いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

新年あけましておめでとうございます

2017-01-01 19:13:35 | その他
新年明けましておめでとうございます。

いつもブログを見ていただき、ありがとうございます。いつかこのブログから本が出版出来るよう、今後も頑張ろうと思います。

昨年は念願かなって英国デビューが出来ました。今年も英国には行く予定です。出来れば服飾だけでなく、クルマ関連のイベントでグッドウッドとかにもいければ嬉しいです。

貴方にとって今年が素晴らしい一年となりますように。本年も宜しくお願いします。


緊急告知!AUTOMOBILE COUNCIL

2016-08-06 08:17:54 | その他
昨日より幕張メッセ第2、3ホールにおいて「AUTOMOBILE COUNCIL」が開催されています。
国内外の名車を集めた一大イベントです。普段目にする事のない名車が多数展示、ヘリーテージカー専売店も参加しコンクールコンディションのヴィンティージカーから現実的な価格で購入可能な名車まで多数出品されています。ヴィンテージカーだけでなく最新の日本初公開のスパイダーもありますよ!
また、グッズ関連の出店も多数あり、ここでしか入手できないレア物も沢山。私も実は一点物のクルマのイラストを購入しました。

通称ポルシェ904と言われている
ポルシェカレラGTS


実車を初めて見ました!
日本初のプロトタイプレーシングカー 
プリンスR380


ワンオフで復刻された
HONDA SPORTS360


是非会場に足をお運びください。

会場 幕張メッセ 第2、3ホール
期間 8/5から8/7まで 
   9:00〜18:00
 
詳しくは下記まで
AUTOMOBILE COUNCIL



英国の食事は本当に美味しくないのか

2016-07-24 23:32:49 | その他
英国の食事はまずいと良く言われています。私も今回の英国出張では食事は全く期待していませんでした。いざとなれば中華料理店で済まそうと。まずは初日にホテル近くのパブへ。時間は18時前後でしたが、かなり賑わっていました。そして定番のフィッシュ&チップスをオーダー。



これは普通ですね〜。でも食べようと思えば毎日でも食べられそうです。

そして翌日、英国といえば、アフタヌーンティーです。友人がブッキングしてくれたブラウンズホテルのThe English Tea Roomへ。ここはあのアガサクリスティが執筆をしていた事で有名な老舗のTea Roomです。サンドイッチ、スコーン、デザートと次々出てきますが何といってもクロテッドクリームをたっぷり塗っていただく温かいスコーンは最高でした。クロテッドクリーム、日本ではこの味が何か違うような気がします。



そしてこちらのパブへ。シティ オブ ヨーク。

1430年創業。現在の建物は17世紀末に建て替えられたとのこと。歴史上の人物の肖像画などが飾ってありとても重厚な雰囲気です。エールビールは美味しかったですが、臓物系?料理が多かったので、ちょっと苦手だったかも。



そして、こちらはステーキで有名なHAWKSMOOR。




サーロインステーキを塩胡椒で頂いてみました。400g食べれるかな〜と思いましたが、ペロっといってしまいました。



そして、今回、最も感動したレストランRules。コヴェントリーガーデンにありロンドン最古のレストランとか。007の最新作スペクターの撮影もここで行われたとの事。ジビエ料理が有名で、メニューには散弾銃の弾が入っているかもしれないのでお気をつけ下さい!みたいな事が書いてありました。私はスープとTボーンステーキにしましたが、スープはコクがあり、ステーキは肉本来の美味しさが良く出ていて本当に感動の美味しさでした。



英国式のデザートも頂きましたが、全てが本当に美味しかったです。お店自体はシルクハット?を被ったドアマンがいて入りずらい雰囲気ですが、中に入ってしまえばお店の方はとてもフレンドリー。なお、2階はバーになっていました。ロンドンに行ったら又、必ず行きたいと思います。



英国の食事は美味しくない

これはどうも当てはまらないようですね。但し、日本のように安くて美味しいものは少ないかもしれません。英国ではお店選びをきちんとし、事前に予約をしていけば食事はとても楽しめると思います。

