赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

小さなウィルスにすら勝てない世界の軍事大国 current topics(486)

2020-03-27 15:59:14 | 政治見解



current topics(486):
小さなウィルスにすら勝てない世界の軍事大国


米国防総省は新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、海外でアメリカ軍部隊が移動することを60日間にわたり停止する措置を発表しています。

軍隊ですらコロナウイルスの猛威に打つ術がなくなった状況について、当ブログが最も信頼する情報源が以下のコメントを寄せています。


アメリカの空母ルーズベルトで20人以上の感染が確認されたと報じられました。
しかし、実際には現時点で約300人以上の感染者います。
また、アメリカ国内の軍事基地でも感染の疑いがある人が多数出始めています。

問題は中国で、中国軍に所属している人の27000人が感染し、そのうち3200人が死亡しています。

ロシアでは国内感染者数が実際には6000人を超えて、そのうち軍の関係者が300人感染しています。

いずれの国も感染拡大を防ぐために必死になっているのですが、
もともとどこの国も軍は閉鎖的な環境にあるため、いったん感染が始まると一気に広がります。

コロナウィルスは安全保障の問題にも大きく影響を与えることになります。


世界の軍事大国は日頃から鉄壁な防衛で力自慢をしていますが、
実はこんな小さなウィルスに簡単にやられてしまうお粗末なものだったわけです。

つまり世界の人々に何の役にも立たない体系的廃棄の対象となるのです。

結局、今回のコロナウィルスは、国と国が軍事力で競い合い争うことの虚しさを、
人類に教えてくれるのかもしれません。




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