1月の記録
4日 清方/Kiyokata ノスタルジア―名品でたどる 鏑木清方の美の世界―(第7期) @サントリー美術館
4日 日本・ポルトガル 修好150周年記念没後50年 北大路魯山人展
Coredo日本橋で不昧公好み 皆美家伝 鯛めしを頂いてから北大路魯山人展に。
北大路魯山人は、書家であったこと、数回結婚したこと、俎板鉢という食器など知る。器ととりあわせた辻留の懐石料理の写真がおいしそうだったこと。
9日 中央大学創立125周年記念特別展「浮世絵百華 平木コレクションのすべて」『これぞ浮世絵! — 平木コレクションの優品・名品・稀品 — 』(後期)@たばこと塩の博物館
後期は「浮世絵とは何であったか」という展示構成
春信は、
巨川 立美人 絵暦 明和2年
重美 鈴木春信 麦十工 馬内侍 絵暦 明和2年 ゆかばこそ逢はずもあらめ 帚木のありとばかりはおとづれよかし(後拾遺和歌集876)
重美 鈴木春信 機織 明和3年頃
鈴木春信 絵本青楼美人合 明和7年 大本五巻 たばこと塩の博物館所蔵
大田南畝作 鈴木春信画 小説土平伝 小本一冊 たばこと塩の博物館所蔵
重美 鈴木春信 本柳屋お藤 明和5から6年 横間版
9日 江戸の彩 -珠玉の浮世絵コレクション- @太田記念美術館
30周年記念。肉筆画が多く展示されている。解説が多く親切な展示。
春信は
鈴木春信 風流うたひ八景 三井寺晩鐘 細版 明和4年頃
鈴木春信 水仙花 中版 明和5年頃;賛 花姿霜にしやれたる水仙は 葉さへひとねち人をなすます;
花を題としたシリーズでは本図の他に椿、梅、闇夜梅、花王、杜若、萩の六図が確認されているとのこと。
鈴木春信 浮世美人寄花 南の方 松坂屋内野風 藤 明和5から6年頃;賛 君か代の松にかかれる藤なれは千たひ咲へき花かとそおもふ;
このシリーズは全九図が確認されているとのこと。「笠森の婦人 卯花」「楊枝屋婦 菫菜」「路地娘 瞿麦」「みなみ山さきや内元浦 八重桜」「山しろや内はついと 萩」「あふぎや内まつ風 躑躅」(つつじ)の七図と「浮世美人花寄 娘風」「浮世美人見立 てうしや内てう山 花王」
鳥文斎栄之 吉原十二時絵巻
全巻が展示されていた。女性のみ鮮やかな色彩で描く。
16日 退任記念展 絹谷幸二 生命の軌跡 ars vita esta・vita ars esta @東京藝術大学大学美術館
16日 まばゆい、がらんどう @東京藝術大学大学美術館
16日 デジタル・オイル・ペインティング展 -油画描画シミュレータを使って- 東京藝術大学 + 東京工業大学 @東京藝術大学大学美術館
16日 平常展 @東京国立博物館
新春特別展示 寅之巻
白釉鉄絵虎形枕 中国・磁州窯 金~元時代・12~13世紀 横河民輔氏寄贈
ヒュンベ 朝鮮 朝鮮時代・19世紀
虎に波図屏風 岸駒筆 江戸時代・文政6年(1823)
虎図 円山応挙筆
新春特集陳列 中国書画 歳寒三友と明末清初の書
鹿鶴図屏風 沈銓筆 清時代・乾隆4年(1739) 他
国宝 秋冬山水図 雪舟
重文 月次風俗図屏風
重文 紫式部日記絵巻断簡
重文 佐竹本三十六歌仙絵巻断簡 藤原興風像
耕作図屏風 円山応瑞筆
龍虎図屏風 曽我直庵筆
重文 洛中洛外図屏風(舟木本)
公余探勝図巻 巻下 谷文晁筆
相州名勝図帖 谷文晁筆
下駄の雪取 鈴木春信筆
勝景雪月花・四条の月 葛飾北斎筆
勝景雪月花・嵯峨の雪 葛飾北斎筆
勝景雪月花・能瀬の雪 葛飾北斎筆
北楼及び演劇図巻 菱川師宣筆
美人見立曽我の対面 喜多川歌麿筆
雪こかし 歌川豊国筆
など
16日 ボルゲーゼ美術館展@東京都美術館
サンドロ・ボッティチェリとその弟子たち《聖母子、洗礼者ヨハネと天使》1488年頃 テンペラ、板
