いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ダーバンオンブラーレ ネイビージャケット

2008-09-20 22:01:25 | スーツ
ダーバンオンブラーレのネイビージャケットです。
先週伊勢丹で購入しました。

実はこのジャケット
伊勢丹MEN'S館 5周年記念モデルとして
特別限定品として作成されたものです。

生地は何とロロピアーナ
ウール85% カシミア10% シルク5%
という高級感溢れる生地です。



このジャケット、先日の5周年の
レセプションで見て気に入りました。
レセプションの時はバタバタして
ゆっくり物を買う雰囲気ではなかったので
取置きしてもらい、先日購入しました。

写真を撮ると、ストロボに反射してしまうように
この生地はかなり光沢感があります。
これが又、実際に見ると上質感があります。



ちなみにトラウザースはこんなコーディネートで
いってみようと思います。



以前も書きましたが
オンブラーレは伊勢丹別注モデルで
従来のダーバンのイメージを覆す商品です。
高級なイタリアのメーカーみたいな
着心地とデザインです。

ジャンフランコ ボンメッツアドリという
イタリア パルマのテーラーが技術協力しているようです。

う~ん、流石、伊勢丹。
早く着てみたいですね。

GENTLEMAN 洋書編

2008-09-19 05:08:43 | その他
GENTLEMAN企画その2です。

男の装いのバイブルともいえる洋書
ズバリ「GENTLEMAN」です。
副題として
A TIMELESS FASHIONとあります。

著者はBernhard Roetzelで
ドイツのメンズファッション評論家です。
ハノーバー出身、1966年生まれと
ありますので私より年下ですね。

それにしては凄い薀蓄、幅広い知識です。

この本よく、テーラーとかに置いてあります。
バタクハウスカットの丸の内店にも置いてあり
今回購入に至りました。

日本語訳は出版元が倒産しているせいか
かなり高値で取引がされていますが
翻訳もイマイチとの噂があるので
英語版をお勧めします。
英語版は今でも新品で安価で入手可能です。

中を見てみましょう。
結構興味深いです。

シェービングから始まって
ヘアースタイル、アンダーウェア、ドレスシャツ、タイ
スーツ、カジュアル、靴、コート、帽子、アクセサリー
ニットウェア、スポーツウェア、フォーマルウェア
部屋着、ワードロープのお手入れ等

非常に幅が広く、写真が満載で
見ているだけで楽しくなります。

例えばコート



私の好きなカバートコートも掲載されています。

この写真を見る限り
バタクハウスカットは本当に忠実に英国のクラシックに
沿った物作りであることがよくわかります。

そして帽子です。



そうあのアランドロンがボルサリーノを被って
写っています。
カッコイイですね。

そしてブレザーのコーディネート



そうあのモールスキンも載っていました。
説明にはモグラの皮のような質感と
書いてあります。

とにかく楽しいです、この本。
手元に置いておきたくなる本ですね。

皆さんも書斎に一冊いかがですか。

GENTLEMAN 伊勢丹編

2008-09-17 22:33:24 | その他
GENTLEMAN企画です。
伊勢丹のWe Love Gentleman
ということで
先日までMEN'S館の入り口の
ディスプレイはこんな感じでした。
写真を見ると、お会いしたことのある
服飾関係で著名な方が色々・・・
ルイジボレッリのファビオさん、
バタクのN寺さん
テーラーケイドのY本さん等が
写っています。

そして伊勢丹MEN'S館5周年の
メッセージカードも。

ISIAや



KITONなど。



しかしディスプレイが渋いですね。

ここに写っている方は本当に皆さん
Gentlemanです。

なかなか楽しい演出でした。

バタクハウスカットのモールスキン トラウザース

2008-09-15 08:05:39 | カジュアル
バタクハスカットのモールスキンのトラウザースです。
色はコーンです。
実は私、恥ずかしながら
モールスキンの生地を知りませんでした。
モールスキンの名の通り
モグラの皮(皮膚)の質感です。
といってもモグラを触ったことはないので
あくまで想像ですが。

生地はとても厚くてしっかりしたものです。
イギリスの伝統的な生地なんですね。
素材はモグラ100%ではなく
コットン100%です。
この生地はバタクハウスカットらしく
こだわりの生地フィッシャーのものです。
K保教祖様曰く
実際はOEMでBRISBANE MOSS という
140年余の歴史を持つ英国で唯一の
モールスキン及びコーデュロイ専門の
会社の物ではないかとのことです。

