作其の三

2025-01-26 10:06:07 | 模型

「ぬらりひょん」の被り物の仕上げもいよいよ塗装に入ります。

下地の肌色は水性缶スプレーで塗装してあります。

その上からエアーブラシで影を吹き付けます。

使用したのはタミヤのアクリル塗料です。

肌色に焦茶色を少々混ぜたものです。

これをエアーブラシで影のできそうな部分に細吹きします。

なんだか「古田新太さん」の様に見えます。

肌はツルッとしたものではなく、細かいでこぼこが有ります。

これは粘土で表面を仕上げた後、木工用パテを水で少々薄めて、鉄骨を塗る時の刷毛で塗り付けます。

この時、ペタペタ塗るのではなく、毛先で突っつく様に表面に塗ります。

そうすると細かいでこぼこが出来るので、荒い人の肌の様なざらついた仕上げになります。

この方が不気味さが出ます。

次に髭を貼り付けます。

レーヨンの繊維を細かくカットしたものを木工ボンドで並べて貼り付けます。

今度はなんだかアドルフ ヒトラーの様な顔になりました。

次に顎髭も貼り付けます。

このままだとちょっとヒゲやまつ毛が目立ちすぎるので肌の色をエアーブラシで吹き付けて少し黒さを抑えます。

こめかみの青筋やうすらハゲの感じを仕上げました。

被った時の覗き穴も微調整し、最終仕上げをしました。

肌も単純なベテ塗りではなく、赤い斑点模様をエアーブラシで入れました。

血管も青い色を細吹きしました。

頭のてっぺんも同じ仕上げにしました。

これで完成です。

これを被ってもらったら、

塗り壁さんと一緒。

境港市の「水木しげるロード」のブロンズ象と一緒。

こんな感じに成りました。

今年も3月に「水木しげる生誕祭」が有ります。

これに合わせてまた新たに被り物を作りますが、本当にこれ作れるの?と言われそうなキャラクターです。

また製作に入ったらこのブログでアップします。

 

 

 

 

 

 

 

 


水木しげる生誕祭の被り物の製作 そのニ

2025-01-25 12:04:46 | 模型

今年も3月に「水木しげる先生」の生誕祭が開催されます。

毎年、コスプレされる方に被り物を作ってあげてますが、今年も製作します。

今年の被り物はまだ内緒です。

このキャラクターって被り物として作れるの?と言われそうなキャラクターですが、被っても危険のない仕様に仕上げます。

という事ですが、昨日の記事の続きの「ぬらりひょん」の製作です。

顔の形状はほぼ形になりましたので、目玉を作ります。

目玉はアクリルの棒を削ってレンズを作り、裏面からペイントして義眼を作ります。

このアクリル棒の先端を丸く削ります。

これをサンドペーパーの1200番くらいまで変えながら磨きます。

その後、「ピカール」で磨きます。

磨いたら、カットしてコンタクトレンズのような物にします。

これの裏面から目の虹彩を描きます。

真ん中は瞳孔部分なので透明のままにします。

これを被り物の目にはめ込みます。

この目はまだ虹彩を塗っていない状態です。

はめ込む目のくぼみ部分は黒く塗装しておきます。

アクリルの目は肌の色を仕上げてから取り付けます。

次に目の周りのまつ毛を作ります。

これはタコ糸を木工ボンドで固めてあります。

この糸を被り物の目の周りにボンドで貼り付けます。

上のまつ毛。

下のまつ毛を取り付けました。

なんとも言えない不気味さが出てきました。

この肌の仕上げは、木工用パテを鉄骨用の刷毛(毛の硬い刷毛)に塗り表面を毛先でポンポン叩くように塗り付けて肌特有のブツブツを作ります。

その上から水性のカラースプレーのベージュ色を吹き付けます。

この後は肌の影部分の塗装したり、眼球をはめ込んだり、一気に仕上げに入ります。

続く!

 

 


水木しげる生誕祭の被り物製作 その一

2025-01-24 14:52:10 | 模型

今年も3月に、「水木しげる生誕祭」が開催されます。

今回も妖怪の被り物を作りますが、まだ何を作るかは内緒です。

という事で、今回は以前に製作した「妖怪の被り物」の製作記事をアップしようと思います。

以前に、「油すまし」や、「一つ目小僧」の被り物をアップしましたが、まだ「ぬらりひょん」の被り物の製作をアップしていませんでしたので、今回から「ぬらりひょん」に製作です。