ラファエロ・サンツィオ《一角獣を抱く貴婦人》1506年頃 油彩、カンヴァス、板で裏打ち
ヴェロネーゼ《魚に説教する聖アントニオ》1580年頃 油彩、カンヴァス
カラヴァッジョ《洗礼者ヨハネ》1609‐10年 油彩、カンヴァス
ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ《シピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿の胸像》1632年 カッラーラ産大理石
など。ローマにいきたい。
19日 世界遺産 アンコールワット展~アジアの大地に咲いた神々の宇宙~」@日本橋三越本店
23日 開館記念特別展Ⅱ 没後10年記念 東山魁夷と昭和の日本画 @山種美術館
第一章 東京美術学校の師と仲間
松岡映丘 伊勢物語(合作) 第23段 筒井筒 1928頃
川崎小虎 伊勢物語(合作) 第9段 東下り 1928頃
結城素明 春山春靄、夏渓浴雨、秋嶺帰雲、冬海雪霽 1940年頃(4幅)
川井玉堂 竹生嶋山 1928年
第二章 皇居新宮殿(1968)の絵画にちなんだ作品
山口蓬春 新宮殿杉戸楓4分の1下絵 1967年
東山魁夷 満ち来る潮 1970年
安田靫彦 万葉和歌 1970年
橋本明治 朝陽桜 1970年
上村松篁 日本の花・日本の鳥 1970年
杉山寧 曜 1970年
昭和43年に完成された皇居新宮殿の宮内庁委嘱作品にちなんで制作された、東山魁夷《満ち来る潮(うしお)》(幅9mを超える大壁画[額])、上村松篁《日本の花・日本の鳥》、橋本明治《朝陽桜》、山口蓬春《新宮殿杉戸楓 4分の1下絵》、安田靫彦《万葉和歌》が12年ぶりに一挙特別公開され、大迫力で展示室を飾る。圧巻。大壁画を飾るスペースがあり、移転した甲斐がある。
第三章 昭和の日本画
大観、玉堂、龍子の松竹梅展の作品 第一回1955年と第三回1957年から
杉山寧 響 1970年;動の滝と静の岩、裸婦の生命を三角を組み合わせた緻密な構図で描く。アクロバテックな女性のポーズに釘づけ。
瀑 1955国立劇場 において動の滝と静の岩、晶 1969年ではさらに裸婦の生命を加えたという。
高山辰雄 坐す人 1972年
第四章 魁夷が描く京の四季
東山魁夷 春静 1968年;鷹ヶ峰
東山魁夷 年暮る 1968年;京都ホテルオークラ屋上から
東山魁夷 緑潤う 1976年;修学院離宮隣雲亭
東山魁夷 秋彩 1986年;小倉山付近
など
29日 学習院大学開学60周年記念特別展覧会 知識は東アジアの海を渡った―学習院大学コレクションの世界―. @丸の内本店4FギャラリーA
明版の性理大全、広開土王の碑の拓本などが展示されていた。学習院の由来は論語の学而篇による、光格天皇により構想、戦後は宮内庁所管であったため廃校の危機にあった、安倍能成氏が学習院大学の初代校長など略歴を知る。
29日 「ルノワール - 伝統と革新」展@国立新美術館
ルノワール 団扇を持つ若い女 1879-1880年頃 クラーク美術館;モデルは、コメディー=フランセーズの人気女優ジャンヌ・サマリー(1857-1890)。
ルノワール アンリオ夫人 1876年頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー;モデルは、舞台女優アンリエット・アンリオ(1857-1944)。アンリエット旧蔵。
ルノワール ブージヴァルのダンス 1883年 ボストン美術館;モデルはルノワールの友人ポール・ロートとマリー=クレマンティーヌ・ヴァラドン(1865-1938)。
ルノワール 縫い物をする若い女 1879年 シカゴ美術館