今回のトラウザースは
カジュアル用としてツイードのジャケットや
ネイビーのブレザーに合わせるために
良い物はないかなと思っていたところ
出会ってしまいました。

ちなみに冒頭の写真は
伊勢丹別注のスリーエステイトのジャケットです。
2年位着ていますが色合いと言いデザインといい
お気に入りのジャケットのひとつです。
このジャケットにオッドベスト
ブルー系シャツにウールのネクタイ
そしてこのトラウザースなら、中々良いのでは
と思います。
靴はもちろんスエードですね。

又、ブレザーと合わせると
こんな感じです。



トラウザースのデザインですが
やや股上が深く、細身ではなく
いわいるブリティッシュカントリーライクで
クラシックなラインです。
当たり前ながら
明らかにインコテックスとは違います。




裾はシンプルに
シングルのモーニングカットに
そしてベルトレスですので
ブレイシーズ用のボタンも
付けてもらうことにしました。

そのほかの色では
アイボリー、ボルドー、ネイビーがあり
どれも気になりましたが
パターンオーダー貧乏と化している今は
次回に見送りです。


ダイエットについて

2008-09-15 07:25:56 | 番外編
実はブログの中でも書いますが
近年、まれに見るほど
ダイエット効果が出ているので
ちょっとそのお話を・・・

私の体型はまあ言ってみれば
メタボ系です。
昨年冬ぐらいは体重が池中玄太レベルを
超えるまでいっていましたが
流石にこれはやばいと思い
体重を段階的に落としてきました。

気がつけば約半年間で
体重減 -12Kg
ウェスト減 -5cm
体脂肪率 25% → 22%
です。

痩せた方法はズバリ炭水化物ダイエットです。
一日の食生活は
朝 ご飯+納豆 or パン+ベーコン
昼 おにぎり2個+バナナ1本
夜 炭水化物(ご飯、うどん、ラーメン等)抜き
  で普通に食べる(野菜中心が多いです)。

というような食生活を続けていたら
ある日気づいたらそうなっていました。
まあ栄養士の方に言わせれば
バランスは悪いと思います。

又、職業柄外を出歩くのも多いので
それも体重減に作用しているかもしれません。

ただやはり締まり感がイマイチないので
運動を何かしようと
考えています。

あと3Kg減ると脱メタボ(BMI 25以下)
標準体重の仲間入りです(限りなく上限ですが・・・)

しかしこれから秋。
接待やら、飲み会やらやたら増えるので
気をつけなければ。

ボルサリーノ

2008-09-13 07:53:13 | ハット
遂に念願のボルサリーノを入手しました。
夏用は既にご紹介済みですが
本当に私が欲しかったのは
このボルサリーノなんですね。

実はボルサリーノを欲しいと思ったきっかけは
ブログでもリンクをはっている
でれくさんのブログを見て
絶対欲しい!と思って今日に至っています。

実はこのボルサリーノ折りたたみ可能なんですが
百貨店を中心に色々探しましたが
どこにもありません。
実は一部のセレクトショップなどが
別注品として作ったもののようです。

では早速仔細に見ていきましょう(やや興奮気味です)。

まずは正面から



いやーエレガントですね。
そして本当にカッコイイです。
色は茶色です。
ベストコーディネートは
カバートコートとの組み合わせを意識したので
この色にしました。

そして横から・・・



うーん、素晴らしい(もう陶酔状態です)
そして後ろから



完璧なフォルムです。

折りたたみ可能とのことで
実はとても柔らかいです。
何も手を加えないと
この形になります。



これに手を加えて
自分の理想的な形にする仕様です。

最初見たときはこれは自分が欲しい物と違うと
思ってしまいました。
でもこれが基本の形ポーラーハットフォルムなんですね。

クラウントップを好みの位置まで窪ませてたり
クラウンフロント部の両サイドをつまんだり
ブリム(つば)を下げたりして色々な形を
作ることが出来ます。

ちなみに折りたたむとこんなコンパクトになります。



これは今までの夏用と比べると劇的に便利です。
夏用はクラウントップの部分を持つと
割れてしまうのでもってはいけないとか
もちろん客先に行った時も
手に持ったまま入るしかありません。