尚、機会があれば、どなたかにジェントルマンズクラブのレストランにも連れていって頂きたいな、、、美味しい料理人が集まっているとの噂です。

そして、次回からはいよいよ本題に突入します。
お楽しみに。



そして英国に上陸

2016-07-16 07:24:43 | その他
遂に英国に行きました!
いつか英国日記の意味、それは

1.いつか英国に行く
2.いつか英国紳士のようになる

このふたつの意味が込められています。そのひとつが遂に実現しました。友人の大学教授ご夫妻とバタクハウスカット川部店長と共に英国に初上陸を果たしました。勿論初上陸は私だけ。特にご夫妻はかなりの英国通です。



羽田からブリティッシュエアウェイズでヒースロー空港に到着。イミグレはテロの影響か審査は結構厳しく色々質問されました。そう言いながらも全員無事入国。地下鉄にもバスにも使えるオイスターカードを早速購入。地下鉄でアールスコート近くのホテルへ移動しチェックイン。初日の夜は英国といえばパブ!ということで、ホテル近くのバブでフィッシュ&チップスなどをいただきました。私は現地に着いた途端に時差が解消する便利な体質ですが、パブで飲みながら時計を見ると夜の9時過ぎ。しかし周りはまだ明るいです。そうこの季節は夜10時を過ぎないと日が暮れないのですね。なんだか1日がとっても長く得した気分になりました。

そして翌日。
ビッグベン!これを見たとき英国に来たのを実感しました〜。天気も素晴らしい晴天。今回の旅は天気にとても恵まれました。



そして一度は見ておきたい、バッキンガム宮殿と衛兵交代式。生演奏まであるのですね。





その後、とても行きたかった、ジャーミンストリートへ。ご存知の通り、英国のそうそうたるブランドのお店が軒を連ねる通りです。そしてかのボーブランメル氏と感動のご対面!



ブランメル氏の後ろは靴の名門エドワードグリーンがありました。そしてシャツの名門ターンブルアッサーへ。シャツをビスポークする場合は6枚からと中々ハードルが高いお店です。店内にも入りましたが、ボウタイなども沢山置いてありました。



英国の帽子といえば、こちらですね。Lock & Co. Hattersです。



中折れ帽を中心にディスプレイしてあります。奥にはハンチング帽がありました。二階はロイヤルファミリーのイベントの時などに参列されるご婦人方が被られるようなハットが沢山展示してありました。



まるでお上りさん状態ですね〜。英国の旅はまだまだ続きます。



実は、、、 そうなんです。

2016-07-10 23:30:17 | その他

皆様、ご無沙汰しています。
世の中色々なことがあり、そして私自身バタバタしていて、すっかりご無沙汰してしまいました。

そもそもこのブログ

「いつか英国日記」

これには二つの意味があります。
一つ目は英国好きながら実は英国に行った事がありません。いつかは英国に行きたい。まずはロンドン、そして出来る事なら靴の聖地ノーザンプトンへ行きたい、、、
そして二つ目の意味は、いつか英国紳士のようになりたい。

このふたつの意味を持って「いつか英国日記」というタイトルになっています。

そんな、ある日

あれこの光景は?



そしてこの光景は!?



まさか、、、

そういえば、冒頭の写真も!

そう、そうなんです。

続きは次回で、、、



英国からきた流儀

2016-05-01 07:11:06 | その他


去る4月27日 東銀座において出石尚三氏をお招きして講演会を開催しました。出石氏はWeb版朝日新聞のファッションコラムや著書「スーツの百科事典」など服飾業界では非常に著名な服飾評論家の方です。

今回この講演を開催するきっかけとなったのは出石氏と食事をしながら、ウィンザー公の話をしていた時にカジュアル化が進む日本の服飾はどうなってしまうのか、あまたにウィンザー公に関する文献は山ほどあるが、それだけでなく語り継がれていかなければならないのではないか、との話で盛り上がったのが事のいきさつです。

