オレンジカフェ

2人の男の子の子育てと仕事の話、おいしい話、時々気ままに。

悲しい別れ…

2008-10-24 09:01:07 | Weblog
叔母の告別式が昨日終わった。
叔母はキリスト教だったので、
通夜(前夜式と呼ばれるようだ)も
告別式も教会で行われた。
教会式の場合、御祈りや賛美歌を歌うなど、
じっと座ってお焼香だけを行う
普段の通夜や告別式とは少し違う。

牧師が本人の略歴を紹介したり、
お焼香の代わりに献花がある。
きっと仲がよかった信者の皆さんもたくさん来ていたみたいで、
歌われる讃美歌も迫力があり、よけいに悲しくなった。
ずっと教師をしていたので、教え子や同僚の先生、
自宅でいろいろな教室もしていたらしく、
本当に多くの人の列席があった。

喪主で息子のYも少し驚いているようだった。
本当に、周りの人からも慕われていた叔母の人柄を
改めて思った。
私も、叔母のことをいろいろ思い出して、
どうしてこんなに早く亡くなってしまったのか…と
つらくなるばかり…。
母もすぐ下の妹が先に亡くなったことを
受け入れるのがつらいらしく、
最後のお別れで顔を見ても実感がわかない…と言っていた。

息子のYは本当にしっかり喪主を務め、
前夜式でも告別式でもしっかり挨拶をしていた。
Yにとっての母像は、本当にずっと仕事をしている教師であり、
音楽や絵画にも興味がある芸術家だったらしい。
一度、遊びに行ったときに私が働きながら
子育てをしていることを話すと、
「保育園はちょっとな~」とやはり寂しかった気持ちを
ポロリと話してくれた。
叔母は女性でも働き続けた方がいいと、ずっと言ってくれていた。

それでも、二人の関係はよかったと思う。
叔母は、本当にYがかわいくて、大切にしていたと思うから。
旅行もいろいろな所に行っていたし…。

この2日間、Yの涙は見なかった…。
たぶん、悲しんでいる暇もなかったのかもしれない。
しっかり状況を受け止め、集まった親戚や母親の友達の相手を
こなしていた。本当に感心した。

この忙しいバタバタした時間が終わった後、
寂しさを感じてしまうのかな~と思うと、つらいよね。
天国で叔父と叔母が安心して息子の成長を見守れるように、
できる限り力になれたら…と思う…。

どうか安らかに…





コメント
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