今回のものは手軽に鞄にしまうことが出来ます。
もちろん長時間折りたたんだ状態は良くないので
家に帰ったらすぐに形を整える必要があります。

材質はもちろんファー(ウサギ)の毛をフェルトにしたものです。
帽子の内側を見ると
WATER Repellent FUR FELTとあります。
撥水加工を施されたファーフエルト素材ということですね。



「Rain proof Line」シリーズは定番品ですが
通常に扱っているものはリボンの形がやや細く
リボンがスナップ脱着式なっています。
これはややカジュアル性が高まってしまうので
見た目は通常のこのボルサリーノが
どうしても欲しかったんですね。

内側とリボンはいつもどおりに
ボルサリーノのロゴが。
泣かせます。




そして極め付けはこの専用ブラシです。
反時計回りにブラッシングして
埃をとります。
これまた泣かせる逸品ですね。



購入したお店はとりあえず内緒です。
ごめんなさい。
なぜなら、ネイビーもいってしまおうかと
真剣に考えている今日この頃なんで・・・
ただひとつヒントと言えば、灯台下暗しです。

バタクハウスカット マドンナ登場!

2008-09-13 06:42:40 | 番外編
遂にバタクハウスカットのマドンナ登場です。
丸の内店のマドンナことA嶺さんです。
これだけの美人ですので
きっとファンの方も多いのではないでしょうか?
今回はご本人の承諾をいただいて
堂々のブログデビューです。

私が初めて丸の内店に行った時
接客していただいたのがA嶺さんでした。
とっても親切丁寧で一生懸命に
対応してくれるというのが
第一印象です。

A嶺?
ひょっとして、服飾界の大物
マエストロのお嬢さん!?って
思ったのですが
ご本人に確認したところ
関係ないとのことでした。
名刺を良く見れば苗字の漢字も違いました。

当日は写真のような
エレガントな装いでしたが
気になったのはカフリンクス。
とってもかわいい物を
付けられていました。



実はこのカフスとシャツ、友人から
サンプル品を頂いたものだそうです。
いいですねー。
美人はやっぱり得です。

A嶺さん、実は英語もネイティブレベル。
学生時代英語漬けの環境で
又、ご家族も英語が出来るとのことです。
まさに才色兼備ですね。

K保教祖様もイギリスにいらっしゃたので
丸の内店は実はグローバルな店舗なんですね。

ちなみにA嶺さん
残念ながらファンクラブはまだありませんので
あしからず。

バタクハウスカットのオッドベスト

2008-09-11 23:09:59 | スーツ
バタクハウスカットのオッドベストです。
実は伊勢丹でN寺氏に採寸してもらった後
その足でバタクハウスカット丸の内店に行き
オッドベストをパターンオーダーしてきました。

デザインはこんな感じです。



そして背中の裏地が
とーってもカッコイイです。
そう、裏地はバーガンディなんです。




噂によるとK保教祖様別注モデルとか・・・
素晴らしいセンスです。

生地はイギリスボンドストリートの
ツイード生地屋さんW.Billの物です。
今はSmith Woollensの傘下とのこと。

いわいる典型的なタッタソール柄です。



さて採寸の開始です。
採寸はもちろんK教祖様。
いつもどおりの真剣(コワイ!)な表情です。



ベストは袖の付け根であわせるとのこと。
「ここが余っていると面白くないんですよ!」
といいながら
ベースのパターンをどれにするか
調整しているようです。

そして無事採寸が終了。
ボタンはスーツと合わせることが多いので
メタルボタンではなく普通のボタンに変更した方が
いいとのアドバイスをもらい
写真のジャケットと同じボタンに変更してもらいました。

出来上がりはスリーピースの出来上がりと
同じ日に。

オッドベスト本当にかっこいいですね。
早くコーディネートしたいです。
詳しいコーディネート方法は
出来上がったらまたご報告しますね。



バタクハウスカットのオーダー会

2008-09-07 08:55:22 | スーツ
バタクハウスカットのオーダー会です。
昨日伊勢丹MEN'S館4階の
バタクハウスカットのコーナーで行われました。