当日は平日しかもビジネスタイムである17時スタートにもかかわらず沢山の方にお集まりいただきました。講演会のテーマは「英国からきた流儀」サブタイトルは「ウィンザー公スタイル」です。

まずは英国という国、伝統と格式を重んじ、そして良くも悪くもウィンザー公が英国の親善大使的な役割を担っていた事。

しかしその実、伝統のロイヤルファミリーの決まり事を次々ブレークしていた事など非常に興味深い話でした。



後半は実際の着こなしの写真を見ながらの解説、初めて見た写真なども数点あり、とても貴重な講演でした。

下の写真はプロデューサーであり世界最速イラストレーターでもある柿本氏の講演メモ及びイラスト。よく雰囲気が出ていますね~。



講演終了後に本の即売を行いましたが、用意した本が売切れになるほどの大変な人気ぶり。出石氏が、お一人お一人に毛筆でサインして下さった本は大変貴重であり、とても良い記念になると思います。

そして、その後の自由参加の懇親会もほとんどの方が出席され、2次会まで開催される大変な盛り上がりでした。

今回のご好評を受け又、夏頃に次回の講演を企画したいと思います。

ご参加頂いた皆さま、そして出石先生
心より御礼申し上げます。




ハケットロンドンのウールポケットスクエア

2016-03-06 07:15:43 | その他

ハケットロンドンのウールのポケットスクエアです。



ポケットスクエア、ポケットチーフという方が一般的かもしれません。銀座のクラブメンバーはポケットスクエアという言い方が一般的なのでこちらのブログではポケットスクエアと表現しています。

ポケットスクエアを挿すようになったのは19世紀頃と言われています。元々はフォーマルな装いに合わせ刺し方はTVフォールド、色は白でした。その後スーツの原型となったラウンジスーツを着用する頃になると色々な色が使われるようになりました。

今回のポケットスクエア、素材はウール。シルク、リネン、コットンのポケットスクエアはありますがウールというの比較的珍しいと思います。ふちは手縫いのようにロールされ明るい茶色部分が3cmその中央がペイズリー柄となっています。この手のデザインのポケットスクエアは挿し方で色々な表情を見せるので使い勝手いいです。

写真の挿し方はスリーピークフォールド。あまり私はこの挿し方はしませんが、こう言ったデザインだとつい遊んでみたくなります。



ウールの素材は暖かい感じがしますので今頃の季節までが一番良いと思います。ポケットチーフの色目を何に合わせるか?タイに合わせる方もいますが私はドレスシャツに合わせます。ウェストコートを着用しているときはウェストコートの色に。そうすると纏まりが良くなります。または、全く独立した色として合わせる方法もありますが、色が多くなると時によってうるさい感じになるので注意が必要ですね。

このポケットスクエア、スーツよりはスポーツコート(ジャケット)に合わせるのが良さそうです。さて、スポーツコート着て早春の街に繰り出してみようと思います。


新年明けましておめでとうございます

2016-01-01 23:41:34 | その他



新年明けましておめでとうございます。
昨年も色々な出来事や出会い、貴重な経験が出来、とても有意義な一年でした。今年も公私ともに目標を持って夢に向かって着実に頑張りたいと思います。今年の夢はまずは英国に行く事、そして英国紳士になれるべく努力すること、そしていずれ本を出すことです。

皆様にとっても今年が素晴らしい1年になることを祈っています。

今年もよろしくお願いします。


ブリティッシュ・ラグジュアリーブランドビジネスの秘密

2015-11-15 08:27:18 | その他


去る11月11日明治大学リバティアカデミーにおいて「ブリティッシュ・ラグジュアリーブランドビジネスの秘密」と題し講義が開催されました。

講義の説明書きにはこうあります。
イギリスのラグジュアリー・ブランド・ビジネスは、一般的なヨーロッパの枠にはおさまらない独自のビジネスを展開してきた。ブリティッシュ・ラグジュアリー・ブランド・グループの取締役社長をつとめる講師が、その広報戦略と収益モデルを内側から解説する。講座は「007」シリーズの最新作の公開が迫るタイミングに合わせ、英国ブランドビジネスの背後にあるイギリス特有の文化や考え方を、女王陛下のスパイ、ジェームズ・ボンドを通してわかりやすく学んでいく。

講師は我らがアイドル中野香織さんとBLBG取締役社長の田窪氏。BLBGはご存知ヴァルカナイズ・ロンドンを全国に展開している会社です。

何とオープニングで中野香織さんがエレガントなイヴニングドレスで登場!



