あかねの出来事

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今日はどういう一日だったでしょう?

二分の一の成人式

2012-02-25 16:32:14 | Weblog
富士見小学校で開催された「第4回土曜公開」へ。

各学年、各クラス、拝見させていただきました。
2年生は地域の方とともに
「昔遊び」。
地域の方とのコミュニケーションも素晴らしいなあ!と
思いましたし、子供たちが「昔遊び」に興ずる姿をみると
こうした遊びは、やはり時代の移り変わりに消えることなく
伝承されていってほしい、と思います。

平成20年に文部科学省は「学校支援地域本部」をスタートさせました。
平成18年におよそ60年ぶりに改正された教育基本法に学校、家庭、地域の連携協力に
関する規定が新たに盛り込まれました。

○教育基本法

(学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力)

第13条  学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする。

学校支援地域本部は、これを具体化する方策の柱であり、学校・家庭・地域が一体と
なって地域ぐるみで子どもを育てる体制を整えることを大きな目的としています。

今日、拝見させていただいた取り組みもこれに近いものに
思いますが、羽村市でも来年度の事業に本格的な実施が
示されています。
これからさらに、地域の教育機能を、地域住民の力をフルに活用しつつ、
学校を中心に再構築されていくのかもしれません。

さて、4年生では「二分の一の成人式」が行われていました。

10歳になった自分を振り返り、
思うこと、そして、これからの自分について
保護者の皆さんへ「お手紙」を書き、
今日は保護者の皆さんの前で読み上げていました。

いままで育ててくれたことへの感謝、そして反省。
これからの自分の思いを一生懸命、言葉にし、
あふれる涙をぬぐいながら読んでいる姿に、他の児童達も
もらい泣きです。

子供って親の苦労をきちんとわかっているんですね。
けがをしたときに心配させたこと、
そして、楽しかった出来事、きちんと一つ一つ、覚えているのです。

お手紙を渡された保護者からは感想、そして子育てしての「喜び」が
伝えられていました。
勿論、保護者の方も涙・・・

思わず、私ももらい泣きしてしまいました。

二分の一の成人式。

本当の成人式を迎えたときに、今日の「成人式」を
覚えていてくれたらいいなあ・・・と思います。

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