そして、憧れのN寺氏登場です。
最初はK保教祖様から
「N寺さんにはいつもダメだしされています」
という話を聞いていたので
どんな恐い方だろうと思っていましたが
トップの写真のように
穏やかなイギリス紳士みたいな方でした。

まずは生地の選択から。
実はもう在庫がなくなったと言われていた
スリーエステイトの生地がみつかり
迷いなくその生地を選びました。

「ダブルブレストでどうでしょうか?」
とN寺さんに相談したところ
これはとてもお勧めの生地で
ダブルブレストにも映えるとのことで
この生地でダブルブレストに決定です。
よかったです、本当にこの生地があって。

ちなみにこの生地は何とバタクハウスカット別注で
スリーエステイトとダブルネームになっています。
N寺氏こだわりの生地のようです。

さあ、そしていよいよ採寸の開始です。
念のため、以前パターンオーダーしたデータを
代官山から取り寄せ
何やら確認されている様子。



おもむろに肩とかを確認されています。



最近体重を随分落としたこととかを
話しながら採寸が進んでいきます。



いやーカッコイイですね
N寺氏。
とてもエレガントです。



無事採寸が終わり
仕様等を確認して終わりです。

採寸終了後も少し時間があったので
貴重な話をいくつか聞けました。

そのうちのひとつ。
ブレイシズの使い方について。

私もブレイシズ初心者なので
肩にテンションがかかる位
吊っていましたが
実はブレイシズは押える為に
使うとのことです。

つまり、トラウザースはウェストピッタリに作り
それが体から離れないように
押える為に使うとのことでした。
決して吊るのではないと・・・
う~ん奥が深いです。

よってウェストに余裕を作り
ブレイシズで吊るフィッティングは
誤りとのことです。
丸の内のM田さん、N寺氏から後日指導があるかも
しれません(笑)。

出来上がりは、約1ヵ月後
楽しみですね。

ちなみにこれはブレザーですが
このデザインでスーツ仕様になって
上がってくると思います。



いやー
本当にN寺氏と話が出来て嬉しかったです。

ところで今回は
テーラーケイドの山本さん
別のコーナーで採寸されていたので
ご紹介いただきました。

K部店長、ありがとうございました。

スーツは上がり次第
又、ご紹介しますね。


祝! 伊勢丹MEN’S館 5周年

2008-09-05 01:33:15 | その他

伊勢丹より何やら、重々しい封書が届きました。
裏にはお洒落な封筒留めが。



開封すると、伊勢丹MEN'S館が
5周年を迎えるとのこと。
昨日それを祝してパーティが行われたので
友人と参加してきました。
恐らくこのブログをご覧の方も
何人か行かれたのではないでしょうか?

当日MEN'S館は通常8時までの営業を
6時で終了し、7時より招待客を招きいれ
行われました。

いやーそれにしてもかなりの人です。
入場するとまずは弦楽四重奏ならぬ三重奏で
お出迎え、入り口には大きく
「We Love Gentlemen」のロゴと
イギリス紳士のようなオブジェが・・・

そして、ウェルカムドリンクが振舞われていました。

各階ごとに色々なアルコール類が
置いてありフリードリンクで色々なものが
飲めます。
フロアごとに色のテーマがあり
それに合わせて洒落たフードも
用意されていました。

中々楽しい演出ですね。

店内を歩いて
いつもの顔なじみのスタッフの方と談笑
しかもアルコールが入っているのと
いつもとは違うムードでとても楽しめました。

そして、気になる商品もいくつか・・・
そちらは又、改めてご紹介します。

当日は非日常ということで
スーツ+ピンクのクレリック+バタフライ+ボルサリーノです。
こんな日は別にこれでも目立ちません。



色々有名人の方もいらしていて
偶然ジョンロブジャパン代表の松田さん
いらしたので、声をかけさせていただきました。
美人の広報の方といらしていましたが、気さくに対応して
いただきました。
ありがとうございます。

靴売り場や、ネクタイ売り場、
4階や5階のスーツ売り場を回っているうちに
あっという間に閉会の時間になってしまいました。

そして最後にお土産までいただいて



楽しいひと時があっという間に過ぎました。
本当に楽しかったです。
伊勢丹さん、ご招待いただいたフランコプリンツィバリのSさん。
ありがとうございました。