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核汚染日本の再生-最終回-聖なる使者からの啓示(3)

フィリピン避難者の一人、J青年がこの8月に新たな啓示を受けました。日本の未来に関するこちらからの質問には一切答えてくださらず、「イザヤ書の47章4-10節をよく読むように」との内容でした。私は、私の中でその答えの意味を考え、その結論として、今回の啓示の紹介を以て、「核汚染日本の再生」シリーズを終了することにしました。日本の核汚染について、私たちの知ることはもう充分伝えたと思います。どうか我が祖国と世界に救いがもたらされますように。


Apocalypse from Holy Spirit(3)

The boy-J who is one of Japanese evacuees in Philippine visited the church again this August, and asked the holy spirit . The holy spirit didn't answer directly to the questions concerning the future of Japan, but replied to him as following.

"Read 4 thru 10 verses in chapter 47 of Isaiah."

After contemplating the words, I decided that I should end posting articles to this "Kakuosen Nihon no Saisei(Recovery from Radioactivity Contaminated Japan)" category from this post. I think I had informed readers of everything I know. I hope my lovely land and all of the world would have been saved from the historic nuclear disaster.

 Our redeemer, the Lord of hosts is his name,
 the Holy One of Israel.
 REDEMPTOR NOSTER DOMINUS EXERCITUUM NOMEN ILLIUS
 SANCTUS ISRAHEL
 わたしたちの贖い主、その御名は万軍の主
 イスラエルの聖なる神。

 Sit thou silent, and get thee into darkness,
 O daughter of the Chaldeans:
 for thou shalt no more be called the lady of kingdoms.
 SEDE TACE ET INTRA IN TENEBRAS FILIA CHALDEORUM
 QUIA NON VOCABERIS ULTRA DOMINA REGNORUM
 沈黙して座り、闇の中に入れ、娘カルデアよ。
 諸国の女王と呼ばれることは二度とない。

 I was angry with my people,
 I have polluted my inheritance,
 and have given them into thy hand:
 thou hast shewn no mercy to them: upon the ancient
 thou hast laid thy yoke exceeding heavy.
 IRATUS SUM SUPER POPULUM MEUM CONTAMINAVI
 HEREDITATEM MEAM ET DEDI EOS IN MANU
 TUA NON POSUISTI EIS MISERICORDIAS
 SUPER SENEM ADGRAVASTI IUGUM TUUM VALDE
 わたしは自分の民に対して怒り
 わたしの嗣業の民を汚し、お前の手に渡した。
 お前は彼らに憐れみをかけず
 老人にも軛を負わせ、甚だしく重くした。

 And thou hast said: I shall be a lady for ever:
 thou hast not laid these things to thy heart,
 neither hast thou remembered thy latter end.
 ET DIXISTI IN SEMPITERNUM ERO DOMINA
 NON POSUISTI HAEC SUPER COR TUUM
 NEQUE RECORDATA ES NOVISSIMI TUI
 わたしは永遠に女王だ、とお前は言い
 何事も心に留めず、終わりの事を思わなかった。

 And now hear these things,
 thou that art delicate, and dwellest confidently,
 that sayest in thy heart:
 I am, and there is none else besides me:
 I shall not sit as a widow,
 and I shall not know barrenness.
 ET NUNC AUDI HAEC DELICATA ET HABITANS CONFIDENTER
 QUAE DICIS IN CORDE TUO EGO SUM ET NON EST PRAETER ME AMPLIUS
 NON SEDEBO VIDUA ET IGNORABO STERILITATEM
 今、これを聞くがよい
 快楽に浸り、安んじて座る女よ。わたしだけ
 わたしのほかにはだれもいない、と言い
 わたしはやもめになることなく
 子を失うこともない、と心に言う者よ。

