赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

セクハラ被害者を攻撃する風潮 current topics(521)

2020-07-13 10:57:05 | 政治見解



current topics(521):セクハラ被害者を攻撃する風潮


韓国では次期大統領候補の一人と目されていたソウル市長の朴元淳(パク・ウォンスン)氏が、セクハラで告訴された後、自殺しました。

与党の「共に民主党」にとっては、セクハラ問題で辞任した釜山市長の呉巨敦(オ・ゴドン)氏、強制わいせつ罪などで実刑が確定した元忠清南道知事の安煕正(アン・ヒジョン)氏に続いて、スキャンダルがとどまらない状況になっています。

この問題について、友人から以下のようなコメントをいただきましたのでご紹介します。



ソウル市長が女性秘書からセクハラで訴えられ、市長が自殺する事件が起きました。

以前、日本の著名なジャーナリストが女性を酔わせ性行為に及んだとして訴えられた事件を思い出しました。
実は二つの事件には共通していることがあります。

日本の場合は告発した女性を嘘つきだとか、自分から誘ったのだとか、同意の上での行為だったなど、
逆に告白した女性を貶めるような言葉で責めた人たちがいました。
杉田議員や自民党サポーターの人たちです。

韓国でも同じように告発した女性に対する激しい攻撃が韓国与党と与党支持者を中心に始まっています。

両者とも事実をなかったことにしていること、性暴力の被害者をさらに侮辱していることが共通しています。
人間として極めて程度が低すぎる行為です。

その意味では日本人も韓国人も大して違いません。政治家の民度の低さは同じように見えます。


人間は権力側に立つと、何をしてもかまわない、女性を意のままに扱って構わない
という思想が根底にあるようです 。

このような時代遅れの風潮から私たちは早く脱しなければなりません。



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