すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。
current topics(209):新潟県知事選が示唆するもの
新潟県知事選挙は原発慎重派の米山隆一氏が自公推薦の森民夫氏を破って初当選しました。
信頼すべき情報筋は真相を次のように明らかにしています。
自民党が推した候補が負けました。
一方、政党のしがらみの無い候補が原発再稼動反対で当選しました。
お気づきと思いますが、
落選の理由の一つは、利権や腐敗を専らとする自民党体質への反発。
もう一つは、原発への嫌悪感です。
原発そのものの是非もありますが、有権者は原発に関わる東電や政治家の利権体質に嫌悪感を抱いています。
今回の結果は以上の二つの課題に対する住民の意思表示です。
決して野党が応援したからではありません。党派に関係なく選択されたのです。
また、小池都知事は、小泉元首相同様、自民党本部や自民党地方議員の腐敗体質に強い憤りを感じています。
原発に替わるエネルギーを模索している人です。
今回、衆院補欠選挙の応援に行った小池知事が、新潟知事選挙では応援に行かなかった理由がそこにあります。
新潟知事選挙結果は今後の政治のあり方を示唆しているようです。
国民の視線、監視は今後ますます厳しさを増してきます。
お問い合わせ先 akaminekaz@gmail.com
FBは https://www.facebook.com/akaminekaz
current topics(208):常態化している捏造記事
先日、中日新聞で、「担当記者が事実と異なる取材メモを作成した」として記事が取り消されました。
こうした事件はなかなか後を断ちません。新聞業界の実態を情報筋にお伺いしてみました。
全国紙の五大新聞をはじめ、ほとんどの地方紙では、
捏造、あるいは捏造に近い誇張された記事の掲載が常態化しています。
こうした捏造記事は、事実に基かない報道というだけでなく、人びとの不安や恐怖心、
憎しみを煽り、心を傷つけ、暗い世相を作り出します。
また、政治の混乱や停滞を招くこともあります。
記者は情報収集を怠ったり、丁寧な取材をしないため記事ネタが乏しく、
苦し紛れに嘘や作り話をでっち上げるようになります。
場合によっては、先輩や上司に「作り話でもいいから書け」と指示されるケースもあります。
これは今始まったことではなく、業界にある古くからの慣習の一つでもあります。
そこにはメディア業界特有の、自分たちが社会を動かしているという驕りがあるのです。
ネット上の情報量や精度、技術はますます向上しています。今後も加速度的に進歩することが予想されます。
新聞業界は、かつてのように、いい加減な記事がまかり通る時代が終わったことに気づいていただきたいと思います。
お問い合わせ先 akaminekaz@gmail.com
FBは https://www.facebook.com/akaminekaz