私の父(当社の二代目)が初代(祖父)から聞き及んだ
”商い”に関する語録集 今回で100個目
元は『辛抱する木に金がなる』であるようです
何辛抱強くこつこつと努力すれば、やがて成功して財産もできるという意味ではあるが
さて、ここで父は何を言いたかったのか?
たんに、あまりにもうるさくガミガミ言う先代に嫌気がさして
書いた言葉ではないはず!
(初代は言いたい事があれば夜中の2時3時でもいきなり電話をして来る
と聞き及んでいるので.....)
たぶん違うはず!
きっと、本当に言いたかったのは.....
伝えたかった事は...
①
自分も相手も同じ生身の人間
その前提に立つと
一方的に言いたい放題言われれば 腹は立つ
しかし、自分は「会長の痰壺」である
っと割り切ってしまえば
「そりゃ、しょうがない」っと諦めが付く
これ「発想の転換」かな?
②
「よう飽きないもんや と感心する...」
”感心する”と相手を敬う事で
言われっぱなしでネガティブだった感情は
一時的でもポジティブな感じに変わるかも!?
まあ「心持の転換」でしょうか?
③
「黙って聞くのが儂の勤め....こればかりは誰にも出来ない」
何故、私ばかりが責め立てられるのか?
そう考えると 受け身になるが
「これは私しか出来ない仕事である」
と使命感を感じれば能動的になれる
「立ち位置の転嫁」とでも言えば良いのでしょうか?
発想、心持、立ち位置
すべて替えて考えられる
心の柔軟性を持て!
っと言う事でしょうか
それもこれも私の考え過ぎでしょうか?
何度も言うように
初代は言いたい事があれば夜中の2時3時でもいきなり電話をして来る人
らしいので(これは父から聞いたのではなく他人様から聞いた話です)
相当な忍耐が必要だったと思われ....
まあ、なんにしても「言われるうちが花」という事ではないかな
言われなくなったら
”言ってくれる人を探す”
必要もありそうだ....