 These two things shall come upon thee suddenly in one day,
 barrenness and widowhood.
 All things are come upon thee,
 because of the multitude of thy sorceries,
 and for the great hardness of thy enchanters.
 VENIENT TIBI DUO HAEC SUBITO IN DIE UNA STERILITAS
 ET VIDUITAS UNIVERSA VENERUNT
 SUPER TE PROPTER MULTITUDINEM MALEFICIORUM TUORUM
 ET PROPTER DURITIAM INCANTATORUM TUORUM VEHEMENTEM
 その二つのことが
 一日のうちに、瞬く間にお前に起こり
 子を失いやもめとなる苦しみが
 すべてお前に臨む。どれほど呪文を唱え
 どれほど強いまじないをしても無駄だ。

 And thou hast trusted in thy wickedness,
 and hast said: There is none that seeth me.
 Thy wisdom, and, thy knowledge, this hath deceived thee.
 And thou hast said in thy heart:
 I am, and besides me there is no other.
 ET FIDUCIAM HABUISTI IN MALITIA TUA
 ET DIXISTI NON EST QUI VIDEAT ME
 SAPIENTIA TUA ET SCIENTIA TUA HAEC DECEPIT TE
 ET DIXISTI IN CORDE
 TUO EGO SUM
 ET PRAETER ME NON EST ALTERA
 お前は平然と悪事をし
 「見ている者はない」と言っていた。
 お前の知恵と知識がお前を誤らせ
 お前は心に言っていた
 わたしだけ
 わたしのほかにはだれもいない、と。



図1:天照大神(左)とイエス・キリスト
   Goddess Amaterasu and Jesus


南の島フィリピンより
管理者 日月土
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核汚染日本の再生-聖なる使者からの啓示(2)

※JAL123便墜落事故の真相に関する記事は、こちらのカテゴリーをご参照ください。なお、現在起きている原発事故は、123便の撃墜事件と同様に、事故に見せかけた核テロ事件であるというのが私の個人的見解です。

 * * *

今回の記事は日本語で正確に文意を伝えるのは困難と感じましたので、英文にでお届けします(引用部分のみ日本語を使用しています)。
Since I feel difficulty to express my intention exactly through Japanese, I dared to write this article in English (Japanese used in reference part).


Apocalypse from Holy Spirit(2)

The young boy-J, who is one of the evacuees from Japan visited again the church 1.5 hour away by bus from our base town in Philippine. He asked the master who speaks words of holy spirits about his interests especially concerning his home country, Japan.

He also took my written question, and showed him it. The question is as following:

"Do you have any words to the descendants of Zebedee who live in this time, about The Land of Edom ?"

The holy spirit replied

"Read 3 thru 7 verses in chapter 41 of Isaiah."

The followings are those verses from the Bible with Latin and Japanese translations. I hope readers read them and think of the implicit meanings by yourself. My question is corresponding to the answer when boy-J had asked the master last time "What is the future of Japan?". His answer was "Read 9 thru 14 in chapter 34 of Isaiah" (see the former article "Apocalypse from Holy Spirit").

He shall pursue them, he shall pass in peace,
no path shall appear after his feet.
PERSEQUETUR EOS TRANSIBIT IN PACE
SEMITA IN PEDIBUS EIUS NON APPAREBIT
彼は敵を追い、安全に道を進み
彼の足をとどめるものはない。

Who hath wrought and done these things,
calling the generations from the beginning?
I the Lord, I am the first and the last.
QUIS HAEC OPERATUS EST ET FECIT
VOCANS GENERATIONES AB EXORDIO EGO
DOMINUS PRIMUS ET NOVISSIMUS EGO SUM
この事を起こし、成し遂げたのは誰か。それは、主なるわたし。
初めから代々の人を呼び出すもの
初めであり、後の代と共にいるもの。

The islands saw it, and feared,
the ends of the earth were astonished, they drew near, and came.
VIDERUNT INSULAE ET TIMUERUNT
EXTREMA TERRAE OBSTIPUERUNT ADPROPINQUAVERUNT ET ACCESSERUNT
島々は畏れをもって仰ぎ
地の果てはおののき、共に近づいて来る。

