四代目と近くの公園に行った
最近、フリスビーが上手く投げられるようになったらしく
それを私に披露したいようだ
公園に着き
しばらく二人でフリスビーをしていると
三代目より2、3歳年上の女の子が
「私もやりたい!」
っとやって来た
当然、女の子に優しいM原家男子は即
「どうぞ」
すると今度はその子の妹さんがやって来て
「私も入れて‼」
こちらも当然
「喜んで! お入りください」
しばらく四人でフリスビーを廻し投げしたのだが
そこは子供
急に退屈になったのか
各々別の遊びを始め出した
妹君は私と色々とお話したいらしく
私は暫く彼女にお付き合いする事に
っと突然
オモチャの携帯電話を出した妹君
「ちょっとこれからお電話するから」っと
「誰にするの?」
「それは ヒ ミ ツ !!」
「??」
誰かと謎のお話をしてい間
一人ぼっちにされる私
…
電話が終わった
「さぁ次は何をして遊ぶ?」
「……」
待たせた私に何の労いの言葉もなく…
っと
突然
妹君
ちょっと躓き
「キャッ!!」
それを見た私は
随分大人びた女子のような振る舞いだけど
「やっぱりまだ子供だなぁ」っと少し微笑んだ
しかし
その事に気付いた
妹君
少し おかんむり❗
「ほら 私は女の子でしょ」
「女の子はキャッ!って言うでしょ!」
「お~‼」
私の1/10も人生経験のない彼女に
「全く男はいくつになっても女の子の事が解らないのね」
っと
たしなめられたようである
「む~~~ん!!!」
恐るべし 女の子
その頃 四代目は
先程の姉君が
「ほら! 今度はあっちよー」
「ほら! 次はこっちよー」
っと
四方八方に投げるフリスビーを
ニコニコしながら取りに行っていた
がんばれ
M原家 男子