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今週読んだ本です。



8/17(土)の献立です。
〈朝食〉
午前中、どうしても欲しい生地があり、近くの手芸店へ。
生地を見るのは楽しいと夫も付き添ってくれた。
朝食は、手芸店の隣の喫茶店で珈琲とトーストをいただく。
〈昼食〉
手芸店に長居してしまい、帰り道、スーパーに寄り、昼食と夕食のお刺身などを買う。
「ジャンバラヤ」というお弁当。
野菜とヨーグルトをプラスして、おいしくいただく。

〈夕食〉
・ご飯
・お刺身盛り合わせ
・チキンカツ(昨日の取り分け)
・サラダ
・冬瓜の温かなスープ
・切り干し大根→レンジで温めて、そのままレンジ内。食べる直前に気がついたため、写真なし。


今週読んだ本です。

元看護師の秋谷りんこさんのデビュー作で、今年5月に発売された「ナースの卯月に視えるもの」です。

物語は、6編で構成されている。
主人公のナース卯月は、ターミナル期(間もなく死を迎える患者さんの看取り病棟)に勤務している。
ある事柄がきっかけとなり、卯月には、視えない物が突然視えるようになった。それは患者さんの「思い残し」。
実際にはあり得ない話なのだが、私の解釈としては、患者さんの「思い残し」=「後悔や抱えている思い」を知り、寄り添い、患者さん自身に心残りのない最期の日々を送って欲しいと願う主人公の深い思いを綴った物語なのだと感じた。
意識がもうろうとしている患者さんに、「明日また来ますね」と声を掛けて帰宅する。しかし、次の勤務時には、もうお亡くなりになり二度と会えない、という日常を繰り返すターミナル期に勤務する看護師ならではの、つらくも優しさ溢れた物語だった。続編が出たらまた読みたい。そして、勤務中はもちろんのこと、帰宅しても患者さんのことが頭から離れず、いつも寄り添う心でいてくださる全国の看護師の皆さんに、感謝の気持ちになる1冊だった。

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