Every one shall help his neighbour, and shall say to his brother:
Be of good courage.
UNUSQUISQUE PROXIMO SUO AUXILIATUR ET FRATRI SUO DICIT CONFORTARE
彼らは助け合い、互いに励ましの声をかける。

The coppersmith striking with the hammer encouraged him
that forged at that time,
saying: It is ready for soldering: and he strengthened it with nails,
that it should not be moved.
CONFORTABIT FABER AERARIUS PERCUTIENS MALLEO EUM
QUI CUDEBAT TUNC TEMPORIS DICENS GLUTINO BONUM EST
ET CONFORTAVIT EUM IN CLAVIS UT NON MOVEATUR
職人は金工を励まし大鎚を振るう者は小鎚を使う者を励ます。
ひとりが据え付けて、良しと言うと
ひとりは釘を打って動かないようにする。



PICT 1: Tomi Shrine in Chiba prefecture, Japan


 * * *


核汚染の話にどうして宗教が出てくるのか疑問を持たれる方は多いと思います。しかし、心の拠り所を持たずして、どうして今を生きられるのか、ましてやこの困難の時期を生きられるのか、私にはそちらの方が疑問です。私は特定の宗教を信じろと教唆する意志はありません。しかし、父や母、遠いご先祖様が何か特別な神性を感じて残してきた信仰の証を、少しでも理解し、次世代に繋げるのが、今に生きる者の使命であると思っています。日本という国は、余りにもその事を忘れ過ぎてしまったのではないでしょうか?


南の島フィリピンより
管理者 日月土
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核汚染日本の再生-日本への雑感/被曝治療その後

※JAL123便墜落事故の真相に関する記事は、こちらのカテゴリーをご参照ください。なお、現在起きている原発事故は、123便の撃墜事件と同様に、事故に見せかけた核テロ事件であるというのが私の個人的見解です。

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311の原発事故から、早くも4ヶ月以上が経過しました。日本の状況は知人とメールや電話で連絡をとっている他は、ブログや掲示板など、主にネット情報から入手しています。色々な情報を眺めて改めて思うのは、日本の核汚染について

 (A)危険なので、首都圏居住者を含め避難すべきだ
 (B)放射能の問題は存在しない、たいしたことがない
 (C)わからない(AでもBでもないという意味で)

と、かなりはっきりと現状の捉え方が別れてきているように見えることです。これまで、フィリピンで10人以上の日本人避難者の被曝治療を行ってきた経験からすれば、当然(A)を支持するのですが、(C)のように思考が未だ状況を判断するに至ってないケースは仕方がないとして、(B)のような論調・受け取り方にはただ驚くばかりです。

ここで示すまでもなく、空間・土壌放射線測定値、食品の汚染状況などは、ネットでいくらでもデータを調べ出すことができます。ホットスポットと呼ばれる千葉県柏市内で、チェルノブイリの強制避難区域と同レベルの放射線値が測定されたことも、関心の高い方なら既にご存知のことでしょう。そんな所に住み続けることがどれだけ異常なことなのか、私には信じられないのですが、果たして何10万人もの住人が今でも住み続けていらっしゃるのが現実です。

このような状況を、長時間、文字や音声で追いかけ続けていると、私自身でさえ「もしかしたら、大丈夫なのかな?」と錯覚させられることすらあります。被曝患者の血中放射性物質をこの目であれだけはっきりと観測したにも拘わらずです。テレビや新聞で(B)のような論調が流れ続け、自分の周囲がそれに懐疑心を抱かないような状況なら、人は簡単に(B) の思考に誘導されてしまうことでしょう。4ヶ月近く、自身の判断を信頼し、危険地帯からの脱出を決意、あるいはそこに留まって放射能の危険性を訴え続けてこられた方には、ある種の敬意を覚えます。


■被曝治療から見えた事実

ここで、簡単に被曝治療のご報告を。フィリピンでの治療経験を通して言えることは、次のようなケースでは、放射性物質の体外排出がより少ない治療回数で実現できたことです。