正にボンドガールの世界。これに対し田窪氏はディナージャケットで登場(いわゆるタキシード)。ボウタイをわざと外しリラックスした雰囲気。一気に会場が華やかな「カジノロワイヤル」の華麗な世界になりました。



田窪氏のディナージャケットは英国サビルローの名門Gieves&Hawkesのビスポークスーツのようですが、かなりひねりが効いた仕様のようです。勿論ご本人はそんなことは一言も話しません。

さて、講義では先日、英国ロイヤルアルバートホールで行なわれたボンドの新作「SPECTRE」のロイヤルプレミアの様子の紹介から。ボンド作品は単なるアクション映画にとどまらず、そこには英国の文化に根差した部分がそこかしこに内包されている。又、映画の会話では巧みに韻をふむ表現や相手を傷つける言葉が隠されているなど(その時はわからない)。そう先日も話題になりましたが英国は2面性を持ったダブルスタンダードの国、本音は違うところにあるという中々難しい世界です。



そんな中でビジネスを成功させるためには「プライドとロジック」を持ち、物事をはっきり言えることが必須。そして最後は「押しの一手」と「やんちゃな厚かましさ」で落とし所を作らず乗り切ること、まさにタフなボンドの世界です。ちなみにアメリカでは歓迎されるハングリー精神ですが英国ではソーシャルクライマーと言って嫌われるとのこと。

とても重要な要素が含まれた学びを楽しくわかりやすく解説してくれる非常に有意義な講義でした。来年も続編として開催されることを強く期待したいと思います。中野さん、田窪さん貴重な講義ありがとうございました。


チャーリーヴァイスとハケット氏

2015-11-08 07:34:07 | その他
チャーリーから4日の日に英国好きにはたまらないイヴェントがあるので来ない?とお誘いを受けたので2つ返事で遊びに行きました。場所は伊勢丹メンズ館にある彼の秘密の書斎チャーリーヴァイスサロン。サロンに着くと他にも彼の友達が大勢来ていました。当日は何とあのミスタークラシックこと、ハケット ロンドン創設者のジェレミーハケット氏のトークショーでした。トークショーのファシリテーターはBLBG代表の田窪氏、そして服飾史家われらがアイドル中野香織さんという豪華な顔ぶれです。



当日のテーマは「Be an English Gentleman!」直訳すると英国紳士になりなさい!海外の極度乾燥みたいなタイトルになってしまいますがそこには何と英国流のダブルスタンダードの意味も含まれていました。自分以外のだれかになりたがることじたい紳士ではない、ということ。一筋縄ではいかない上品な皮肉が込められています。

トークショーでは装いはアンダーステートメント、目立ってはいけないという話題も。これはあのボーブランメルも言っています。そういえばハケット氏の当日の装いもダブルブレストのブレザーにミディアムグレーのトラウザーズ、ポケットチーフを挿していません。これは恐らくそこまでやると華美になるということでしょうか。ところでハケット氏のトラウザーズ。後で気づいたのですが折り返しが更に色の濃い別生地になっていました。興味深いですね。

トークショーは1時間、あっという間でしたが質問コーナーでは田窪氏が私に質問を振ってくれる場面もあったりし大変楽しめました。

最後には何とお土産まで!ロンドンジンのビフィーターです。しかもハケット氏からサインまでしてもらいました。



素敵なトークショーに誘ってくれたチャーリーに感謝です。

また、お知らせですが11月11日に明治大学 新中野キャンパスで田窪氏と中野香織さんの「英国流ビジネス」の講義が開催されます。残席わずかとの事ですがまだ間に合いますので、ご興味のある方は下記をご参照下さい。