いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

バタクハウスカットのハウスモデルスーツ

2008-06-07 01:58:38 | スーツ

先日、バタクハウスカット丸の内店で
パターンオーダーしたスーツが出来上がってきました。

いやー初めてのテーラー(メーカー)でのパターンオーダー
出来上がり具合がどうなのか
ドキドキしますよね・・・

結論からいくと、とても良く出来ました!花丸。
という感じです。パチパチパチ・・・

K店長もホット一息です。
実は当日採寸したMさんも出来上がりが
気になっていたようです。

さて早速インプレですが
まず特筆すべきはドレープが綺麗に出た
非常にラインの綺麗なスーツだということです。



ハウスモデルはいわいる
シェイプド・ルックの典型的なブリテッシュトラッドです。
メタボ系の私としては
そこがやはり一番心配でした。

非常に構築的な作りで
ウェストの絞込みもかなりあります。
ですが、きついこともなく
尚且つ、十分にウエストの絞込みが
わかる仕上がりになっています。



さて細かい仕様ですが
ポケットはそれらしく
チェンジポケット付きのスラントタイプにしました。

ラペルのロール感も素敵です。



袖はやはり本切羽ですね。



生地は夏を迎えるにあたって
モヘア混のシャリ感のあるものにしました。
ミルはジョンフォスターです。



折柄が綺麗な紺の生地です。



そしてトラウザースですがブレイシーズ仕様です。
フロント部分に4つ、後ろ側に2つのボタンがついています。
ウエストの前の留める部分は金具ではなく
ボタンにして欲しかったですね。



さてトラウザースは色々調整した結果
とてもラインが綺麗に仕上がってします。
膝下はストレートぽくっていいですね。

トラウザースの背中部分のこういったところや



ウエストを微調整するこういった部分は
ビスポークスーツの流れを汲んだ凝った作りになっています。



初のブレイシーズ仕様ですが
ブレイシーズをすると
何故か自然と姿勢が良くなります。

総合的にいくと
着心地は肩が凝ることもなく
非常に快適な着心地です。

フィッティングはジャストサイズに
決まったと思います。
これは採寸する方のスキルによると思います。

そして丁寧な縫製、ドレープの綺麗なスーツ。

やはりハウスモデルはもっとも
バタクらしいスーツだ思いました。

次回は、今回の出来上がりを参考に
noriさんからのアドバイス通り
微調整していきたい思います。

K店長さんは
「らみいさんには、CGモデル(I型)が絶対に似合いますよ!
 一番らしいスーツです!
 是非次はCGモデルのスリーピースなんかが
 いいんじゃないですか!!」
と熱く語られました。

うーん、ハウスモデルにするか悩むところですね・・・
プリンツィバリも秋冬のオーダーが確定しているし
正に散財まっしぐらです。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
祝 お仕立て上がり (norigueira)
2008-06-07 12:34:40
ハウスカットの1着目、お気に召したようですね。
お勧めした私も嬉しいです。
画像で拝見するとチェストからウェストのシェイプも
自然で、1着目としては成功だと思います。
実際の着心地や、体へのなじみ(モヘアはあまりなじみませんが)
など総合的にチェックして、次をお考えください。
プリンツィバリとは対極的なスーツでしょうから(笑)
返信する
noriさんへ (らみい)
2008-06-08 01:11:16
noriさん、ありがとうございます。
ハウスモデル良かったです。
K店長さんお勧めのCGモデルの3Pか
ハウスモデルの3Pか悩みます。

当初はダブルという話もあったのですが
プリンツィバリはダブルで作るので
3Pの方がいいかもしれません。

どちらにしても悩みます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。