「うさぎや」と言えば、どら焼き。
と教えてもらったのは30年くらい前の話
友人の家では、お使い物として上野のうさぎやのどら焼きを
用いることが多く、お裾分けをもらったものだ。
社会人になり、職場の隣にある鰻屋さんからは
盆暮れに「うさぎや」の最中をいただいていた
ギッシリと2段になって詰まっていて、箱はズッシリ重い。
そんな懐かしさからか
かに福の後、帰り道にある、うさぎや日本橋に立ち寄った。
うさぎさんの写真を撮って良いですか?と聞いたら
「いいわよっ これは〇〇 〇に書いてもらったのよ。
ほら、昔はそういうものじゃない?
この包装紙もね、書いてもらったのよ。」と教えてもらった。
〇〇 〇 の名前がちゃんと聞けなかったことが問題なのだが
何せ、次から次にお客さんが来て話している場合じゃないのだ。
うさぎさんの額には「隆」と烙印があった。
次回に行った時には、もう少しちゃんと聞いて来ようと思う
上野うさぎやの方が、どら焼きの皮がふかふかしているような
気がするが・・・・美味しい小豆で香ばしい皮だった。
包装紙を見ながら、そうだ、自由が丘のモンブランも東郷青児の
包装紙だったよなぁ~と思い出しつつ、
老舗だなぁ~と思いながら、どら焼きをしみじみいただいた