『魅惑の朝鮮陶磁/謎解き奥高麗茶碗』 根津美術館 ※3月26日(火)まで
先週、久しぶりに根津美術館を訪れた。
最近は茶道具展にこまめに足を運ぶ情熱もなくって。
でも、朝鮮陶磁はともかく井戸茶碗や伊羅保といった高麗ものは観たいなと思った。
正直なところ、大陸の「朝鮮」ものはあまり興味がない。
だけど、和館窯はなんとなく好き。
御本立鶴、茂三、玄悦は趣きがあってよいなぁ。
紅葉半使や呉器もね。
根津美術館といったら、青井戸茶碗「柴田」。久しぶりに再見できて嬉しかった。
(私の中の「井戸の茶碗」(落語)に出てくるのは柴田井戸のイメージなんだよねぇ)
珍しいところで、遺跡から出土した陶片展示があったのがよかった。
奥高麗高麗茶碗は唐津だ~と思って、ざざっと見たので、これ!という印象は残らず。
あと、第六展示室の茶の湯。
「春の茶の湯」と題して釣り釜とその取り合わせ。
1階の企画展示とリンクして、こちらでも三島、高取、玄悦写といったお道具が出ていた。
「送別偈」の掛物がいかにも3月の時期にぴったりだなぁと思った。
渋い日本文化ということか、外国人観光客が少なくてホッとした。
★根津美術館のバックナンバーリストはこちら
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます