故徳大寺有恒氏の名著「間違いだらけのクルマ選び(最終版)」を読みました。最終版だけあって分厚く読み応えたっぷりでした。初版本が発売されたのは初版刊行日1976年11月15日となっていて私がクルマに興味を持ち始めた頃です。既にメーカーと出版社が馴れ合いになってた頃ですので大手の雑誌は新車が発売されると褒めてモデルチェンジすると手の平返したように(旧型は)貶すというパターンが今でも続いています。個人的な考えですが信頼できるカージャーナリストは故三本和彦氏・現役の福野礼一郎氏と徳大寺氏の3人だけですね。他の人は上に挙げたように旧型になった途端貶すというパターンでやっていたので殆ど消えてしまいました。
執筆が2005年11月なのでその後の車種に関しては書かれていませんが発刊当時からの代表車種が網羅してあるので意外と楽しく読めました。