フランコ・プリンツィバリ
カラチェニ氏に師事し『FORBICID'ORO(金のはさみ賞)』の
選考最高責任者であり伝統の技術を継承する
一流のアルティジャーノ。
そのフランコ氏が監修し日本のファクトリーで作られるスーツが
フランコ・プリンツィバリである。
毎年、年2回フランコ氏が来日
オーダー会が開催されるが
その時は特別に、オーダーする人専用のパターンが起こされる。
オーダー会に参加する都度、そのパターンは修正されていき
どんどん完成度が高められていくのである。
もう何着目であろうか。
春夏物だけでもクローゼットに10着以上あるので
秋冬のスーツをあわせると
恐らく20着以上はオーダーしたと思う。
もはや特別な感覚はなく毎シーズンの恒例行事として
スーツをオーダーするような感覚である。
そして先日、オーダーしたサマースーツが出来上がった。
冒頭の写真がそうだが実際の生地は
もっと暗い色のストライプ柄である。
下の写真が実際のイメージに一番近く
ストライプであってもそれがことのほか
目立つことはなく、どちらかといえば
シックな感じである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ea/aa5f61a62286158b8b7dfe7c0b4ec65b.png)
この生地、フランコのオリジナルのバンチから選んだものだが
思いのほかコシがあり夏物にもかかわらず
仕立て栄えする生地である。
これは構築的なパターンによるところもあるのだろう。
さて、トレードマークの
袖下で貼り合わせるような特徴的な袖の縫製
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/13/5ce7e086853eef415f92eb24838280ab.jpg)
袖口は一番奥のボタンが眠りボタンになる
これもいつも通りの仕立てである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/eb/8f762b8ae2ae1d1435cfc2d88cfdf952.png)
今回はサマースーツなのでレジュリッシモという
副素材をかなり省いた仕立てである。
それでもフランコ独自の構築的な仕立ては変わらず
所謂アンコンジャケットのような
カジュアルな感じには決してならない。
それでいて、軽く動きやすく、オフィスで
終日上着を着用していても全く気にならない
そういった仕立てのスーツである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ce/e5ea2e5cb4cb017ed2a82e1dbd5dff8d.png)
トラウザースも同様の作りであるが
ポケットなど肌に触れる部分は
ちゃんと生地と裏地の間に作られ
そういった部分でもサマースーツだからといって
着心地に影響を与えるような省略は
一切ないのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/e7/fe18aece930776bde50fc78776e80c59.jpg)
フランコ氏はオーダー会で来日する際
必ずファクトリーも訪問し技術指導をしているが
効率化に走らず連綿とこういったこだわりを継続しているのは
流石である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/9e/f74afa9be6327d76a29c7467d3578488.jpg)
ここまで自分の体形を理解してもらっていて
着心地も良いとなれば
あえてテーラーを変える気がしないのである。
自分の一着を完成させるには長い時間がかかる。
よって、今後もフランコ氏が来日する限り
オーダーし続けようと思う次第である。
さて、世の中はクールビズ全盛
しかし、私は今年もサマースーツ+オッドベスト
そしてボウタイというスタイルを崩さないつもりである。
もうすぐ、本格的な夏がやってくる。
カラチェニ氏に師事し『FORBICID'ORO(金のはさみ賞)』の
選考最高責任者であり伝統の技術を継承する
一流のアルティジャーノ。
そのフランコ氏が監修し日本のファクトリーで作られるスーツが
フランコ・プリンツィバリである。
毎年、年2回フランコ氏が来日
オーダー会が開催されるが
その時は特別に、オーダーする人専用のパターンが起こされる。
オーダー会に参加する都度、そのパターンは修正されていき
どんどん完成度が高められていくのである。
もう何着目であろうか。
春夏物だけでもクローゼットに10着以上あるので
秋冬のスーツをあわせると
恐らく20着以上はオーダーしたと思う。
もはや特別な感覚はなく毎シーズンの恒例行事として
スーツをオーダーするような感覚である。
そして先日、オーダーしたサマースーツが出来上がった。
冒頭の写真がそうだが実際の生地は
もっと暗い色のストライプ柄である。
下の写真が実際のイメージに一番近く
ストライプであってもそれがことのほか
目立つことはなく、どちらかといえば
シックな感じである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ea/aa5f61a62286158b8b7dfe7c0b4ec65b.png)
この生地、フランコのオリジナルのバンチから選んだものだが
思いのほかコシがあり夏物にもかかわらず
仕立て栄えする生地である。
これは構築的なパターンによるところもあるのだろう。
さて、トレードマークの
袖下で貼り合わせるような特徴的な袖の縫製
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/13/5ce7e086853eef415f92eb24838280ab.jpg)
袖口は一番奥のボタンが眠りボタンになる
これもいつも通りの仕立てである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/eb/8f762b8ae2ae1d1435cfc2d88cfdf952.png)
今回はサマースーツなのでレジュリッシモという
副素材をかなり省いた仕立てである。
それでもフランコ独自の構築的な仕立ては変わらず
所謂アンコンジャケットのような
カジュアルな感じには決してならない。
それでいて、軽く動きやすく、オフィスで
終日上着を着用していても全く気にならない
そういった仕立てのスーツである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ce/e5ea2e5cb4cb017ed2a82e1dbd5dff8d.png)
トラウザースも同様の作りであるが
ポケットなど肌に触れる部分は
ちゃんと生地と裏地の間に作られ
そういった部分でもサマースーツだからといって
着心地に影響を与えるような省略は
一切ないのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/e7/fe18aece930776bde50fc78776e80c59.jpg)
フランコ氏はオーダー会で来日する際
必ずファクトリーも訪問し技術指導をしているが
効率化に走らず連綿とこういったこだわりを継続しているのは
流石である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/9e/f74afa9be6327d76a29c7467d3578488.jpg)
ここまで自分の体形を理解してもらっていて
着心地も良いとなれば
あえてテーラーを変える気がしないのである。
自分の一着を完成させるには長い時間がかかる。
よって、今後もフランコ氏が来日する限り
オーダーし続けようと思う次第である。
さて、世の中はクールビズ全盛
しかし、私は今年もサマースーツ+オッドベスト
そしてボウタイというスタイルを崩さないつもりである。
もうすぐ、本格的な夏がやってくる。