20日
#1 シャガールのタピスリー展 二つの才能が織りなすシンフォニー
@渋谷区立松濤美術館
マルク・シャガール(1887-1985)が描いた原画を、イヴェット・コキール=プランス(1928-2005)が5~6mのタピスリーに紡ぎあげた作品群を展示。原画を拡大して、また多数の色彩を織り糸で表現している。制作過程のビデオがあったが、気の遠くなるような緻密な作業。「サーカス」や「花束と人物」、「色の分割」、「おんどりと恋人たち」「地中海の青」などのいくつかのテーマにしたがって展示されていた。大画面による迫力とその色彩感は、シャガールによる絵画以上に、「シャガール」そのものを体現していて、予想以上に素晴らしい展覧会だった。
20日
#2 白隠展 @Bunkamuraザ・ミュージアム
白隠といえば、永青文庫の白隠を少し見たことがあるだけだった。はじめての回顧展鑑賞となるが、今回の白隠展は圧巻だった。禅語については展示解説を少し読んだだけなので得心まではいかぬが、絵の迫力、字の迫力に、パワーが貰えた展覧会。
主な作品
・半身達磨 萬壽寺(大分県)
・すたすた坊主 早稲田大学會津八一記念博物館
・百壽福禄寿 普賢寺(山口県)
・蓮池観音 個人蔵
・隻手 久松真一記念館
・布袋吹於福 法華寺(愛媛県)
・地獄極楽変相図 清梵寺(静岡県)
・鍾馗鬼味噌 海禅寺(島根県)
@渋谷区立松濤美術館
マルク・シャガール(1887-1985)が描いた原画を、イヴェット・コキール=プランス(1928-2005)が5~6mのタピスリーに紡ぎあげた作品群を展示。原画を拡大して、また多数の色彩を織り糸で表現している。制作過程のビデオがあったが、気の遠くなるような緻密な作業。「サーカス」や「花束と人物」、「色の分割」、「おんどりと恋人たち」「地中海の青」などのいくつかのテーマにしたがって展示されていた。大画面による迫力とその色彩感は、シャガールによる絵画以上に、「シャガール」そのものを体現していて、予想以上に素晴らしい展覧会だった。
20日
白隠といえば、永青文庫の白隠を少し見たことがあるだけだった。はじめての回顧展鑑賞となるが、今回の白隠展は圧巻だった。禅語については展示解説を少し読んだだけなので得心まではいかぬが、絵の迫力、字の迫力に、パワーが貰えた展覧会。
主な作品
・半身達磨 萬壽寺(大分県)
・すたすた坊主 早稲田大学會津八一記念博物館
・百壽福禄寿 普賢寺(山口県)
・蓮池観音 個人蔵
・隻手 久松真一記念館
・布袋吹於福 法華寺(愛媛県)
・地獄極楽変相図 清梵寺(静岡県)
・鍾馗鬼味噌 海禅寺(島根県)