コラム(291):財務省は金集め目的の宗教組織
1990年代から国会周辺で仕事をしていた筆者は財務省の官僚から度々増税の必要性についてレクチャーを受けたことを思い出します。
彼らは、日本経済の動向に関わらず、順調な時も低迷期の時も財政バランスのことだけを考え、「国の借金が増え続けていてこのままでは日本が破綻する」との危機感を煽り続けていました。
この手法はあたかも危機感や恐怖心を煽って金集めをする宗教団体そのものの姿に見えました。
財務省教団の教義に繰り返し洗脳された政治家が今度は国民に呪文のように増税を押し付けようとしているわけです。
増税は財務官僚の力の源泉
財務省はなぜ消費増税をはじめとする増税に躍起となっているのか、その理由は、税金を集め、それを予算付けすることが彼らの力の源泉になっているからです。予算獲得のために他省庁の官僚や省の利権に絡む国会議員がこぞって頭を下げにきます。歴代の総理大臣ですら、財務官僚の言いなりになっていたのはそのためです。
結局、「この教義を守らなければバチが当って地獄に堕ちるぞ」という財務省教団の強迫に負けているのです。
財務省は、その優位性を守り維持するために、「増税と予算」という打ち出の小槌を手放すわけはいかないのです。
政治に望むこと
消費増税は決して実施してはなりません。
政治家は財務省カルトの呪縛から離れ目を覚まし、初心に立ち返り国民のために何をなすべきかを第一に考え行動していただきたいと切に望みます。
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