あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

練馬区の「白石農園」の取り組み

2014-05-22 21:37:34 | 社交ダンス

   

今日は体験農園の先駆けである白石好孝さんのお話しを伺ってきました。とにかく、発想の「豊かさ」に感動。

農業関係者、そして「農」に少しでも関心のある方には
有名な白石さん。

体験農園を開園した経緯は
「「地域とうまくやっていく」
「地域に開かれた畑にしていく」という発想の転換。

それまでは、ご近所から
「肥料が臭い!」と怒鳴りこまれたり、畑のキャベツに犬の糞を
させられたり。。。

「ご先祖様からの土地をまもる」という農家(これは当たり前のことだと
私も思います。)にとっては、後から住みだした住民の
主張には「ふざけるな!」という本音があったそうです。
しかし、お互いににらみ合ってもしかたない。・・

だったら!という切り替えだったのですね。

体験農園は相続制猶予も受けることができる・・・と相談にいった
区役所職員の知恵。
つまりは農主が畑を自ら耕作し、農園(畑)の生徒は
援農ボランティア、アルバイトと同じ立ち位置です。

国税庁にもしっかり確認をとり、開園!

私も体験農園の生徒なので、あらためて「体験農園」の仕組みを学ぶことが
できました。

白石さんの言葉でとても印象的だったのは
「農家はカルチメイト、つまり、耕すが基本。百姓の魂は農にある」でした。

カルチメイトはカルチャーの語源。

そして、白石さんは行政や私たち、地域住民に対しても
素敵は発言をしています。

「行政の仕事は現場から生まれた知恵を形にすること。仕組みをつくること。施策に立ちあげて
いくことにあります。私たちにしてみても「行政の批判の愚痴」を肴にして
飲む酒よりも「なにか面白いことをしようじゃないか」心ある行政マンと「悪だくみ?」を
しながら酌み交わす酒のほうが美味しいにきまっています」

羽村市にも素敵な農家の皆さんがたくさん!

更にいろいろとお話ししてみたくなりました。

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