夏の青春18きっぷ、2回目を使用した。
行き先は毎度おなじみの長野県は上諏訪。
サンリツ服部美術館へはいつも青春18きっぷ利用で。
(それ以外で訪れたことがない)
初訪問から12年。もう、十数回も足を運んでいるだろうか。
ただ、今回は初めて日曜日に乗った。
びっくりした。
八王子以東の客層が違う!
てか、八王子駅で乗り込む際にリュック背負った登山客の多さに圧倒された。
(1人だけ、場違いな感じ~)
だいたい八王子を6:30前後に出発する松本行きなんだけど、
ダイヤはビミョーに変化しているんだよねぇ。
6:31発の時もあるし、6:30発の時もあった。今回は6:35発。
上諏訪駅の到着時刻も9:30前後。今回は9:30。
で、登山客の行き先は富士山の人は大月で降りる。(富士急行線に乗り換え)
他は南アルプス多し。同じボックスに乗り合わせた7人組(男性4人、女性3人)は
1泊で北岳へ登頂するらしかった。
大学生かなぁと思ったけど、どうやら社会人のもよう。(ゆとり世代なせいか、おぼこく見える)
彼らも含め、甲府駅でどっとと降りて、後は足を向かい側にのせてまったりできるくらいにガラ空きになった。
上諏訪駅はお盆休み最終日ということもあり、ちょっと人が多かったかなぁ。
(午後の特急の指定席は満席だとアナウンスが入っていた)
ふーんと思いながら、日傘をさしてサンリツ服部美術館へ。
途中、水陸両用バス目撃。(交差点の角を曲がるのに、めっちゃ苦労していた)
「諏訪湖ダックツアー」というらしい。
55分で2,800円かぁ。
で、徒歩15分弱で到着。
『茶人に愛された数々の名碗』を堪能。日曜日のせいか、人も多め?(といっても数人ですが)
1時間強かけてじっくり鑑賞。
日曜日でも隣のタケヤ味噌のショップは営業していたけれど、パス。
来た道をテクテク戻る。平日じゃないしねぇ。郵便局へ行く用事もないし。
改札前で峠の釜めしを購入。
改札内に入って、足湯に浸かる。
うっかりタオル忘れちゃって、しかたなくタオルハンカチを使う。←充分、ことは足りた。
11:27の高尾行きに乗車。
いつもなら渡線橋を渡って三番線ホームから乗るんだけど、この夏のダイヤは1番線(足湯のあるホーム)
時間をほぼ同じくして、下り線にも松本行きの普通電車が来て、特急の通過待ちに入る。
なので、発車は上り線より遅い11:33。
下り線もねぇ。以前、下諏訪へ寄った時とか松本以北へ旅行した時は11:10くらいだったなぁ。
美茶道具鑑賞が超慌ただしかった。
上り線も11:35とかだったのに、今は早い。なので、微妙に滞在時間が短い。
だから、JRの時刻表把握はやっかいだと思いながら、ホームに立っていたら上り線が来た。
一足早く到着した下り普通電車の車両がロングシートだったので、「まずいっ!」と思ったけれど、
上り線はボックスシートだったので、ホッとした。
考えてみたら、私が八王子から乗ったボックスシートの電車が松本まで行って、
折り返し運転してきたのに乗って帰るわけだから、ボックスシートなのは当たり前。
行きがロングシートだったら、帰りもそうだと思えばいいワケで。
特急は満席だそうだけど、普通電車はガラガラ。
ボックスシートに各1名ずつ座る感じ。
乗り込んで、釜めしを開封。
お目当ては蓋。
モノは過去にも食したことがある。
まぁ、昔懐かしい味ですなぁ。
へぇ~。器は益子焼ですかぁ。
わざわざ1,080円も出して釜めしを食べたのにはワケがある。
器を湿し灰の保管容器にしようと思って。
先生曰く「湿し灰の保管は信楽焼の壺!」。
何年か前は備前焼の素焼きの壺って言ってたけど~
高校時代の友人が備前の窯元に嫁いでいるので、聞いてみたら「備前の素焼きは商品として成立しない」。
って、困らせちゃったけどねぇ。
常滑焼は?と聞いたら、「そんなもん、ダメ」って言ってたし。
釜めしの容器は内側は釉薬かかっているけど、外側は素焼きだし。
プラスチックよりはマシ?
実は自宅に以前に買い食いした釜めし容器が一つあるんだけど、惜しいかな、蓋がない。
その時は見立て道具を探すのに凝っていて、釜めし容器が建水に出来るのではないかと思っていた。
明石のひっぱり蛸の容器が建水に使えそうだったからねぇ。
しかし、釜めし容器は建水には使えそうにないなぁ。持った感じが。
でも、まぁ一応とっておくかぁ。でも、蓋はいらないよね。と廃棄してしまった。
あぁ、未熟だったわ。10年前の私。
で、食べ終わった容器は帽子に入れて、さらにカーディガンで包んで大切に持ち帰った。
ということで、半分は釜めしねらいの信州旅。
お気楽に1日が過ぎていった。(帰りは寄り道して合計12時間の旅~)
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