のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ツアーガイド、ジュリ

2008-05-07 | KA
 大好きなジュリがラスベガスを訪れる今日、毎日のように出演日になることを願っていましたが、配役表が出ると代役の日…。代役の代役をすることになるといいな、と考えていると、それは誰かの具合が悪くなることを願っていることと同じことと気付き、そう考えないようにしました。でも、何か特別なことがあるかもしれない…。ひたすら待つしかありませんでした。
 英語のクラスを受けているとMGMから電話。電話を受けると「今日は人手が足りないのでショーに出て下さい。」私の中では、じっと待っての知らせ。こういう事って…と思いながら、心の中で「よし。」と言い、親指を上げました。
 ジュリのことを思っていると温かい気持ちになり、舞台の上では彼女が優しく「Beaute、ボテ。」という姿がひたすらに思い起こされました。
 私は3月ぶりの再会、みんなにとっては久しぶりの再会です。誰もが彼女の再訪を喜びました。
 もちろん、ショーの後は居酒屋へ。彼女はいつものように、梅酒と、エビのてんぷらと、お茶漬けを頼んでいました。
 彼女は今、ツアーガイドとしてアメリカの西海岸を回っています。ラスベガスも周遊都市に含まれていたので会うことができました。ウエイトレス、女優、写真家…いろいろな今までの経験が今の仕事にも活きていると。ツアーの中での面白い話をたくさん聞くことができました。
 ジュリのお蔭で、今日もみんなでたくさん笑いました。「今日は実は3時5分まで代役の日だったのだけどね…。」と話すとビックリして、それから手を取って喜んでくれました。彼女を午前3時にホテルへ送りました。翌朝は6時半に起きてみなさんの案内をするそうです。