一遍聖絵 第一、七、十一、十二巻 展示
一遍聖絵 第四、五、六、十巻
一遍聖絵(巻二、三、八、九)を拝見。
巻二 第一段(菅生岩屋)、第 二段(遊行の旅に出 る)、第三段(四天王 寺)、第四段(高野山)
巻三 第二段(伊予念仏道 場)、第三段(太宰府)
巻八 第二段(久美浜、く み)、第三段(美作一 宮)、第四段(四天王 寺)、第五段(聖徳太子 廟、当麻寺)
巻九、第三段(印南野信教 寺)、第四段(書写山)
を拝見、巻三、八、九は、後期のため、半分しか拝見できず。
11.西川祐信「髷を直す美人」:「巨川 立美人」はこの図が元なのかと。
27.宮川一笑「鍾馗と遊女図」(享保年間) この画題も享保年間にはあったのかと。
35.奥村政信「やつし琴高仙人図」:(宝暦年間) とあったが、この「やつし琴高仙人図」の画題は、だれが書き始めたのか?
75.初代歌川豊国「見立雪月花図」(文政3-7年):雪 五代目瀬川菊之丞の常盤御前;月 二代目岩井粂三郎(六代目岩井半四郎)蛍狩;花: 三代目市川門之助 道成寺(文政4年三月河原崎座に取材か)。という。常盤御前、道成寺は歌舞伎画題としてなじみあるが、蛍狩りも歌舞伎画題とは。演目は何なのか?
新出の《父の像》(個人蔵)も展示
Kimiyo FOUJITA氏から寄贈された「藤田嗣治資料」も公開展示
いままの兵馬俑展よりバラエティがあったように感じた。
国宝 一遍聖絵 巻第七 法眼円伊筆 鎌倉時代・正安元年(1299)
この巻は全十二巻から伝来の過程で分割され、絵第一段から四段と、詞書第四段が後補の詞書とあわせて一巻に仕立てられている。絵第一段から四段は弘安7年(1284)、大津の関寺(せきでら)、京都の四条道場、市屋道場など、道場で踊る様子がどの段にも描かれている。
ポール・ゴーギャン [2人のブルターニュ女性のいる風景] 1888年 ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館、コペンハーゲン
ポール・ゴーギャン [2人の子供] 1889(?)年 ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館、コペンハーゲン
ポール・ゴーギャン[玉ねぎと日本の版画のある静物]1889年 ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館、コペンハーゲン
ポール・セリュジエ[呪文或いは物語 聖なる森]1891年 カンペール美術館
モーリス・ドニ [小舟のブルターニュの女性]1891-92年 カンペール美術館
など
国宝 俵屋宗達「源氏物語関屋・澪標図屏風」に再見
意外によかった。サントリー美術館の学芸員の得意とする「水」をテーマとした展覧会。水にまつわる神仏に関する知識が得られたこと。普段は近くても拝見したことのない江の島や瀬戸神社の神仏像を拝見。そして日月山水図屛風(大阪・金剛寺)国宝 善女龍王像(和歌山・金剛峯寺)重文 春日龍珠箱と春日龍珠箱(奈良国立博)などの優品。と三つの角度から楽しめた。
ジョン・エヴァレット・ミレイ《いにしえの夢─浅瀬を渡るイサンブラス卿》
ジョン・エヴァレット・ミレイ《ブラック・ブランズウィッカーズの兵士》
ジョン・エヴァレット・ミレイ《春(林檎の花咲く頃)》
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《シビラ・パルミフェラ》
フレデリック・レイトン 《ペルセウスとアンドロメダ》
エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ 《スポンサ・デ・リバノ(レバノンの花嫁)》
など。