 (1)汚染地帯から早期に避難する
 (2)外出・食事など放射能対策に留意する
 (3)311以前から健康管理ができている(普段から健康に留意)

(1)、(2)は被曝量を減らす努力であり、誰でもご納得いただけると思いますが、(3)については少し説明を加えます。「放射化した日本人」シリーズお知らせしたように、内部被曝による免疫システムへのダメージは、血中のマクロファージがほとんど活動を停止させてしまうほど強烈なものです。末期癌でもここまでひどい免疫不全は珍しいでしょう。311以前からタバコの吸い過ぎ、外食中心の食生活をしてこられた方は、すでに、その時点で免疫力の低下を起こしている可能性があります。これに、被曝による免疫不全が重なると、病気の進行が急速に早まります。

小学生の時からタバコを吸っていたというNAさんの場合、被曝による免疫不全の影響で、肺癌の発生サインが治療初期から明確に現れました。日本の診断基準で言うならステージ4のレベルまで進行していたことになります。このような場合、被曝治療には
 ・放射性物質の体外排除
 ・免疫不全で発生した疾病の除去
という2段階の過程が必要となり、短く済む人の2倍から3倍も治療期間が掛かってしまうことが実際に発生しています。幸いなことに、放射線原因による癌の場合は、被曝治療を継続することで完治できることがわかっています。また、放射線が癌を生み出すという意味では、日本からの避難者全員(私を含めて)に、程度の差こそあれ、免疫不全と癌発生という同じパターンが見られました。現在、治療継続中の方もいますが、その他は全て癌の進行を止めることに成功しています。

この節で私が読者の皆様に伝えたいこと、それは

 ・とにかく、原発から少しでも遠い所に逃げる
 ・逃げる前、逃げた後も、外出と食事に注意、内部被曝を避ける
 ・偏食、タバコの吸いすぎなど健康の阻害要因を取り除く

です。311以前の健康管理について、今更何を言っても始まらないですが、できれば今からでもご自身の生活習慣を見直してください。もしも、以前から持病、健康に不安があるなら、尚のこと早く避難されることをお勧めします。これらの警告は、将来、被曝治療を皆様に提供できるようになった時、少しでも身体への負担が少なく健康を回復されることを願ってのものです。


 * * *


放射能を心配する人を「放射能、恐い恐い病」と呼ぶ行為が私には理解できません。「放射能を恐い」と思う心のいったいどこが間違っているのでしょうか?知人からのレポートによると、地下水脈の汚染は今や東京都の地下まで到達し、安全なペットボトル飲料も少なくなってきていると言います。この秋に汚染穀類が出回るようになれば、「食べ物はあるが、食べられる物がない」という、これまで日本国民が経験したことのない新しい食料難がやってきます。私は、皆さんに一人でも多くこの困難から生き延びてもらいたい、逃げられる人は早く逃げてほしいと望んでいます。


 やがて、双頭の鷲は日に向かい飛び立った。
 ああ、その姿は焼き尽くされん一対の龍、
 はたまた、天の十字架か。
 月は日に輝き、
 地は日にその恵みを得る。
 我等が父が求めし貴子の国を目指して。
 (聖書からの引用に代えて)


南の島フィリピンより
管理者 日月土
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核汚染日本の再生-放射化した日本人(5)

※JAL123便墜落事故の真相に関する記事は、こちらのカテゴリーをご参照ください。なお、現在起きている原発事故は、123便の撃墜事件と同様に、事故に見せかけた核テロ事件であるというのが私の個人的見解です。

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今回は前回「放射化した日本人(4)」で紹介させていただいた、東京江戸川区からの被曝治療患者、KMさんの血液観察結果をご紹介します。ANさんに続く衝撃的な映像となるかと思います。読者の皆様がどう思われようが、ここに収められた映像は全て事実です。これを見ていただいた上で、今後、日本でどのような生き方を選択されるか、皆様自身のご参考になれば幸いです。


