私には生き菩薩様だと思う大好きな友が何人かいます。その中でまほさん(仮名)という方を紹介します。
何年もハガキをくださる大切な方。心の友。

若くして、ある日突然倒れ壮絶な闘病生活を経験し一生懸命に生きておられる方です。闘病の時から詩をかかれて、その時、その時の気持ちをストレートに書き記しています。
出会いは不思議で、もう15年くらい前。ある友人がまほさんの詩が好きだと紹介してくれたのがきっかけです。私もまほさんの詩を読み、心をぎゅっと掴まれました。
その醸し出すことばが煌めく光となりわたしの中に入ってきました。深い悲しみと優しさ。決して諦めない強さ。沢山の涙と苦しみと諦観。覚り、悟り。慈悲と慈愛。自然と涙が出てきました。
若かった私は、まほさんの詩を読みあさりました。わたしは何も病を経験していないのに、まほさんのことばにわたしの心が共鳴したのです。
その後、まほさんが書いた自費出版の詩集があることを知りました。どうにか手に入れようと探しました。ネットで探すと最後の一冊でした。あった、、、神様が残してくれた、、と正直に思いました。即ネットで注文しました。今はネットで全て見ることができます。
妹が病気になる前にまほさんのことは知っていました。その後、まほさんをわたしに紹介してくれた友人を通じて、まほさんが私と繋がり、まほさんは後に妹の病のことを知り心配してくれました。病の置かれた現状にも心を寄せてくれました。
私がまほさんの詩集の最後の一冊を手に入れたことも喜んでくださいました。その後、個人的にメールをくださったりして、ハガキをくれるようになりました。握力を失った手で文字を書くことは出来ませんので、タイプでハガキをくださいます。その御心が毎年嬉しいのです。
妹が淡路島で治療をしたのは、まほさんの詩を好きな別の方が、まほさんを通じて、妹の病を治せるかもしれないと私に連絡をくれた事からでした。
だから、淡路島の治療家もそうですが、まほさんも、繋げてくれた友も、全て見えない糸で繋がったような気もしていて、妹の命の恩人だと今でも思っています。
ネットのない昔なら出会いはなかったですから。昔なら出会いはかなり限定されます。しかし、今は良いのか悪いのか、誰でも知らない方に繋がり意見を共有したりできます。
わたしはこの素晴らしいネットに感謝しています。
出会いを良くするのも、悪くするのも自分次第だと思っていますから。ネットの繋がりも自分次第ですね。無理に繋がる必要もなければ、気持ちの赴くままに繋がり学ぶ事もできます。
学校では、知らない人とは繋がらないとか教えているようです。炎上や悪用もネットはありますから幼い子への注意喚起は大切です。
しかし、わたしは皆さんのブログから香りを感じて、知らない方でも、その方の経験から感じられたプラスのものを共有できて、うれしく感じます。
綺麗事を書く事もできるし、実際とは違うかもだけど、ブログに訪問して読まさせていただくと、その言葉が香りのかたまりとなって感じます。
等身大よりきれいに書いたって良いじゃない。日頃は心に浮かんでは消える雲みたいな日常を言葉に残すって素敵。
歌が好きな人は歌い続けてほしい。
好きなことを、文字に形にしてほしい。
繋がっていただいた皆さんのブログにお邪魔して、沢山の心地よい香りをいただいています。日々感謝しています。ありがとうございます。