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ハリスツイード。最も有名なツイード生地ではないでしょうか。スコットランド北西部、アウターヘブリティズ諸島。そこに生息する羊の羊毛から今も昔ながらの織機で手織りされているのがハリスツイードです(今は生産量の関係で一部他の英国からの羊毛も使われています)。緑に覆われた島、しかし厳しい自然であることは容易に想像ができます。飛行機を乗り継がなければならないその地は気軽には行くことが難しそうです。長谷川喜美さんの著書「ハリスツイードとアランセーター」に島の様子が描かれて非常に興味深いです。その著書によるとハリスツイードとはいえ時代に応じて変化があり、特にハリスツイードを特徴づけている織機についてはシングル幅のハッタースレイの織機から効率的なダブル幅の織機ボナス・グリフィスに変わりつつあるとのこと。羊毛もブラックフェイスという種からチェビオ種にとって変わりつつあり、その結果、ハリスツイードも軽く柔らかいものが増えているようです。まさに時代を反映していますね、私が以前ヴィンテージのツイード生地で作ったコートを試着したことがありましたが恐らくコートそのものの重さが6〜7kg位あり驚いたことがあります。流石に現代の東京で着るには重すぎる気がします。
今回のクラシックラグランコート、batakでオーダーしました。ハリスツイードの生地は現代的な重さのもの、といっても目付は軽く500g以上はあると思います。
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実はラグランコートはこれで2着目。batakのこの素晴らしいパターンに惚れてしまいました。流石N寺さん、完璧なパターンです。柄は以前から気になっていたブラックウォッチです。実は去年ヘリンボーンにするかブラックウォッチにするか迷ってブラウンのヘリンボーンにした次第。
裏地は下のような仕立てです。
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ポケットの仕様は4種類、箱ポケット、マガジンポケット、貫通ポケット、貫通マガジンポケット。今回私は貫通マガジンポケット仕様にしました。これはコートのポケットからスーツにアクセスすることが出来、とても便利です。トレンチコートなどに多い仕様ですね。
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裾まわりや袖は標準的な仕様です。
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クラシックラグランコート、着用した時の気心地とシルエットがとても好きです。ラグランコートというとおじさんのコートというイメージですがこれはクラシックなラインが本当に美しいと思います。
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コートは後ろ姿。哀愁があるでしょうか、、、
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そういえば今日は服飾系のパーティ。これを着て行こうと思います。
今回のクラシックラグランコート、batakでオーダーしました。ハリスツイードの生地は現代的な重さのもの、といっても目付は軽く500g以上はあると思います。
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実はラグランコートはこれで2着目。batakのこの素晴らしいパターンに惚れてしまいました。流石N寺さん、完璧なパターンです。柄は以前から気になっていたブラックウォッチです。実は去年ヘリンボーンにするかブラックウォッチにするか迷ってブラウンのヘリンボーンにした次第。
裏地は下のような仕立てです。
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ポケットの仕様は4種類、箱ポケット、マガジンポケット、貫通ポケット、貫通マガジンポケット。今回私は貫通マガジンポケット仕様にしました。これはコートのポケットからスーツにアクセスすることが出来、とても便利です。トレンチコートなどに多い仕様ですね。
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裾まわりや袖は標準的な仕様です。
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クラシックラグランコート、着用した時の気心地とシルエットがとても好きです。ラグランコートというとおじさんのコートというイメージですがこれはクラシックなラインが本当に美しいと思います。
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コートは後ろ姿。哀愁があるでしょうか、、、
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そういえば今日は服飾系のパーティ。これを着て行こうと思います。