30日 小村雪岱とその時代@埼玉県立近代美術館
装丁本を楽しく拝見、挿絵原画、舞台装置原画、着物なども展示されている。泉鏡花「日本橋」(1914)の装丁、邦枝完二「おせん」の挿絵(この新聞小説は笠森おせんと瀬川 菊之丞、春信など交錯する小説というから読んでみたい)。木版画もいい。売店に図録と版画芸術、芸術新潮、などあり結局芸術新潮を撰ぶ。
30日 国宝 土偶展@東京国立博物館
メチャ混雑。でも素晴らしい。
30日 特別展 江戸の粋・明治の技 柴田是真の漆 × 絵 (後期)@三井記念美術館
エドソン夫妻コレクションもいいが、やはり前期後期で白眉は次の2点
温室盆栽蒔絵額(1877)(三の丸尚蔵館)と「五位鷺に水葵図杉戸絵」(1886)(宮内庁 明治天皇の常御殿の廊下の杉戸)
30日 陶磁器ふたつの愉楽 観るやきもの・使ううつわ @根津美術館
重文 青磁筍花生
重文 青磁蓮唐草文水瓶
重文 青花花卉文盤
大名物 唐物肩衝茶入 松屋
古瀬戸丸壺茶入 相坂
4日 清方/Kiyokata ノスタルジア―名品でたどる 鏑木清方の美の世界―(第7期) @サントリー美術館
4日 日本・ポルトガル 修好150周年記念没後50年 北大路魯山人展
Coredo日本橋で不昧公好み 皆美家伝 鯛めしを頂いてから北大路魯山人展に。
北大路魯山人は、書家であったこと、数回結婚したこと、俎板鉢という食器など知る。器ととりあわせた辻留の懐石料理の写真がおいしそうだったこと。
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9日 中央大学創立125周年記念特別展「浮世絵百華 平木コレクションのすべて」『これぞ浮世絵! — 平木コレクションの優品・名品・稀品 — 』(後期)@たばこと塩の博物館
後期は「浮世絵とは何であったか」という展示構成
春信は、
9日 江戸の彩 -珠玉の浮世絵コレクション- @太田記念美術館
30周年記念。肉筆画が多く展示されている。解説が多く親切な展示。
春信は
花を題としたシリーズでは本図の他に椿、梅、闇夜梅、花王、杜若、萩の六図が確認されているとのこと。
このシリーズは全九図が確認されているとのこと。「笠森の婦人 卯花」「楊枝屋婦 菫菜」「路地娘 瞿麦」「みなみ山さきや内元浦 八重桜」「山しろや内はついと 萩」「あふぎや内まつ風 躑躅」(つつじ)の七図と「浮世美人花寄 娘風」「浮世美人見立 てうしや内てう山 花王」
全巻が展示されていた。女性のみ鮮やかな色彩で描く。
16日 退任記念展 絹谷幸二 生命の軌跡 ars vita esta・vita ars esta @東京藝術大学大学美術館
16日 まばゆい、がらんどう @東京藝術大学大学美術館
16日 デジタル・オイル・ペインティング展 -油画描画シミュレータを使って- 東京藝術大学 + 東京工業大学 @東京藝術大学大学美術館
16日 平常展 @東京国立博物館
白釉鉄絵虎形枕 中国・磁州窯 金~元時代・12~13世紀 横河民輔氏寄贈
ヒュンベ 朝鮮 朝鮮時代・19世紀
虎に波図屏風 岸駒筆 江戸時代・文政6年(1823)
虎図 円山応挙筆
鹿鶴図屏風 沈銓筆 清時代・乾隆4年(1739) 他
など
16日 ボルゲーゼ美術館展@東京都美術館
など。ローマにいきたい。
19日 世界遺産 アンコールワット展~アジアの大地に咲いた神々の宇宙~」@日本橋三越本店
23日 開館記念特別展Ⅱ 没後10年記念 東山魁夷と昭和の日本画 @山種美術館
第一章 東京美術学校の師と仲間
松岡映丘 伊勢物語(合作) 第23段 筒井筒 1928頃
川崎小虎 伊勢物語(合作) 第9段 東下り 1928頃
