
2025年03月07日(金曜日)午前5時35分:[ 1c/7c/50% ]{ pm09:00-am04:20 } 小雨のち晴れ
「せんせ、便秘解消の薬下さい。」「そんなもん、内科で貰え、ワシャ、知らん。」泌尿科の老先生に、尿管の内部の炎症でおしっこが止まってしまったとき、それは管を1週間ほど挿入したままにして、炎症がおさまり解消したが、その1週間の出来事で、どんな理由か不明だが、便秘に苦しんだ。
日頃、便通のいいほうだから、便秘になると胃腸の働きさえ鈍くなる。
「だって、せんせ、胃腸がちゃんと働かなきゃ、先生の所で貰っている薬だって、役に立たないでしょ?」「そりゃそーだが、まあ、仕方がないか。」と弱いマグネシユームの便秘薬を処方して呉れた。
幼い子供のころから、ジャムトーストしか食べないイギリスの青年が、20歳の時、健康診断を受けて、多少貧血気味だが、1m80センチの身体は「健康」だった。朝鮮戦争の頃、韓国で生まれた一卵性双生児が、幼児の時、韓国とドイツに分かれて育てられ、20年後に韓国ソウルで再会した。
外見は、身長体重ともに、全く瓜二つだった。
そんなことを念頭にしていると、毎朝の「おむすび」の中で展開される栄養学が、そんなもん「イワシの頭も信心から」と同様な、フェイク信仰に毛が生えた程度だとしか、思えない。人間の身体は、もっと深いのだ。
大事なのは、胃腸。特に小腸と大腸。すべての消化と免疫力をつかさどる。そして、腎臓。これは、内臓全般のフィードバックをつかさどる司令塔。胃にポリープがあったと、内視鏡で除去する? 検査しなきゃ、分からない。知らずに過ごせば、自然治癒しているかもしれない。大事なのは「知らないこと」だ。「大往生したけりゃ、医療と関わるな」という本がある。
ずいぶん昔に読んだ。
ところで、第二次大戦の時、ナチスドイツの進撃をレニングラードで死闘を繰り返して食い止めた、スターリン。敗走するドイツ軍を追い詰めて、結局、ヒットラーを敗北させたロシアは、同胞2700万人を犠牲にしたのだ。
ドイツで700万人。日本で300万人。その死者の数を比べたら、ロシアの犠牲のすさまじさが分かる。そのナチスを追い詰めて勝利した記念日を、今でもプーチンは先頭に立って、祝うのだ。彼の頭の中に、ウクライナ戦争でロシア兵が80万人や100万人が犠牲になっても、意に介さない。
ヒットラーにしてもレーニンにしても、いや、もっと古い歴史でも、ヨーロッパは大量の人殺しの歴史ばかり。ついこの間、といってもいいほど、歴史的には、古い話ではない。その残酷、残忍さは、我々東洋の人間の感覚をはるかに超えることを、忘れてはいけない。
あ、明日は、大土呂の自動車学校で、認知症の検査がある。
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