いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ラルフローレンの傘

2008-06-13 00:09:31 | 

梅雨グッズシリーズです。
おなじみのポロ ラルフローレンの傘です。
今年の1月頃、新宿小田急百貨店で購入しました。

実はこの傘を買ったきっかけは
本格的な傘が欲しいと思い探していたところ
ドイツ語で折りたたみ傘の意味を持つ
クニルプスというブランドを知りました。
生産は中国で行っているようですが企画はドイツの
質実剛健な傘です。

Knirps Topmatic

このとても重たくてしっかりした傘をインターネットで
購入したのですが
個体差か、2~3回使ったら石突にあたるヘッド部分が
斜めになり骨もおかしくなって傘がさせなくなりました。
幸いにも返品に応じてくれたのでよかったのですが
これに懲りて今度はシンプルでクラシックな傘にしようと思い
探していたところ、この傘にめぐり合いました。

柄は茶色に紫の水玉です。




茶系のスーツにぴったりです。
また持ち手ですが、やや細身ですが
つや消しのなかなか渋い持ち手です。



この傘はあまり変哲はありませんが
ライセンスということもあり、日本の気候にもあっていて
安心して使えます。

でももっと味があってもいいかなとも
思います。

うーーん、次はもう一度クニルプスに挑戦するか
ダンヒル、ブリッグ、フォックスあたりに行くか
悩みます。

どちらにしても雨の日に本格傘は
男のスーツをよりエレガントに見せることは
間違いありません。

マリア フランチェスコの折りたたみ傘

2008-06-10 23:25:43 | 

梅雨の季節になりましたね。
長い傘がベストなんでしょうが、ブリッグやフォックスの傘を
傘立てに置きっぱなしする勇気はないので
折りたたみ傘を今年はメインに使うことに決めました。

そこでまずは
マリア フランチェスコの傘です。
一昨日、日本橋コレドビルのセレクトショップ
セレンディピティで購入しました。

マリア フランチェスコは
1854年創業のイタリアの高級老舗傘メーカーです。



まずは持ち手ですが非常に美しくて
一目惚れしてしまいました。
得意の伊勢丹にも行ったのですがフランチェスコは
つや消しのウッドのタイプと革巻きタイプしかなかったので
いい傘はないかなと思っていたところ、偶然見つけました。
でも、折りたたみのいい傘って意外にないですね。



どうですか?この美しい持ち手。
イタリアのマセッラッティの内装を連想させると言えば言いすぎでしょうか。
実は1本1本手作りの為、木の種類や木目も違えば
太さもアールも違います。
お店の方には非常に申し訳なかったのですが
倉庫から在庫を全て持ってきてもらい
ベストの1本を選びました。
(お店の方は気持ちよく対応してくれました)

そして選んだ色は紺色です。
紺色にしたのは茶系のラルフローレンが既にあるので
黒、紺、グレーの中から選ぼうと思っていました。

柄はもっともクラシックなピンドットです。



傘の特徴ですが、非常に生地が厚く又、しっかりした作りの為
傘を開くのにかなり力がいります。
開いた形は非常に美しい囲みこむような曲線を描きます。
裏面は柄が変わります。こだわった作りですね。



紺の傘は紺系またはグレー系のスーツに
茶系のスーツのときは茶系の傘を合わせようと
思っています。

あとは黒とグレーの傘があれば完璧ですが
それはまた改めてということで・・・

何か雨が降るのが待ち遠しくなってきました。




エドワードグリーンのグラッドストーン

2008-06-08 08:08:21 | 

エドワードグリーンのグラッドストーンです。
今年の1月、ストラスブルゴでパターンオーダーした靴です。
先週入荷したのですが、思ったより早く出来上がりました。

サイズは5ハーフ、ラストは勿論202です。
ウィズは色々フィティングした結果
Fウィズにしました。

さっそくストラスブルゴで試着です。



かっこいいー!

