あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

にしみたか学園

2008-10-29 09:02:17 | Weblog
28日は総務委員会の視察
ということで、
三鷹市役所へ「にしみたか学園」について
教育委員会から説明をうけてきました。
小中一貫教育推進担当課長である川崎知己氏から
1時間余りにわたり、経緯、その背景、学園の現状などなど。
そのあと、質疑を行ってきました。

該当学区の保護者、地域の方、ひいては
市民全体への理解をどのように行ったのか、
興味あるところだったのです。
市長の公約で教育委員会も知らないところで
「小中一貫校」がでてしまい、
教育委員会が全市民へ細かく、地域をまわり、説明に
歩いたそうですが、市民からは「大反対」
白紙撤回したあとに再度、市民とともに検討委員会を立ち上げ、
時間をかけて検討、推進を図っていったとのこと。

もともと、。三鷹市は市民の参画意識がとても高いところで、
教育にかんしても「容赦ないですから」。

特区指定でないので、学校教育法に基づき、
児童、生徒はそれぞれの学校に所属し、
「にしみたか学園」の児童、生徒ではあるけれど、
「井口小学校」「第2小学校」「第2中学校」に在籍しています。
卒業証書も在籍校の校長先生から渡されます。

9年間は3校共通のカリキュラムに沿って進められる、
ということなのでした。

「学級王国」をつくらせない。という川崎課長のことばに
「そうなのよね~!」と膝を打ってしまいました。
実は私は小学校のときにまさしく担任の先生の
「自分がやりたいようにやる」授業を受けていたから。
あれこそ、「学級王国」だったといまにして思います。

ただ、私は事前に今年の5月に報告されている
「平成19年度検証報告書」を読んでいたのですが、
その中で「小中学校の交流事業などで一部、児童、生徒に
負担がかかっている」
「教員に一人一台のパソコン配備とスキルアップ」
「異動などに伴う、教員の当事者意識、小中一貫教育に対する理解、認識に
個人差がある」という点に関して、川崎課長からは
満足のいく答が得られなかったことは残念でした。

さて今日は介護ボランティアに行ってきます。

小中一貫校についてはさらに「勉強」します。