いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

マリア フランチェスコの折りたたみ傘

2008-06-10 23:25:43 | 

梅雨の季節になりましたね。
長い傘がベストなんでしょうが、ブリッグやフォックスの傘を
傘立てに置きっぱなしする勇気はないので
折りたたみ傘を今年はメインに使うことに決めました。

そこでまずは
マリア フランチェスコの傘です。
一昨日、日本橋コレドビルのセレクトショップ
セレンディピティで購入しました。

マリア フランチェスコは
1854年創業のイタリアの高級老舗傘メーカーです。



まずは持ち手ですが非常に美しくて
一目惚れしてしまいました。
得意の伊勢丹にも行ったのですがフランチェスコは
つや消しのウッドのタイプと革巻きタイプしかなかったので
いい傘はないかなと思っていたところ、偶然見つけました。
でも、折りたたみのいい傘って意外にないですね。



どうですか?この美しい持ち手。
イタリアのマセッラッティの内装を連想させると言えば言いすぎでしょうか。
実は1本1本手作りの為、木の種類や木目も違えば
太さもアールも違います。
お店の方には非常に申し訳なかったのですが
倉庫から在庫を全て持ってきてもらい
ベストの1本を選びました。
(お店の方は気持ちよく対応してくれました)

そして選んだ色は紺色です。
紺色にしたのは茶系のラルフローレンが既にあるので
黒、紺、グレーの中から選ぼうと思っていました。

柄はもっともクラシックなピンドットです。



傘の特徴ですが、非常に生地が厚く又、しっかりした作りの為
傘を開くのにかなり力がいります。
開いた形は非常に美しい囲みこむような曲線を描きます。
裏面は柄が変わります。こだわった作りですね。



紺の傘は紺系またはグレー系のスーツに
茶系のスーツのときは茶系の傘を合わせようと
思っています。

あとは黒とグレーの傘があれば完璧ですが
それはまた改めてということで・・・

何か雨が降るのが待ち遠しくなってきました。