というのは最初の印象ですが
ムムッ! 待てよ・・・
思ったよりフィッティングが緩かったのです。

うーん、フィッティング用の靴として同サイズのカンタベリーで
行ったのですが・・・

気を取り直して、紐をかなりきつめに結び直せば
問題がないことが分かりました。
しかし羽の角度がだいぶ閉じてしまいます。

この靴はグッドイヤーですのでインソールの
下にひいてあるコルクが足に馴染んでくると
ソールが多少なりとも沈むので
そうすると羽は完全に閉じてしまいそうです。

まあそうなったら、ユニオンワークスに相談すれば
中敷等、最適な解決策があると思います。

フィッティングをもう少し、冷静に分析してみると
まず、土踏まずを指圧される感じはバッチリです。
うーん、気持ちいいです。
そして踵ですが、レングスはベストサイズと思われますが
ソールがまだ硬いため、踵に靴か噛み付いてくる感じは
まだまだです。
これは経験上、ある程度履いて、ソールが馴染んでくると
そうなります。

さてデザインですが
いわいる内羽のストレートチップです。
爪先のグランデーションしている
アンティーク仕上げが美しいです。



この靴の特徴的なデザインは
サイドの切り返しが、ずーっと直線的に入っていることです。
チェルシーも良いですが、この靴はよりドレッシーな感じがしますね。



早く履き慣らして、自分の1足にしたいと思います。

まずは爪先と踵の鏡面仕上げから




今回はオーダーの難しさを実感しました。
やはり手作りの靴ですから、個体差もあるのかもしれません。

心配になり、先日オーダーしたジョンロブの再フィッティングを
したのは言うまでもありません。
(ウィズを2EからEに変更しました)

それにしてもストラスブルゴ
エドワードグリーンの代理店だけあって、相変わらず
脅威の品揃えでした。
次回はやはりレディメイドにするかな・・・
(ってまだ買うのかい!)



バタクハウスカットのハウスモデルスーツ

2008-06-07 01:58:38 | スーツ

先日、バタクハウスカット丸の内店で
パターンオーダーしたスーツが出来上がってきました。

いやー初めてのテーラー(メーカー)でのパターンオーダー
出来上がり具合がどうなのか
ドキドキしますよね・・・

結論からいくと、とても良く出来ました!花丸。
という感じです。パチパチパチ・・・

K店長もホット一息です。
実は当日採寸したMさんも出来上がりが
気になっていたようです。

さて早速インプレですが
まず特筆すべきはドレープが綺麗に出た
非常にラインの綺麗なスーツだということです。



ハウスモデルはいわいる
シェイプド・ルックの典型的なブリテッシュトラッドです。
メタボ系の私としては
そこがやはり一番心配でした。

非常に構築的な作りで
ウェストの絞込みもかなりあります。
ですが、きついこともなく
尚且つ、十分にウエストの絞込みが
わかる仕上がりになっています。



さて細かい仕様ですが
ポケットはそれらしく
チェンジポケット付きのスラントタイプにしました。

ラペルのロール感も素敵です。



袖はやはり本切羽ですね。



生地は夏を迎えるにあたって
モヘア混のシャリ感のあるものにしました。
ミルはジョンフォスターです。



折柄が綺麗な紺の生地です。



そしてトラウザースですがブレイシーズ仕様です。
フロント部分に4つ、後ろ側に2つのボタンがついています。
ウエストの前の留める部分は金具ではなく
ボタンにして欲しかったですね。



