”睡眠スケジュールをリセットするには「キャンプ」が最適”
http://urx3.nu/SsBB
という記事を読んで確かめてみたくなり実行してみました。
1泊だけのキャンプですが....
(sleeponにて計測)
左92点がキャンプ時の数値
右79点がキャンプから帰って来た翌日の数値
点数が高い方が良い睡眠が取れたという事です
キャンプ時には夜中2度程トイレで起きました
昨晩は1回のみ
お酒は同じ様な時間帯から飲み始め、だいたい同じ量ほどを飲んだ
睡眠時間がキャンプ時の方が約1時間程多いですし
日常生活とは大きく違う環境なので総合得点だけでは
簡単に比較できません
注目すべきは
BDI値(睡眠時の呼吸の乱れ具合を表す 数値が低いほど呼吸が安定している
と
BDI回数(睡眠中に呼吸が少なくなった総回数)
BDIの値が キャンプ1.9 に対して 昨晩が16.2
(キャンプ時の方が昨晩より約8倍 呼吸が安定している)
BDIの回数も キャンプ14回 に対して 昨晩が105回
(呼吸が少なくなった回数はキャンプ時の方が昨晩より約1/7位になっている)
この数値だけ比較してみるとキャンプ時の睡眠の方が良く眠れていると言えます
しかし、
当然1日だけのデータなのであてにはなりません!
たまたまこういうデータが出ただけって事もよくあるので
もう一つ検証したかったのは
日の入り後に目にする明かりの質と量は
どう、睡眠に影響するのか?
キャンプ中 夜の明かりと言えば
焚き火と燃焼系によるランタンのみ
通常家庭にあるテレビ、パソコン、蛍光灯はここにはありません。
光量の多いもので 唯一あったのは
LEDのハンドライトと
スマホ
この2点も今回はなるべく使わないように心がけました
理由は人間の持つ体内時計の仕組みに関係があります
ヒトは朝起きて太陽の光が目から入ると体内時計がリセットされます
このリセットした時刻から14~16時間後にメラトニンの分泌が始まり
その1~2時間後には自然な眠気が出てきます
ところが、夕方から夜にかけて強い光を浴びると
本来出てくるはずのメラトニンの分泌が
出てこなくなる→入眠時間が遅くなる
現代の日本で通常の生活をしているとこの太古の昔から
作られた生活リズムを維持するのはとても難しくなっています
街に出れば煌々と明かりが灯され
家の中でも蛍光灯やパソコン、スマホと言った
光量の強い光が目を通して入ってくる機会が沢山あるからです
夜を本来の夜らしく暗くするには
敢えて日常生活では起こりえない環境(キャンプのような)を
作り出す必要があるのかもしれません
お蔭で入眠時間も通常より約45分程早くなっています
(キャンプ時の就寝21:45 昨晩22:33)
もちろん、テレビない、スマホ見ない、本も読めない
薄暗い明かりの中で一人小さなテントで寝転んでいれば
当然、寝るしかやる事がない!!! のではありますが....
最後にもう一度
当然1日だけのデータなのであてにはなりません!
非日常生活(キャンプ)と通常の生活とでは
睡眠の質はどう変わるのか?
検証するためには
もっと沢山、キャンプに行かないといけません!!