■レンズが捕らえた巨大な発光体

細かい説明は省略し、KMさんの血液観察の中で極めて特異な映像をお見せします。元は動画ですが、ここでは時間を追ってその経過を静止画像でお見せします。


写真1-1:低い倍率での血液映像、中央に像が乱れた箇所がある


写真1-2:倍率を上げて同場所をズーム。他の強い光源と干渉しているのがわかる


写真1-3:焦点を変えてその光源を探す


写真1-4:巨大な発光体が出現する


■発光体の特徴

 この発光体の特徴を箇条書きでお知らせします

  (1)大きさは、直径で標準的な赤血球の4倍前後、30μm程度
  (2)採取血液サンプルの中に複数存在
  (3)発光体の中で黒い影が動いているように見える

 (3)の観察結果は非常に重要です。発光体の内部に動体が見えることから、これが生体細胞である可能性も考えられるのです。マクロファージを除き、血中内にこのサイズの大型円形細胞が見られることはありません。もちろん、このように発光し巨大化する細胞など、これまでの長い経験の中で一度も観察されたことはありません。これを含め、血中の光る物体はこの春に被曝患者の血液観察を始めて以降、初めて観察されたものなのです。


■生体細胞は放射化する?

人間の放射化」という現象が存在するだろうという事をこのブログで発表して以来、一部からヒステリックな批判を受けてきました。しかし、ペットボトル(PET=ポリエチレンテレフタラート)が放射線によって発光することが、最近の報道などではっきり示されたことにより、同じ炭素構造(炭素、水素、酸素、その他)を持つ私たちの肉体が、放射線により発光、放射化しないとは言いきれない現実が見えてきました。学術的な解明は今後の研究にお任せしますが、私たちは私たちで、現実に起きていることを正確にここでご報告し続けたいと思います。


写真2:光るペットボトル
    エキサイトニュース「プラスチックで放射線検出 新素材のセンサー開発」より


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東京都内での3月から4月かけて、あなたはどれくらいの数の放射性原子を吸い込んだのでしょうか?分かりにくいベクレル数を、原子個数に換算した力作を見つけたので、ぜひこちらの「ベクレルじゃわからん! 原子数はどのくらい?」もご覧ください。非常に厳しい数字が出てきます。この数字を見ていただければ、おそらく首都圏全域に住む人々の体内に、上記観察結果と同じ発光体が含まれていてもおかしくない現状が見えてきます。

これまでの血液観察結果から冷静に判断すれば、3年以内に日本の人口が半分以下まで減少することさえ考えられます。免疫系が元から弱い方なら、年内に絶命することも十分にあり得ます。原子炉が3つも4つも空に向かって口を開いて放射能を吐き出し続けている状況を考えれば、むしろそれが当たり前のはずです。チェルノブイリと比較して危険の大小を議論している余地などありません。それが日本の皆様が置かれた現実、本当の有様なのです。海外から母国を眺める限り、今日本は有史来の非常事態下にあります。まずそれを認めるかどうかが、現在の困難を生き残り、新しい日本の再生に貴方が参加できるかどうかの試金石になると、私は思います。


EXCAECAVIT OCULOS EORUM ET INDURAVIT EORUM COR UT NON VIDEANT OCULIS ET INTELLEGANT CORDE ET CONVERTANTUR ET SANEM EOS HAEC DIXIT ESAIAS QUANDO VIDIT GLORIAM EIUS ET LOCUTUS EST DE EO
「神は彼らの目を見えなくし、/その心をかたくなにされた。こうして、彼らは目で見ることなく、/心で悟らず、立ち帰らない。わたしは彼らをいやさない。」 イザヤは、イエスの栄光を見たので、このように言い、イエスについて語ったのである。
(ヨハネの福音書 12章40,41節)

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管理者 日月土
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核汚染日本の再生-日本に残る知人へのメール

今回は日本の核汚染に対する私の個人的見解を、知人へ送ったメールをほぼそのままの形に掲載することでお伝えしたいと思います。知人からは「日本国内で活動できないのか、国外では信用を得られないのではないか」という旨の打診を受けていました。


