四代目は早起きである
6時前に起床している時もある
(毎晩8時には寝てるから当然か)
しかし、不肖の三代目は
出来れば「いつまでも愛おしいフトンの中でこの幸せな時間を...」っと
絶えず願っている
四代目は起床したのち
暫くは朝支度をしている嫁の邪魔などして時間をつぶすのだが
当然、忙しい嫁にガッツリ叱られ
その矛先を私に向ける
「起きてください! もう朝ですよ~!!」
「もう、起きる時間ですよ~~!!!」
「起きて 遊そぼ----!!!!」
容赦なく寝ている私に乗りかかってくる
「え~? もう起きる時間??」
いやいや
私の起床時間はまだまだ先のはずだ
ささっと起きればいいのだか
何故かいつも「ここで起きたら負けだ!」
っと抵抗してみる
ずる賢い三代目は
「分かった、遊ぶよ!」
「ごろごろ ごろんちょ」
と
「ねっころ、がりんちょ」
と
どっちで遊ぶ?
っとふとんの中から誘ってみる
以前は通じたこの策
「だめ! それはどっちも寝ているだけだから!!」
四代目、学習したな!?
このネタもとうとう賞味期限が来たか
しかし、どうしてもフトンから出たくない老獪な三代目は
(決して不精者だからではない ただ単にフトンをこよなく愛しているのだ)
フトンを出なくてよい、新たな遊びを発案
以前、四代目は「おフトンは海のようだね」
っと言っていたのを思い出し
「よし、じゃあ 海遊びをしよう」っと誘ってみた
「ほっっほ ほ~い!」
喜んで四代目は私のフトンの上に飛び込んで
その上でバタバタと泳ぐ
「しまった、海と言えば 飛び込みか!」
「そして、泳ぐのか!? 」
フトンを稼業にしている我が家で
掛フトンの上で暴れる暴挙は許されない。
「泳いじゃだめ!!」
「う~ん?」
「海底でタコを探すのだ!!」
っと言い
フトンの下を海底に見立て
中に入れてみた
四代目
結構楽しんでる
しめしめ
当分はこれでいけるか!
いや、そう長くは続かないはず
又、新たな策を
練らねば