今日で平成が終わり、明日から令和になる。
数日前には、通勤路の八重桜は散りゆき、歩道は花びらで埋まる。
昭和が終わる時は、突然やってきたが
平成が終わる時は、準備期間がそれなりにあった。
それなりにあると、2000年の時の「ミレニアム」のように
「平成最後の**」「令和初の**」が取り上げられている。
2000年と違うのは、祝日が増え世の中10連休になったこと。
ワタシは出たり入ったりで、わりと日常に近いが、ややゆったり。
そんな連休前半に、平成最後の33回忌の法事があった。
お坊さんが来るまでに まず、掃除
掃除をしていたらお坊さんが来る・・・
お経をあげる前にお話しがあった。
「供養は、人と共に養うと書く。故人を養うと共に、自身も養うもの」
「33年の刻を養う。」とのことだった。なるほど・・・
30分近いお経の間、私の人生の2/3にあたる33年間を振り返ってみた。
様々な出来事があったし、色々な感情もあった・・・
これはこれで受けとめ、今がある。
法事の日は青空の下、お坊さんのお話とお経を聞き
とても心落ち着く時間だった。
働くことが好きだった?父の法事にふさわしく、
ワタシの33年の大半は平成の30年間で「働く30年」だったと思う。
そんなことを思い、感じた連休前半。
新緑が眩しい霊園では、藤が盛りを迎えていた。
時代も季節も変わり、巡る。
働くことは大変だが、これからも一所懸命働きながら、
心豊かに過ごしていきたいとこころから思った、平成最後。