いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ルイジボレッリのレザージャケット

2008-12-28 05:30:22 | カジュアル
遂にいってしまいました。
ルイジボレッリのレザージャケットです。

ある意味今年最大の大物ゲットです。
街ではご時世を反映してか
至る所でセールが行われていますが
このレザージャケットも都内某店で
セールで購入しました。

プロパ価格ではとても買えません~。

さてルイジボレッリですが
1957年南イタリアのナポリに創設。
元々は高品質な手縫いシャツのブランドでしたが
現在ではエクスクルーシブなメンズトータルブランド
となっています。
旗艦店がミッドタウンにありますが
百貨店やセレクトでも扱われています。

現在の経営者は一人息子のファビオ ボレッリさん。
とってもシャイでマッチョな方ですよ。
このブログにも何度か登場されていますので
ご興味のある方はブログ内検索をしてみて下さい。

さてそのレーザージャケットですが
革はとても柔らかく非常に高品質です。
触っただけで非常に良い革というのがすぐにわかる
素材です。
エルメスの製品に使われても
おかしくない革ですね。
(もっともエルメスだと
クルマが買える価格に跳ね上がりますが)

さてジャケットのディテールですが
着丈はハーフコート位です。
いわいるライダースジャケットのような
雰囲気ですね。

ウエストの部分が紐で締められるように
なっています。
又、インナーの作りですが肩部分がコットンで
その下の部分がウールのライナーになっています。




ネックの後ろ部分には
LBのロゴが・・・
洒落てますね。
思わず衿を立てたくなります。



そして袖はひとつボタンの本切羽です。



ボタンは全てとっても凝った
取り付けになっています。



さすが
一着一着ハンドメイドで作られている
製品ですね。

しかし、デティールよりも
一番特筆されるのはその着心地です。
レーザージャケットですので
服自体の重さはそれなりにありますが
これが着てみると
まるでダウンパーカーを着るような
軽い着心地なんです。
これには本当に驚きました。

まさにこれがテーラリング技術なんですね。

フランコプリンツィバリのスーツにも共通していますが
長時間着てもまったく疲れない着心地なんです。
レーザーの重衣料は確かにいいけれど
重さがあるので肩が凝るからなあ~と
思い避けてきましたが
正に目から鱗状態です。

さて着こなしですが
セーターやタートルの上から羽織ってもいいですが
ドレスシャツにアスコットタイをして
イタリア系のジャケットを着た上に
コートとして使っても良さそうです。

しかし最近、英国日記というよりは
イタリア日記になってきましたね。