 * * *


○○さんへ

私の場合、3月15日の空を見て、直感的に危険を感じた上での避難です。よく考えてからの避難というのはまた別のものだと思います。もっとも、私の場合は御巣鷹での被曝経験があったので、早い決断ができたのだと思いますが。

広島・長崎・チェルノブイリ、被曝症のデータやその対策方法はたくさん提示されていますが、今回のように100日間も放射性物質を放出し続けた例はありません。そして、低線量被曝の医学データは未だ無いに等しいです。味噌の摂取などの対策はそれなりに有効だと認めますが、今の日本の状況に対してどうかと問われれば、私も「難しい」としか答えられません。

浄化菌による放射能対策ついては、△△君が日本に残って実験を続けてくれましたが、彼の結論によると、菌体による放射能除去の可能性は、今回の汚染レベルに対しては極めて低いと出ています。乳酸菌による防除が言われてます。「放射能をパクパク食べる」というのは、間違ってはいないのですが、今回の場合、菌体自体が死んでいってる状況が観察されています。体内での放射能除去を司るマクロファージでさえ、放射能を取り込みながら死んでいってます。

私たちの被曝治療の場合でさえかなり苦戦を強いられています。放射能のエネルギーレベルがあまりに高いため、治療が人体に効き始めるまでに資材の大量投与が必要であり、この先さらに被曝した人に対しても同じ方法が有効かどうか言い切れない状態です。要するに、これまでの放射能除去のセオリーが通用するとは100%断言できないというのが、この3ヶ月間、現実を見た上での結論です。そして、放射能はこれからも環境に出続けます。

確実な対策がない以上、危険地域から少しでも遠くに離れ、被曝量を下げるというのが、安全確保の原則だと思います。残念ながら、核汚染地帯に居ながらにして被曝治療が行えるほど甘いレベルではありません。被曝治療の希望者は汚染地帯からの退避が大原則となります。

「仕事が、学校が、お金が」というのが汚染地域を離れられない理由になるのは理解できます。しかし、それは「これまでの生活をなるべく維持する」という発想に基づいた結論です。今が日本有史来、最大級の非常事態、有事である認識を持っていただかないと、私がなぜ日本を捨てフィリピンに避難したのか、その真意が理解できないのも無理ありません。

避難ルートの確保や生活保障は、本来、国民の総意を受けて政府が行うものです。私が見て思う日本の最大の不幸は、民意を代表する機関が存在していないことです。今の私には、現在の日本国民が、国家に見捨てられた日本航空123便の乗客乗員の方々と重なって見えてしまうのです。

○△□より


 * * *


先日、5月初旬から被曝治療のためにこちらに滞在してこられたYMさんが、治療を終えてご主人の出身国へ旅立たれました。1歳半の子供については、資材の経口投入を今後も継続しなければなりませんが、今のところ経過は順調なようです。とにもかくにも、一組の日本人母子を救えたのは私たちの誇りです。将来の日本再生のために、その子が安全な地でより大きく成長してくれることを祈るばかりです。


MULIER CUM PARIT TRISTITIAM HABET QUIA VENIT HORA EIUS CUM AUTEM PEPERERIT PUERUM IAM NON MEMINIT PRESSURAE PROPTER GAUDIUM QUIA NATUS EST HOMO IN MUNDUM ET VOS IGITUR NUNC QUIDEM TRISTITIAM HABETIS ITERUM AUTEM VIDEBO VOS ET GAUDEBIT COR VESTRUM ET GAUDIUM VESTRUM NEMO TOLLIT A VOBIS
女は子供を産むとき、苦しむものだ。自分の時が来たからである。しかし、子供が生まれると、一人の人間が世に生まれ出た喜びのために、もはやその苦痛を思い出さない。ところで、今はあなたがたも、悲しんでいる。しかし、わたしは再びあなたがたと会い、あなたがたは心から喜ぶことになる。その喜びをあなたがたから奪い去る者はいない。
(ヨハネの福音書 16章21,22節)


南の島フィリピンより
管理者 日月土
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