先ず、いつものスタイロフォームを貼り合わせ塊を作ります。それを削り出して、

こんな形を作りました。

これは大きめのカッターでザクザク削り取っていますので、まだまだカクカクしていますが、この後、180番くらいの荒いサンドペーパーで滑らかに磨きます。

磨くとここまで滑らかになります。

細かい部分はデザインナイフとか、ハンダゴテも使えます。

熱で簡単に溶けるので溶かして造形も可能ですが、コントロールが難しいですね。

やはりカッターで削り、サンドペーパーで磨くのが一番良い様です。

顔の形状が整ったら、いつのも「ウッディー粘土」をできるだけ薄く塗り付けます。

目の上の眉毛の様な穴から見る様になるので、輪郭を綺麗に整えます。

この被り物にもヘルメットのインナーを取り付けています。

これで頭に固定してみて覗き穴がちゃんと目の位置に来るかどうか微調整します。

その後で、細かい部分のディティールを加えます。

耳の中とか、

目尻のシワ。

こめかみの血管。

実際の人間と同じ様なディティールを加えて、リアルにします。

実際の人の顔に近づけます。

だいぶリアルになってきました。

この後も地道にリアルな仕上げをしてゆきます。

続く!

 


ソーラーパネル設置から10年 パート02

2025-01-23 07:41:45 | 日記

我が家のソーラーパネルも10年になりました。

中国電力の余剰電力買取契約も10年で終わります。

なので、今後は売電せず、蓄電池に昼の発電を溜めて、夜その電気を使うという方式にします。

という事で、ソーラーパネルの取り付け作業の様子です。

これはソーラーで発電した電気を家の中に送り込むケーブルのジョイントです。

手前の箱が売電等の発電量を表示しているメーターが入っている箱です。

これが、家の中に設置されているパワーコンディショナーです。

ソーラーパネルで発電された電気は直流なので、これを交流に変換し、家庭で使える100ボルトに調整する機械です。

屋根の補強でコンパネを敷き詰めます。

コンパネの補強の後、ボルトの取り付けが終わりました。

このボルトにソーラーパネルを保持する枠を取り付けされます。

枠が出来たらいよいよソーラーパネルの設置です。

ソーラーパネルは「単結晶」のパナソニック製でした。

これを電動のリフトで屋根まで持ち上げて設置されました。

ソーラーパネルが設置されました。

こちらが西側のパネル。

こちらが東側ののパネル。

全部で24枚のパネルが乗りました。

これまで何度も台風並みの雨風が吹きましたが、雨漏りも破損も有りません。

しかし、先日、電力会社から派遣されたという業者が来て、古いソーラーパネルは、「ホットスポット」というパネル面に一部加熱する部分ができる可能性が有るそうで、検査させてほしいと言われても検査してもらいましたが、一部加熱している部分が有るとの事。

30万円ほどで、パネル面をコーティングして加熱防止して、火災等起きない様にします。との事でした。

しかし、ソーラーパネルが加熱して火災が起きたという事故を聞いた事がないのですが、信用できるのでしょうか?

今、色んな詐欺が横行しているので注意した方がいいですね。

ソーラーパネルを乗せて、早速発電状況を見てみたら、晴天でもないのですが、1,2kwの発電をしていました。

そのうち900Wを売り、300Wを使っています。

実質、発電のみで電気を買っていない状態に成りました。

この様に天気さえ良ければ、夏場など、エアコンを一日中使っても電気代はタダという状況に成りました。

昼間天気の良い日は電気使い放題です。

しかし雪が積もると全く発電しなくなります。

それと、設置費用を毎月18000円払い続けています。

発電が良い時は、売電で十分払えるのですが、そうでない時もかなりあります。

ただ、真夏の電気代は大幅に安く成りました。

しかし設置費用を後、10年払い続けます。

やっと半分払いました。

これからも頑張って払わなければなりません。

払い終わったら電気代がかなり安い状況になるんですがね。

後10年がんばります。

 

 


ソーラーパネル設置から10年

2025-01-22 12:23:47 | 日記

去年の12月に、我が家の屋根のソーラーパネルが10年経過しました。

中国電力には、1キロワットに対し37円で余剰電力を買い取ってもらってましたが、これからは7円になる様です。

春の天気の良い時には25000円くらい売電で収入が有ったのですが、これからはそんなに望めなく成りました。

なので、売電をやめて、蓄電池に昼間の電気を溜めて、夜、蓄電池の電気を使うという方向にシフトします。

今から10年前に、我が家の屋根にソーラーパネルを乗せる工事をしてもらいましたが、その様子をアップしてみようと思います。

我が家は海に近い場所にあるので塩害仕様の設備でないとダメな様です。

実際に屋根に登って構造を調べてもらいましたが、屋根の補強が必要との事で、コンパネを下地に補強していただきました。

コンパネを屋根に次々に上げて補強作業していました。

我が家の屋根は、東西に傾斜がついているので、パネルを12枚ずつ西側と東側のに方向に設置しました。

合計24枚のパネルを乗せます。

作業された方は、年末の寒い時期大変だったと思います。

ここから地道な作業が続きました。

続く!