結城素明 春山春靄、夏渓浴雨、秋嶺帰雲、冬海雪霽 1940年頃(4幅)
川井玉堂 竹生嶋山 1928年
第二章 皇居新宮殿(1968)の絵画にちなんだ作品
山口蓬春 新宮殿杉戸楓4分の1下絵 1967年
東山魁夷 満ち来る潮 1970年
安田靫彦 万葉和歌 1970年
橋本明治 朝陽桜 1970年
上村松篁 日本の花・日本の鳥 1970年
杉山寧 曜 1970年
昭和43年に完成された皇居新宮殿の宮内庁委嘱作品にちなんで制作された、東山魁夷《満ち来る潮(うしお)》(幅9mを超える大壁画[額])、上村松篁《日本の花・日本の鳥》、橋本明治《朝陽桜》、山口蓬春《新宮殿杉戸楓 4分の1下絵》、安田靫彦《万葉和歌》が12年ぶりに一挙特別公開され、大迫力で展示室を飾る。圧巻。大壁画を飾るスペースがあり、移転した甲斐がある。
第三章 昭和の日本画
大観、玉堂、龍子の松竹梅展の作品 第一回1955年と第三回1957年から
杉山寧 響 1970年;動の滝と静の岩、裸婦の生命を三角を組み合わせた緻密な構図で描く。アクロバテックな女性のポーズに釘づけ。
瀑 1955国立劇場 において動の滝と静の岩、晶 1969年ではさらに裸婦の生命を加えたという。
高山辰雄 坐す人 1972年
第四章 魁夷が描く京の四季
東山魁夷 春静 1968年;鷹ヶ峰
東山魁夷 年暮る 1968年;京都ホテルオークラ屋上から
東山魁夷 緑潤う 1976年;修学院離宮隣雲亭
東山魁夷 秋彩 1986年;小倉山付近
など
29日 学習院大学開学60周年記念特別展覧会 知識は東アジアの海を渡った―学習院大学コレクションの世界―. @丸の内本店4FギャラリーA
明版の性理大全、広開土王の碑の拓本などが展示されていた。学習院の由来は論語の学而篇による、光格天皇により構想、戦後は宮内庁所管であったため廃校の危機にあった、安倍能成氏が学習院大学の初代校長など略歴を知る。
29日 「ルノワール - 伝統と革新」展@国立新美術館
ルノワール 団扇を持つ若い女 1879-1880年頃 クラーク美術館;モデルは、コメディー=フランセーズの人気女優ジャンヌ・サマリー(1857-1890)。
ルノワール アンリオ夫人 1876年頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー;モデルは、舞台女優アンリエット・アンリオ(1857-1944)。アンリエット旧蔵。
ルノワール ブージヴァルのダンス 1883年 ボストン美術館;モデルはルノワールの友人ポール・ロートとマリー=クレマンティーヌ・ヴァラドン(1865-1938)。
ルノワール 縫い物をする若い女 1879年 シカゴ美術館
30日 小村雪岱とその時代@埼玉県立近代美術館
装丁本を楽しく拝見、挿絵原画、舞台装置原画、着物なども展示されている。泉鏡花「日本橋」(1914)の装丁、邦枝完二「おせん」の挿絵(この新聞小説は笠森おせんと瀬川 菊之丞、春信など交錯する小説というから読んでみたい)。木版画もいい。売店に図録と版画芸術、芸術新潮、などあり結局芸術新潮を撰ぶ。
30日 国宝 土偶展@東京国立博物館
メチャ混雑。でも素晴らしい。
30日 特別展 江戸の粋・明治の技 柴田是真の漆 × 絵 (後期)@三井記念美術館
エドソン夫妻コレクションもいいが、やはり前期後期で白眉は次の2点
温室盆栽蒔絵額(1877)(三の丸尚蔵館)と「五位鷺に水葵図杉戸絵」(1886)(宮内庁 明治天皇の常御殿の廊下の杉戸)
30日 陶磁器ふたつの愉楽 観るやきもの・使ううつわ @根津美術館
重文 青磁筍花生
重文 青磁蓮唐草文水瓶
重文 青花花卉文盤
大名物 唐物肩衝茶入 松屋
古瀬戸丸壺茶入 相坂