Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

冬至~一陽来復です

2012年12月21日 12時14分06秒 | 二十四節気七十二候
この師走は忙しくて、クリスマスのイルミネーションを見ても年の瀬気分になれない。

そうこうするうちに冬至がやってきた。

1年で一番昼間の時間が短い日。
日出は6:47、日没は16:32。

でも、仕事も大きな山場を一つ超えた。

まだまだ山は脈々と続いていて、
気分はアルプスの尾根を歩いているような気分だけど、
でも、一陽来復。

今が底。
これからまたベクトルは上に向かっていくと信じて生きてゆきたいきたい。

昨日、業務の一環で受けたセミナー。

現代のビジネスマンって、意外と「今」をみていない。

過去の実績やデータを元に計画を立てて、“未来”を粛々として遂行しようとする。
だけど、えてして失敗する。

それは計画を立てている時点で「今」を見落としていたから。
「過去」から「今」に至るまで変更や変化は必ずあるはずで、
その軌道修正を考慮して、計画を立てなかったから。

また計画に従って、遂行する段階でも状況の変化は当然あるわけで。
もちろん、「実際やってみたら、想定とは違ってた~」ということもあるわけで。

臨機応変に生きることも必要かなと。

昨日、(茶道の)初心者教室に通っている方から質問を受けた。

「昨日のお稽古では御餅みたいなお菓子が出て、
 『お菓子をどうぞ』からお茶が出されるまでの間に食べきれなくて

そもそも、薄茶席では干菓子が出るから、食べきれないことはない。
それにそういう餅菓子は懐石料理をいただいた後で食べて、それから席をいったん退出し、
濃茶席ではお茶をだけを喫するので、そういうこともない。

ということを説明してから、

「ただ、お稽古ではそういうわけにもいかないから、一旦は左横に避けてお茶を取りに行く」
と応えた。

もっとも、お茶を点てる側も点てながら客の様子を観察し、
お菓子を食べるのに時間がかかっているなーと思ったら、動きをスローにするなど調整して、
遅らせて出す配慮も必要だよね。


ともコメントしておいた。

まぁ、菓子とお点前の実力などを考えながら、スムーズに喫茶できるよう予測を立てる。
って、ことは「はたらき」といっって、そういうことも茶道の稽古なんだけど、ネ

『旧暦で楽しむ日本の四季 二十四節気と七十二候』 (別冊宝島 1936 スタディー)
クリエーター情報なし
 宝島社 2012年刊



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