13巻を購入したのが何時だったのか忘れるくらい作品のことを忘れてました。アマゾンのサイトでお勧めの本に出ていたので試し読みしてみました。まあ面白そうではないかなと買うことに。この作品はオリジナル聖闘士星矢の原作者車田氏の続編です。実は続編はもう一方「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 」手代木史織氏著があります。こちらの方はコミックスで全巻揃えていてこっちが正統続編じゃないかと思うくらいまとまっています。
本家車田氏のこちらはオリジナルのラストで冥王ハーデスの矢(インビンシブルソード)に射られた星矢を救うためにアテナ他青銅聖闘士らが過去に遡って前聖戦の時代に繰り広げられるストーリーになっています。レビューなんかでは絵が汚いとか氏の作画は劣化したとか散々言われていますがオリジナル当時からそんなもんではなかったかなと思いますけど!
80年代後半の週刊少年ジャンプはヒット作が多くてドラゴンボールは当然としてもジョジョの奇妙な冒険やダイの大冒険などとアニメ化もされている作品が多く毎週楽しみでした。その後1995年ぐらいまでは定期購読してましたがいつの間にか全く読むこともなくなりました。
ミュージシャンもそうですが漫画家の人は大抵大ヒット作が出ると次回作が駄作になってしまい詰まるところヒット作の続編でしのぐのが宿命なのかもしれませんね。私はクルマ漫画も好きですがあのサーキットの狼や頭文字Dも結局続編が作られて大ヒットまではいかないけれど佳作ぐらいにはなっていると思います。
原点にして頂点、という言葉はあらゆる創作物に当てはまっているんじゃ?