のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

カレイの煮付け

2010-01-25 | 日記
 この休暇、アーティストはみなで休んでいましたが、バックステージテクニシャンの方々は、舞台の整備や掃除など、毎日働いて下さっていました。今回、舞台整備の注目は、大きな舞台、クリフデッキを動かしているガントリーの音が無くなるようにすることだったようです。それが上手くいくかいかないかで、私の一人リハーサルが出来るか出来ないかが決まることになっていましたが、無事にドライテックに参加させて頂くことができました。
 KAは、時に舞台装置のことばかり話題に上がり、アーティストのことを忘れられてしまうことがあります。それどころか、アーティストのことをかわいそうに言われてしまうことさえあります。でも、舞台だけ動かすドライテックを見ていれば、たとえ大きな舞台が信じられないように動いても、始めてみたら驚くかもしれませんが、アーティストがのって、物語の中で役割を果たしながら舞台が動いているのを見た時の驚きとは比べ物にならないことだということが分かるはずです。アーティストが居るから、あの舞台装置が活きるのです。
 今日のドライテックは順調に進みました。私はいつものように緊張をしながら舞台にのせて頂くと、軽く途中まで通し、踊る曲が始まると、もう一度はじめに戻って本番のように踊り始めました。始めのうちは、いろいろなことを確認するように踊っていましたが、そのうちに嬉しさが込み上げてきました。そうすると、休暇中に働いていて下さっていた方々に対して、お礼の気持ちが湧き上がり、いつもよりも笑顔いっぱいに踊っていました。久しぶりの緊張は心地良かったです。
 今日は、カレイの煮付けを夕食にしました。こうやって毎日いろいろなおかずを作ることは楽しいです。休暇前は忙しくて、食事の用意に限らず、いろいろなことがおろそかになっていました。カレイの煮付けだって、決して時間の掛かることではありません。今年はもう少しゆとりを持って、脳にも嬉しい食事をしていくように心掛けたいと思います。