さて、私は夏休みも中盤。
普段出来ない事をひとつづつ片付けています。
LEGO落水荘の復旧(地震でバラバラに)や
色々なメンテナンスなど、、、
お盆も終わり今日から出勤という方も
いらっしゃると思います。
今日も猛暑との予報ですので
お気をつけて出勤してください。
さて、夏の図書シリーズ第2弾です。
今年6月に出版されたばかりの
「英国王室御用達」(平凡社新書)
サブタイトルに
「知られざるロイヤルワラントの世界」
とあります。
著者は長谷川喜美さんです。
さて、英国好きな方なら
このタイトルだけで思わず
書店で手が伸びてしまうのではないでしょうか?
英国好きの方が購入しても
充分満足出来る内容となっています。
まず、第1章は現在のロイヤルワラントの制度から
その歴史、そしてロイヤルワラントの
イギリス人の価値観など
非常に興味深い内容となっています。
日本では既に廃止された
高品質の証である宮内省御用達。
私には、やはりロイヤルワラントは
これとイメージがダブります。
しかし、流石、品質マネジメントシステムや
情報セキュリティマネジメントシステムなど
今や国際的な規格となっているISOやISMSの基を
作ってしまう英国らしく
ロイヤルワラントも詳細に条件や運用が
定められていますね。
そして第2章以降は
ロイヤルワラントホルダーの紹介として
ヘンリープールから始まり
ジョン・ロブ
ジェームズ ロック
果てはプレスタ(チョコレート)に及ぶまで
20以上のメーカーや老舗について
クラフツマンシップ溢れる
物作りについて紹介されています。

特にテーラーのヘンリープールとギブス&ホークス
靴のジョン・ロブ
鞄と傘のスウェイン・アドニー・ブリッグは
最も興味があるブランドでしたので
その歴史から物作りのポリシーまで
じっくりと読ませていただきました。
この本の中で紹介されている
色々な製品は
日本では単に商品として
捉えられてしまいがちです。
しかし、そこにはイギリスの階級社会と王室
そして、それらの層に必要とされる物を
伝統を守り、高度な技術で
誇りを持って提供してきた
老舗の姿が伝わってきて
改めて、これらの製品を見直した次第です。
ここで紹介されている
ロイヤルワラントホルダーについては
その歴史から物作りの工程まで
非常に仔細に調べられていて
長谷川さんのこの努力には
頭が下がる思いです。
とても内容が濃いので
特に英国好きの方には
必読の書かと思います。
さて、著者の長谷川さん
実は偶然にも私は
ライターの小松喜美さんとして
既に記事を拝読していました。
ANA機内誌の「翼の王国」2010年11月号。

タイトルは「ツィードの島」と題し

ハリスツィードについて
詳細に美しい印象的な写真と共に
掲載されています。
この記事を読んだ時
正直、何故無料の機内誌で
ここまで内容が深いのだろうと思いましたが
やはり、そこは著者の綿密で丁寧な
取材の成果だったのですね。
さて、そんな長谷川さんですが
先日、神戸ブランメル倶楽部東京分会で
初めてお会いしました。
これ又、美形の方で
最初お会いした印象は
どなたかの秘書か
もしくは服飾好きのキャリアウーマンの方?
と思いましたが、イギリスのクラフトマンシップの記事を
書かれているジャーナリストとのお話を聞いてビックリ!!
しかも自分が永久保存版としている
「翼の王国」の「ツィードの島」の記事を
書かれている方と知って
2度ビックリという次第です。
さて、話は戻りますが
普段、英国製品を使われている方は勿論の事
いつかは購入してみたいと思っている方
この本を読めば、更に理解が深まるとともに
既に愛用されている方は
更に愛情が深まりますよ。
オススメの1冊ですので是非!
普段出来ない事をひとつづつ片付けています。
LEGO落水荘の復旧(地震でバラバラに)や
色々なメンテナンスなど、、、
お盆も終わり今日から出勤という方も
いらっしゃると思います。
今日も猛暑との予報ですので
お気をつけて出勤してください。
さて、夏の図書シリーズ第2弾です。
今年6月に出版されたばかりの
「英国王室御用達」(平凡社新書)
サブタイトルに
「知られざるロイヤルワラントの世界」
とあります。
著者は長谷川喜美さんです。
さて、英国好きな方なら
このタイトルだけで思わず
書店で手が伸びてしまうのではないでしょうか?
英国好きの方が購入しても
充分満足出来る内容となっています。
まず、第1章は現在のロイヤルワラントの制度から
その歴史、そしてロイヤルワラントの
イギリス人の価値観など
非常に興味深い内容となっています。
日本では既に廃止された
高品質の証である宮内省御用達。
私には、やはりロイヤルワラントは
これとイメージがダブります。
しかし、流石、品質マネジメントシステムや
情報セキュリティマネジメントシステムなど
今や国際的な規格となっているISOやISMSの基を
作ってしまう英国らしく
ロイヤルワラントも詳細に条件や運用が
定められていますね。
そして第2章以降は
ロイヤルワラントホルダーの紹介として
ヘンリープールから始まり
ジョン・ロブ
ジェームズ ロック
果てはプレスタ(チョコレート)に及ぶまで
20以上のメーカーや老舗について
クラフツマンシップ溢れる
物作りについて紹介されています。

特にテーラーのヘンリープールとギブス&ホークス
靴のジョン・ロブ
鞄と傘のスウェイン・アドニー・ブリッグは
最も興味があるブランドでしたので
その歴史から物作りのポリシーまで
じっくりと読ませていただきました。
この本の中で紹介されている
色々な製品は
日本では単に商品として
捉えられてしまいがちです。
しかし、そこにはイギリスの階級社会と王室
そして、それらの層に必要とされる物を
伝統を守り、高度な技術で
誇りを持って提供してきた
老舗の姿が伝わってきて
改めて、これらの製品を見直した次第です。
ここで紹介されている
ロイヤルワラントホルダーについては
その歴史から物作りの工程まで
非常に仔細に調べられていて
長谷川さんのこの努力には
頭が下がる思いです。
とても内容が濃いので
特に英国好きの方には
必読の書かと思います。
さて、著者の長谷川さん
実は偶然にも私は
ライターの小松喜美さんとして
既に記事を拝読していました。
ANA機内誌の「翼の王国」2010年11月号。

タイトルは「ツィードの島」と題し

ハリスツィードについて
詳細に美しい印象的な写真と共に
掲載されています。
この記事を読んだ時
正直、何故無料の機内誌で
ここまで内容が深いのだろうと思いましたが
やはり、そこは著者の綿密で丁寧な
取材の成果だったのですね。
さて、そんな長谷川さんですが
先日、神戸ブランメル倶楽部東京分会で
初めてお会いしました。
これ又、美形の方で
最初お会いした印象は
どなたかの秘書か
もしくは服飾好きのキャリアウーマンの方?
と思いましたが、イギリスのクラフトマンシップの記事を
書かれているジャーナリストとのお話を聞いてビックリ!!
しかも自分が永久保存版としている
「翼の王国」の「ツィードの島」の記事を
書かれている方と知って
2度ビックリという次第です。
さて、話は戻りますが
普段、英国製品を使われている方は勿論の事
いつかは購入してみたいと思っている方
この本を読めば、更に理解が深まるとともに
既に愛用されている方は
更に愛情が深まりますよ。
オススメの1冊ですので是非!