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35回目の夏 - 小片に刻まれた想い

追記があります

本日は令和2年8月12日。日本航空123便が遭難したあの日からもう35年もの月日が過ぎ去ったのかと思うと、時の流れの速さに改めて驚くばかりです。

その年生まれた方でも既に35歳を迎えるのですから、当時の事を鮮明に覚えておられるのは、今や40代半ば以上の方々に限られてくるのでしょうね。

私の123便調査も今年で11年目となり、毎年同じことを言ってますが、本件の闇の深さがこれ程までとは、調査開始当初は予想もしなかったことです。

これまで時間を掛けただけの結果はそれなりに得ることはできたと思うのですが、とにかく新しいことが毎年次々と見つかり、事件全体に対する解釈はその都度変更を強いられるような有様です。

そのような経験からはっきりと言えるのは

 123便事件だけは常識で理解できない

ということです。そもそも、当時の事故調査委員会が出した「圧力隔壁の破損」という事故原因自体が、誰でも首を捻るような非常識な結論なのですから、その真相を更に手繰れば、より非常識な現実に出会うだろうことは、既に予想されていたことだったのかもしれません。

しかし、どんな複雑な背景があったとしても、多くの方々が命を落としたことだけは事実です。今日この日は、そんな人々の為に、心から追悼の意を捧げたいと思います。

読者の皆様におかれましては、123便の姿がレーダーから消えたと言われる時刻、午後6時56分前後になりましたならば、わずかな時間でよいので、犠牲者のご冥福を祈ってあげてくださいますよう、お願い申し上げます。


■令和2年の慰霊
本日から10日前の8月2日、慰霊のため御巣鷹の尾根に登りました。7月から降り続いた長雨は、その日の前日にはあがり始め、当日は雨の後の爽やかな空気と晴天に恵まれることとなりました。当初登る予定ではなかった尾根ですが、この機会を逃してはと思い、急遽、慰霊碑まで登ることを決めたのです。


画像1:土砂で車道が塞がれた登山口駐車場
7月の雨のせいか、あちこちで小規模な土砂崩れが見られました。登山口に一番近い駐車場には車が入れられません。


画像2:木々が倒れる登山道
登山道の周囲でも、土砂崩れにより倒れた木々の枝や幹が、沢や山道に覆いかぶさっていました。幸いなことに、管理者の手がしっかりと入っており、登山そのものにそれほど支障はありません。足元に注意なのと、奥の方の登山道に一部通行不能な箇所があることに留意してください。


画像3:流れる斜面の土
やはり降り続いた雨のせいか、あちこちで土砂が流出して養生シート・ネットを押し破っていました。私がこの日、123便の遺留品を見つけられたのは、こんな事情もあったからなのです。


画像4:昇魂之碑と高天原山
尾根上の広場に出た時、空は晴れ渡り、昇魂之碑の向こうにはっきりと高天原山を望むことができました。


画像5:123便コクピットクルーの墓標
この日までに、既に何組かの慰霊者が訪れていたのか、色鮮やかな花々が墓標に添えられていました。私はここで祈りの言葉を唱え、次の和歌を残してきました。

 この尾根に 三十五(みといつ)年の 過ぐるとも
 永久に忘れじ とき待つ君を


画像6:登山口に置かれたカウンタ
私は下山した時にカウンタを押しましたが、山小屋の管理人さんは、その日は登る人が多いとおっしゃっていました。


画像7:墓標群を巡る山道脇で拾った遺留品
一つ前の記事でもお知らせしましたが、この時に流れ出た土砂の中で見つけたのが、この123便の窓板だと思われる、透明アクリル板の破片です。

後日、この破片を携え日頃懇意にしているお社に向かい、そこで、この窓板に映っただろう全ての出来事が癒され、救われることを再び祈ってきました。

よろしかったら、読者の皆様もこの写真を通して、この不幸な出来事に関わる全ての方々が救われるようお祈りください。おそらく、天上の神様はそれを伝えるためにこの小片を私に持たせたのだと思います。


■2機目の123便(追記)
これは、メルマガで既にお知らせはしているものの、今回の記事で掲載するべきかどうかはひどく迷いました。しかし、冒頭で「この事件だけは常識で片付けられない」とお断りしたばかりなので、結論部分だけを先にお知らせしたいと思います。


画像8:123便の遭難現場は2か所ある

上の図ですが、単に遭難現場が2か所あるとかいう話ではありません。どう考えても

 123便は2機遭難していたのです。

この猛暑のせいでとうとう頭がやられた?いいえ違います、長期にわたる調査により導かれた結論です。どうしてそう言えるのか、詳細は今後追って説明することになるでしょう。

昨日、(真)ブログに掲載した「HELLO WORLD の暗号(2)」は単なるアニメ評論ではありません、これから私が出す情報を理解するために、基本情報として読まれることを意図しているのです。このアニメ作品には3人の同一人物が登場する、それがヒントです。

参考:黒霧123便関連記事ガイド


UNUM VERO HOC NON LATEAT VOS CARISSIMI QUIA UNUS DIES APUD DOMINUM SICUT MILLE ANNI ET MILLE ANNI SICUT DIES UNUs
愛する人たち、このことだけは忘れないでほしい。主のもとでは、一日は千年のようで、千年は一日のようです。
(新共同訳聖書 ペトロの手紙2 第3章8節)


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管理人 日月土
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本日のメッセージ予告

現在時刻は2020年8月12日の0時16分。

本日も、この日に向けたメッセージを発信する予定ですが、その前に皆様にこれを見て頂きたいと思います。



透明度が極めて高い硬質のアクリル板。明らかに航空機の窓で使用されたものです。これは、この8月2日に御巣鷹の尾根を慰霊登山した際、墓標群の近くの土中に覗き見えたのを拾ったものです。状況から考えて、日本航空123便のもので間違いないでしょう。

乗員乗客の皆様がこの窓板の向こうにいったい何を見たのか、今日は静かにそれを考えたいと思います。

参考:黒霧123便関連記事ガイド


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管理人 日月土
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