いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

batak別注 パナマ帽 そして

2015-06-05 20:45:10 | ハット
バタクハウスカット別注のパナマである。



パナマの語源は1834年ルーズベルト大統領が
パナマ運河を渡った時からと言われている。
実際のパナマ発祥の地はエクアドルである。
パナマ帽をつくる素材であるパハ・トキージャは
エクアドルでしか取れないからと言われている。

夏の定番パナマ帽。
このパナマは件の素材をエクアドルから取り寄せ
それをbatakが英国のハットメーカーに別注したもの。



最近、バタクハウスカット本店に行くと
色々な発見がある。

ロイヤルブルーのピュアコットンのこの生地もそう。



この生地に心奪われ
あるものをオーダーしてしまった。
詳しくは仕立て上がったら
ご報告しよう。

そして、このパナマも先日偶然に目に入ったものである。
フィッティングしてみて感心したのだが
木型のバランスがとても良いのである。
ブリムの幅、そしてクラウンの高さ
リボンがシンプルなのも良い。
リボンにブランド名が入ったりすると
これは興醒めである。
出来ることなら他のハットメーカーも
リボンにブランド名を入れるのは止めて欲しい。

さて、今回購入したこのパナマ
まだ、白日の下では、眩しい位に白い。
これが少し日に焼けてくると趣きがでてくる。

ということであれば
さて、これからは毎日被ることにしよう。

梅雨をくぐれば
すぐそこに夏が来ているのだから。