さてトラウザースは色々調整した結果
とてもラインが綺麗に仕上がってします。
膝下はストレートぽくっていいですね。

トラウザースの背中部分のこういったところや



ウエストを微調整するこういった部分は
ビスポークスーツの流れを汲んだ凝った作りになっています。



初のブレイシーズ仕様ですが
ブレイシーズをすると
何故か自然と姿勢が良くなります。

総合的にいくと
着心地は肩が凝ることもなく
非常に快適な着心地です。

フィッティングはジャストサイズに
決まったと思います。
これは採寸する方のスキルによると思います。

そして丁寧な縫製、ドレープの綺麗なスーツ。

やはりハウスモデルはもっとも
バタクらしいスーツだ思いました。

次回は、今回の出来上がりを参考に
noriさんからのアドバイス通り
微調整していきたい思います。

K店長さんは
「らみいさんには、CGモデル(I型)が絶対に似合いますよ!
 一番らしいスーツです!
 是非次はCGモデルのスリーピースなんかが
 いいんじゃないですか!!」
と熱く語られました。

うーん、ハウスモデルにするか悩むところですね・・・
プリンツィバリも秋冬のオーダーが確定しているし
正に散財まっしぐらです。

パネライ ルミノールマリーナ PAM00177 ベルト交換

2008-06-04 01:18:28 | 時計

衣替えということで
パネライルミノールマリーナ PAM00177の
ベルトを交換しました。

標準では肉厚のアリゲータのベルトが
装着されていますが
(写真ではちょっと分りにくいですが)




腕に汗をかく夏は革ベルトにとっては大敵です。
パネライの革ベルトは
それでも他社のものと比べると
防水加工がしてあるのであまり痛みませんが
やはり、ラバーベルトが標準で付属しているのであれば
交換しかないでしょ!
ということで交換してみました。

なんか一気にカジュアルな感じになり
300M防水も実感がわく雰囲気になりました。
しかしベルトのオフィーチーネ パネライの文字が
誇らしげですね。
ここまでしなくてもと思いますが・・・

9月末までは土日はこのパネライの出番が
多くなります。

ところで
パネライの夜光って
本当に綺麗ですね・・・・



ダーバン オンブラーレ

2008-06-01 23:31:07 | スーツ

ダーバンのオンブラーレ、グレーストライプのスーツです。
昨年、伊勢丹MEN'S館でパターンオーダーしました。

オンブラーレ、あまり聞きなれない
シリーズ名かもしれません。
そう実は伊勢丹得意の別注モデルです。



実は私は20数年前、最初に就職した会社は
ダーバンでした。
ダーバンのスーツは熟知しているつもりでしたが
オンブラーレを見て、試着して、大変びっくりしたのを
今も覚えています。

つまり一言で言えば
ダーバンらしくないダーバンです。
それもそのはず実はダーバン単独ではなく
北イタリアの新興テーラー
ジャンフランコ ボンメツァドゥリに技術支援を
受けて作成したスーツのようです。

デザインはイタリア系でややモード寄りです。
パンツもやや細身です。
デザインは3つボタン段返りで
ラペルの感じもイタリアっぽい軽やかな作りです。
ボタンは貝ボタンです。



元々はこれに似たデザインのスーツを
ヒッキーフリーマンで見たのですが
試着したところ
胴周りがストレートのアメリカンスタイルだったので
ラインが気に入りませんでした。
何気なくスーツを見て回っていたら、オンブラーレの
貝ボタンのモデルがあり、試着したところ、
とても綺麗なドレープのスーツでした。
ダーバンのEさんに確認したところ
パターンオーダーも可能とのことで
バンチを見せてもらいました。
生地の中でグレーストライプの
カルロバルベラの非常に軽やかな生地があり
さっそくその生地でオーダーをお願いしました。
カルロバルベラの生地にもかかわらず
お値段は10万を切る、リーズナブルなものでした。

ダーバンのスーツは他の百貨店ではオーダーでも
本切羽とかが選択不可ですが
伊勢丹はOKなんですね。

POで本切羽不可というのも意味不明ですが・・・

これまた、盛夏仕様なのでパンツはスペアも作成しました。

このスーツに合わせて
エドワードグリーンのバークレーのスエードモデルを
買ってしまうほど、このスーツは気に入りました。



今年も活躍してもらいます。